C経営

間違い探しとツッコミドリル(マーケ):②述語(結論あべこべ)

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間違いを正解に直す。

誤答選択肢のボケにツッコむドリルの効果は以前から言われていますが、難関「組織論」「生産管理」で試して返り討ちに?

そうでなく、「正解に直す」練習は簡単な「マーケ」「店舗管理」やA~Cランクから着手するのが得策です。すると受験スタイル別にこんなメリットが。

初学者
「1次」直前は、①とにかく知識を詰め込んで脳の記憶容量を増やす。②次に「正解に直して」暗記を理解で置き換えると、③使いやすく体系的な高速知識に。
2年目上級生
①「2次」で使う所は理解、そうでない所は暗記と使い分けができる。②そこで誤答選択肢のボケにツッコみ、③楽しみながら暗記を増やす
2年目上級生(保険受験)
①「1次」過去問なんていちいち解かない。②間違い下線部を探して「自分の言葉で」正解に直すと、③「2次」で使う語彙に磨きが。

いいトコばかりアピりすぎっ。でも○の数やスコアを競ってDEに夢中になるより、A~Cランクをテキスト代わりにインプットが得策だ。

はい。では今週はサービス論点の「マーケ」「生産管理」を交互に解いて、「間違い直し」学習力を底固めします。

間違い探しとツッコミドリル(マーケ):②述語(結論あべこべ)

ツッコミドリルの使い方
①過去問を回して、正解を先に覚える
②記事の誤答箇所(下線部)だけ探す
③下線部を「自分の言葉」で正解に直す
④×にする他に○に直して効果を×2倍
【全問収録】当シリーズ全4回で、H28~30「マーケ」全42マークを扱います。
タテ解きリストはこちら

H28第32問 ブランド戦略 Aランク

常識で当たる易問は、テキスト外までいちいち覚えない。

参考:和田(2002)によるブランド価値構造

顧客が製品やサービスに求める価値は、基本価値、便宜価値、感覚価値と観念価値の4つに分けられる。これらの価値に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア すべての価値を一度に高められない場合、基本価値のレベルにかかわらず、ターゲットに応じて他の価値のいずれかを強化することが得策である。
×イ 製品やサービスが顧客にもたらす基本価値や便宜価値は、普遍性や安定性が高く、顧客は価値を理解しやすい。したがって、顧客の満足を得るために企業担当者は、常に、機能を増やし、効用を高め続けることを強いられている
×ウ 製品やサービスの感覚価値は、顧客の客観的な優劣判断を困難にする。そのため、この価値を高めることで、企業は一般的に価格競争に巻き込まれやすくなる
○エ 入手の難しい高価なブランドにおいては、観念価値の作用する割合が大きく、ブランドの歴史や物語などの訴求を通じて、ブランドの高い価値を支えている。

事前知識がなくても、一目で読んで楽しく当てます。アは×レベルにかかわらず→○レベルやターゲットに応じて、イは×強いられている→○意識する。ウは×やすくなる→○にくくなる。結論があべこべです。

H28第31問 ブランド戦略 (1)Aランク (2)Bランク (3)Dランク

4つのブランド戦略といえば、ラブマシーン。古すぎっ?

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
多くの消費者の支持を得ることができた①ブランドをどのように管理し、成長させていくかは、企業収益を左右する重要な課題である。②ブランド開発戦略として説明されているように、例えば、同じブランド名を用いて、同じカテゴリーに形、色、サイズ、フレーバーなどを変えた製品を導入するA や異なるカテゴリーの新製品を導入するB がとられる。
同一ブランドでのさらなる市場浸透策が難しいと判断される場合には、同じカテゴリーに新ブランドを展開するC や、他社との共同開発という形をとり、自社のブランド名と他社の人気ブランド名の2つを同一製品で用いるD が検討される。
(設問1)
文中の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
×ア
A:ブランド拡張
B:マルチ・ブランド
C:ライセンス・ブランド
D:ライン拡張
×イ
A:マルチ・ブランド
B:ブランド拡張
C:ライン拡張
D:コ・ブランディング
×ウ
A:マルチ・ブランド
B:ライン拡張
C:コ・ブランディング
D:ブランド拡張
×エ
A:ライン拡張
B:コ・ブランディング
C:マルチ・ブランド
D:ブランド拡張
○オ
A:ライン拡張
B:ブランド拡張
C:マルチ・ブランド
D:コ・ブランディング

