C経営

【過去問先生】問題リード文に学ぶ技術経営

長い問題文は、何か言いたげ。

「問題リード文に学ぶ」シリーズとは何かといえば、

  • 過去問冒頭の前置き(リード文)に注目し、
  • 出題者が教えたい知識がここに詰まっていると仮定。
  • そしてどの領域で何が書かれたかをエクセルに一覧化し、
    朝スマホで読みやすい様にデザインし、知識チェックに活用。

ここまで順調な方は知識の定着。そうでない・・方は苦手科目の克服に。

当シリーズの使い方(例)
当記事の使い方(例)
・通しで読むより、まず見出しだけを拾い読み。
・次に用語の定義、最後にリード文の順に、3分以内で読んでみる
・見出しと定義だけ読み、問題リード文の内容が浮かべば記憶完了。
・問題リード文の教えを体得すると、ほぼそのまま「2次」で使える。
・内容を思い出せれば、間髪いれず今晩中に解き直す→記憶完了。
・内容を忘れていれば、テキストを読み直し。日を改めて過去問トライ。

ヒトの脳は、少し間を空け、繰り返し出会った知識を重要と判断し、勝手に覚える。

もしリード文が、出題者が教えたい、ひいては「2次」で出したい所なら、ここで差が付く。では「経営」の中では親しみやすい「技術経営」のリード文から開始。

§5技術経営

第2⃣節 イノベーション

イノベーション  当シリーズの用語引用の出典は特に注記するものを除きスピテキ
創造的なアイデアを実行に移すことで企業に新たな利益をもたらす全ての変革のこと

H27第9問

社外の企業や研究機関と連携して展開されるイノベーションが注目されている。そのようなイノベーションへの対応や課題に関する記述として、最も適切なものはどれか。

H28第4問

現代の企業にとって、外部組織との連携の活用は、事業の競争力を構築するための主要な経営課題となっている。ヘンリー・チェスブロウは「企業内部と外部のアイデアを有機的に結合させ、価値を創造すること」をオープン・イノベーションと定義した。技術や市場の変化の激しい経営環境では、経営資源の制約のある中小企業にとっても、新製品開発でのオープン・イノベーションの必とう要性は小さくない。①オープン・イノベーションにはメリットとデメリットがあり、オープン・イノベーションによる競争力の構築にあたっては、経営者の戦略的な判断が問われる。自動車産業での密接な企業間関係に見られるように、日本企業も企業外部の経営資源の活用に取り組んできた。近年では、②大学や公的研究所などの研究組織との共同開発に積極的な取り組みをする企業も増えている。

中小企業が大企業に物量勝負を挑んでも勝てない。そこで差別化、短納期対応、知財戦略と様々な工夫を凝らすが、有力手段のひとつがイノベーション。

第3⃣節 製品アーキテクチャ

どのようにして製品を構成部品に分割し、そこに製品機能を配分し、それによって必要となる部品間のインターフェースをいかに設計・調整するか。

H25第8問

製品の設計が、部品間のインターフェイスが単純なモジュラー的な場合と、複雑で調整が必要な擦り合わせ的な場合とで、製品開発や技術開発の進め方が異なる。モジュラー的な製品開発や技術開発に関する記述として、最も適切なものはどれか。

H27第10問

製品アーキテクチャがモジュール化するにつれて、技術戦略は変わってくる。そのような変化がもたらす部品メーカーの状況や、部品メーカーの変化への対応に関する記述として、最も適切なものはどれか。

製品アーキときたら、モジュール化→電機メーカーの失策+自動車業界バンザイで、当試験の解答方針は鉄板。「運営」「事例Ⅲ」で外せない考えなので、ここは熟読。

第5⃣節 ベンチャー企業のマネジメント

社会全体でのイノベーションを活性化させるためには、多くのベンチャー企業の誕生が望まれる。

H26第10問

創業間もないベンチャー企業は、新製品や新サービスを受け入れる市場が一様ではなく、いくつかの異なったグループによって構成されていることに着目する必要がある。新製品・サービスの販売に悪戦苦闘する場合にみられる「市場の断層(キャズム)」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

H27第8問

技術開発型ベンチャー企業が自社開発の技術の成果を商品化していくプロセスは、いくつかの段階に分かれている。研究段階では研究開発チームなどでシーズを創出し、開発段階では研究から開発へと発想転換してマーケティングによる仕様の絞り込みで製品開発に取り組む。そのうえで、開発した製品を市場へ投入して事業化を成し遂げ、事業の拡大を意図した戦略をもとに生産・販売体制の確立を進めていく。しかし、段階を進めていく過程ではいくつかの障壁に直面し、その回避策を考える必要がある。研究段階から事業化に至るまでの障壁には、①基礎研究で開発されたシーズの社会的な有用性が識別しにくいことによる「デビルリバー(魔の川)」、応用研究と製品開発の間で十分な資金や人材などの資源を調達できない「デスバレー(死の谷)」があり、事業化を成し遂げた後にも、②市場で直面する激しい競争状況を意味する「ダーウィンの海」と呼ばれる障壁がある。

H26第10問は、「キャズム」を教える良問。H27第8問は、デスバレー・ダーウィンの海・デビルリバーの違いを教える良問。「2次」でベンチャー企業が問われることはまずないけれど、

経済活性化、GDP向上にはイノベーションが不可欠
イノベーション活性化にはベンチャー育成が不可欠

と出題側(正確には経済産業省)が考えていることは押さえておく。

§6連携

第1⃣節 企業間連携

今日、環境の不確実性の高まりにより、自社単独による競争優位の確立は極めて困難になってきている。こうした事態を受け、業種を超えた外部企業との連携を図る動きが活発である。

H25第9問

産業の空洞化が進行したり、国内市場が縮小したために、国内にとどまる中小企業は販売の低迷に直面する例が多くなっている。他方、拡大するアジアの市場を目指して海外進出する企業にも数々の問題が発生している。

H28第11問

ものづくりに強みをもつといわれているわが国の製造業であるが、近年大きな変化が見られるようになってきた。①エレクトロニクスメーカー各社の苦境が伝えられており、エレクトロニクスメーカー各社では、事業分野の再構築を図る動きが活発である。 自動車業界では、国内市場が縮小するなか、グローバルな競争に対応すべく生産拠点の海外移転や現地での研究開発の展開など大きな変化が見られる。また、②自動車のモジュール生産が本格化してきており、系列による垂直統合型の生産に変化が起こっている。さらに、環境対応技術や自動運転技術の開発が進むにつれて、自動車産業のサプライヤーにも技術の変化への対応が求められるようになっている。

異業種と連携したり、海外進出して現地資本と提携したり。学問ありきでなく、現実企業の実際を追いかけそれを理論化するのが「経営学」の面白さ。H28第11問は前述した「自動車産業バンザイ」の最たるもの。「2次」で見当はずれの解答を書かないためには、脚色して誰かに教えらえれるより、過去問で「1次」試験委員の考え方を直接知る方が正確。

第4⃣節 アウトソーシング

業務の一部について、外部の労働力を活用するもの

H24第9問

企業を取り巻く環境は、グローバル化や先端技術の開発の進展などに伴って、かつてない要因をはらみながら激しく変化している。このような環境の変化に対応すべく、企業は他の企業や関係機関と連携を模索することが多くなり、戦略的にアライアンスを組む事例も報道されるようになっている。しかし、アライアンスが意図した成果を実現するには、相手をどう選ぶかにも増して、①アライアンスのマネジメントが重要であることを見落としてはならない。 他方、市場を通じて業務の外部化を図るというアウトソーシングも頻繁に実施されるようになった。何をアウトソーシングするかの検討は慎重でなければならないが、②委託者と受託者の関係についても注意しておくべきであることは指摘するまでもない。

H28第9問

企業は市場の変化に対応するため、限られた経営資源を特定の事業や事業領域に集中特化し、事業活動の一部をアウトソーシングすることがある。

不確実性の時代には、「持たない経営」が有利になるのは実感できる。この時、コアコンピタンスは外注化せず自社保有することが鉄則。

今日のまとめ

問題リード文シリーズは、朝のスマホ学習が最適。そしてじっくり読むというより、

朝の3~4分の限られた時間で、どれだけ知識を読み取れるか。

なお、知識に出会ってモヤっとしたら、すぐテキスト等で知識を固めると記憶を長期化できる。このリード文シリーズ、もうちょっと続きます。

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