定番語呂合わせラブマシーンで○オ一択に。

(設問2)
文中の下線部①の「ブランド」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 自社ブランドが「拒否集合」に入っている場合、消費者は購買か非購買かの判断に必要な情報を持っていない。
×イ 製品ライフサイクルの考えに基づけば、成長期に入ったブランドは、急速に市場に受け入れられ、その売上・利益ともに増えるため、企業はセールス・プロモーション活動を抑制してもよい
○ウ 人は自分のパーソナリティに合うブランドを選ぶ傾向があるため、多くの有名ブランドは、「洗練」、「興奮」、「誠実」など、明確なブランド・パーソナリティの構築に努めている。
×エ ブランド担当者は、顧客獲得を巡り、同じカテゴリーにおいて他社とのブランド間競争に、集中して対処する必要がある。

○ウで一択に。アはを拒否集合→○非処理集合、イは×抑制してもよい→○むしろ加速に。エはよくわからないので放置でいいでしょう。

(設問3)
文中の下線部②の「ブランド開発戦略」に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 既存のブランド名を用いて、異なるカテゴリーの新製品を導入することは、当該ブランド名が元の製品カテゴリーと強い結びつきを有している場合には、容易である。
○イ 同一製品カテゴリーにおいて新しいブランド(群)を適正規模で展開することは、顧客セグメントごとの細かなニーズへの対応を可能にする。それは、製品特徴を際立たせるための有効な手段となる。
×ウ 同一ブランド名で形、色、サイズ、フレーバーなどを変えた製品を同じカテゴリーに導入することにより、小売店頭でより大きなシェルフスペースを確保できたり、バラエティを望む消費者のニーズに応えられたりするので、一般的に、リスクのない新製品導入の方法といえる。
×エ ブランドは顧客からの長期的な愛顧を目指すものであるため、同一製品カテゴリーであれ、異なる製品カテゴリーであれ、積極的な新ブランドの開発は一般的に、経営資源の効率的な活用につながる。

(設問3)は×ウをつい選ぶはずで、×リスクのない→○リスクの「少ない」には普通気が付きません。アは×強い結びつきを有している→○結びつきが強くない、エは×経営資源の効率的な活用→○初期には多くの経営資源を必要とするには直せるので、イウの2択に絞ればOKです。

H29第29問 チャネル (1) (2)Aランク
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
高性能オーディオ製品を生産しているメーカーA社は、B 地区にそれぞれ店舗を構える小売業のX社とY社に卸売を行っている。かつてはX社とY 社の小売店舗はともに、丁寧な対面販売と手厚いサービスを重視していた。ここ数年の間、X社が従来の方向性を強化する一方、Y社は販売員を減らし、店舗への投資を削減して販管費を節約し、それを低価格に反映させるディスカウント戦略をとるようになっていた。①その結果、多くの消費者がX社の店舗で情報探索し、Y 社の店舗で実際の商品の購買を行うという傾向が顕著化した②X社はY社の行動の影響による売上不振を打開するため、自らもY社と同様の戦略をとるようになっていった
(設問1)
文中の下線部①に示すような状況を表す語句として、最も適切なものはどれか。
×ア クロスバイイング
×イ ダンピング
×ウ ブラウジング
○エ フリーライディング

クイズ番組のような出題です。ショールーミングの方が正しい気がしますが、それでも×アイウにはなりません。

(設問2)
文中の下線部②に示すX社およびY社の行動がメーカーA社にもたらすであろう結果として、最も適切なものはどれか。
×ア A社はX社とY社に対して、自らの製品の小売段階における価格を設定し、それを厳守することを両社に約束させた
×イ X、Y両社による価格競争の結果、A社の製品は高い市場シェアを実現するとともに、ブランドの強化を図ることができた
×ウ X社とY社が同じ商圏の中で価格競争を通じて顧客の奪い合いを行うようになったため、A社は両社に対する卸売価格の引き上げに成功した
○エ X社とY社が価格競争を展開することによって、A社が長年をかけて築いてきたブランドイメージが毀損された。

○エ一択なので、アイウを×→○にする練習を。アは×両者に約束させた→○それは公取法違反っ、ウは×引き上げに成功した→○引き下げを求められた。イは正解エのあべこべです。

H30第28問 チャネル Bランク ※良問

2次事例のA~C社長は、たまにとんでもない思いつきを「アイデア」と言い張ることが。それを諫めるのも診断士の務め。

画像:MARULOG
企業のマーケティング・チャネルに関する意思決定として、最も適切なものはどれか。
×ア A氏は、自ら経営するメーカーが生産するLED デスクライトの大量生産のテスト稼働が始まったことから、新たに直販のEC サイトを開設し、消費者の持ち込んだデザインを反映した完全オーダーメードのデスクライトの受注生産に乗り出した。
×イ 希少な天然繊維を用いた原料を独占的に調達することができ、その素材を用いたシャツを最大年間2,000 枚程度供給することのできるメーカーB社は、少数の取引相手に販売を集約する目標を設定し、先端ファッション雑誌に広告を出稿するとともに、国内に250 店舗を有する総合スーパーでの全店取り扱いを目指してバイヤーとの交渉に着手した。
○ウ 携帯通信端末の修理に長年携わってきたC社は、大手端末メーカーと変わらない品質の部品調達が可能になったため、格安SIM カードによる音声通話・データサービスを提供する通信事業者と提携し、業務用オリジナル端末と通信サービスを組み合わせたパッケージ商品の提案を開始した。
×エ 手作りの知育玩具の製造卸D社の商品Xは、テレビのビジネス番組で報道されたことがきっかけとなり、現在では受注から納品まで1 年以上を要するほどの大人気ブランドになっている。そこで、同社は商品Xの普及モデルYを開発し、海外の大規模メーカーへの仕様書発注による商品調達を行い、100 円ショップで商品Yを同一ブランド名で販売することを検討し始めた。
×ア「運営」知識×イ「店舗管理」×エ「戦略論」ドメイン
大量生産と来たら、見込生産をっ先端ファッション⇔総合スーパー?1店あたり年間8枚?ドメインをガン無視。せめて別ブランドに・・

チャネルでなく、他科目や「2次」の知識で横断的にツッコミを入れる良問です。当サイトはこういう出題が好きだぞっ!

H29第34問 購買意思決定 (1)(2)Bランク ※良問

五感に訴えれば無意識に人は動く。当問はリンク先を最初に読んでからどうぞ。

画像:ペリジー
次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
今日の消費者は、マーケティング情報に対して知覚的過重負担に陥っている。コストに見合ったコミュニケーション効果を消費者から引き出すために、企業の担当者は、次の点に注意を払っている。①消費者が受け入れる情報や注意を向ける刺激がどのようなものであるかを理解すること、プロモーションの構成要素を適切にミックスさせること、さらには
②新たなコミュニケーションツールの活用や、統合型マーケティングコミュニケーションを実現することである。
(設問1)
文中の下線部①に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 消費者が説得的情報に接し、それらを処理するとき、無意識的な場合と比べて意識的な場合に、情報はそのまま記憶に追加されやすい。
○イ 消費者は、一般的に、事前に有していた知識や態度と合致した情報を受け入れる傾向がある。
×ウ 「天気がよい」といったポジティブな外部要因は消費者の好ましいムードを醸成するが、その結果、製品やブランドに関する説得的情報に向けられる消費者の注意は低下する。
×エ 人は接触回数が多い対象の評価や選択確率を高める。よって、マーケティング成果を高めるためには、消費者に製品や製品情報に接触したことを明確に意識させるよう工夫することが望ましい。

×アイともに、意識的より無意識に接触させることを狙います。ウは×低下→○上昇に。

IMC=統合型マーケティングコミュ。無意識にあちこちで見かけるものには好意を持ちやすい。

画像:kacika
(設問2)
文中の下線部②に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 消費者生成型の映像コンテンツを広告コミュニケーションに活用すれば、一般的に、金銭的・時間的負担はかからない
○イ 消費者は製品のデザインやパッケージなどから多くの情報を得て、ブランドイメージを形成する。統合型マーケティングコミュニケーションは、消費者とブランドとのこうした多様な接点の統合的な管理を目指す。
×ウ テレビ広告で「詳細は翌日の新聞折り込みをご覧ください」とメッセージを送る手法が増えているが、それぞれのコミュニケーションの影響力は割り引かれる
×エ 統合型マーケティングコミュニケーションにおいては、発信されるメッセージは、企業視点で綿密に練り上げられ、統合される。

アは×かからない→○減少する、程度に。ウは×割り引かれる→○相乗的に効果がある、エは×企業視点→○消費者視点です。

今日のまとめ

マーケのABランクは、解きやすく・面白く・ツッコミどころ満載の面白い奴ばかり。

そう。だから1回解いてサヨウナラでは勿体ない。年度別ヨコ・論点別タテ・誤答パターン別ナナメと、いろんな所で無意識に出会うとさらに好感度がUPします。

そうだ。いいコト言った気がするので一つアピっておこう。

IMC=統合型マーケコミュの理論によると、同じ知識に複数の科目で出会うと好感を持ちやすい。
当サイトはそれを、こんな仮説で実証済です。

ボタンを押して今日もイタダキ↓。
試験の進化は待ったなしです。

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