【法務⑦】揺りかごから墓場まで(資本市場、倒産等)


昔はなぜ「1次」→「2次」の順に、段階的に勉強したの?

答えはスクール側の教える都合です。「2次で使う知識を学ぶため」なんて勘違いをするのは、分析力ゼロの200%たまたまスト系アマちゃん自称先輩合格者。そうレッテル貼られて文句は言えません。

「2次」で使う知識、特に「事例Ⅱ」なんて大学生でも知ってるターゲット+4P程度のショボさ。

イマその理由を読み解くと、「昔は一年専念が必要なほど、2次の国語が難しかった」。つまり答えがない状態で、全員1年たっぷり暗中模索をさせられたから。うは。

ところが高スコア答案+技術革新により、標準で150h、早い人で50hあれば「2次」は合格に。そう知られると、学習セオリーが真逆になります。

「2次」は国語の読み書き試験と先に知る。
→80分では解けない文章の処理能力を競います。
「1次」選択肢を吟味し、知識と国語をWで磨く。
→理解論点⇔暗記論点の識別眼を競います。

そして今日の「資本市場~倒産」は、どうやら暗記論点。よって恒例のプレゼントを使い、出そうなトコだけ暗記します。

【法務⑦】揺りかごから墓場まで(資本市場、倒産等)

1⃣資本市場に関する知識

H30第5問 株価の算定 Bランク

「法務」ではなく、ファイナンスで学んだマメ知識。

株価の算定方法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア ゴードン・モデル方式では、比較の対象として適切な会社を選定することが難しい。
×イ 時価純資産額方式では、支配株主が不当に剰余金の配当額を抑えていると、株価が不当に低く評価されてしまう。
×ウ 実際配当還元方式では、保有する資産の価値は低いが稼ぐ力を高く有している会社の株価が不当に低く評価されてしまう。
〇エ ディスカウント・キャッシュ・フロー法では、将来の業績を予測する必要があるが、それを正確に予測するのが難しい。

診断士を受ける以上、正解エ以外に〇をつける方はいないでしょう。×イウは下線部が入れ替わり。×アのゴードン・モデルなんて知りませんが、これを選ぶ方もいないでしょう。

H27第18問(1)~(2) 開示制度 Cランク

開示で大事なのは、発行開示⇔継続開示の狙いと違い。あとは企業で総務・法務・経理に携わる方なら、ごく基本のビジネス常識。

中小企業診断士であるあなたと、東京証券取引所が運営する新興市場に上場した顧客企業のIR担当執行役員甲氏との以下の会話を読んで、下記の設問に答えよ。   あなた:「今月上場されたのですよね。おめでとうございます。」
甲 氏:「ありがとうございます。」
あなた:「でも、甲さんの仕事はこれからが大変ですね。上場企業となるといろいろ情報開示が求められますし。」
甲 氏:「そうですね。一口に企業内容の開示といっても、法定開示、適時開示、それに任意開示があって、何か起こったときにどれに該当するかはなかなか瞬時には判断がつきません。あと、開示内容が誤っていたり虚偽記載があったりした場合の法的責任も重そうですよね。例えば有価証券報告書に虚偽記載があった場合、どのようなペナルティがありますか。」
あなた:「当局に提出して開示した有価証券報告書の重要な事項について虚偽記載があったり記載が欠けたりした場合、有価証券の発行者である会社が課徴金を国庫に納めなければなりません。課徴金の金額については、その発行会社が発行する有価証券の市場価額の総額に□ A □を乗じて算出した額が600万円を超えなければ600万円、超えればその算出額になります。
また、重要な事項について虚偽記載等のある有価証券報告書の提出会社は、流通市場における有価証券の取得者・□ B □に対して、金融商品取引法に基づく損害賠償責任を負う可能性があります。この流通市場における提出会社の損害賠償責任については、発行市場における発行会社の損害賠償責任と□ C □、□ D □であるとされています。さらに罰則もあります。具体的に重要な事項の虚偽記載とされる事例については、専門家のアドバイスを受けてください。」
甲 氏:「ウチみたいに経営の規模が小さければ、□ E □に対する監査の免除といった新規上場企業の負担軽減措置も受けられますが、やはり上場した以上、責任は重いのですね。」
(設問1) 次の①~⑥の事項のうち、その開示が会話の中の下線部(適時開示)に当てはまるものの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。 
① 業務上の提携又は業務上の提携の解消
② 会社業務における法令違反事実等の不祥事の発覚
③ 有価証券報告書、四半期報告書
④ 有価証券報告書及び四半期報告書の提出遅延
⑤ 中期経営計画
⑥ 事業報告における内部統制システムに関する取締役会決議の概要[解答群]
〇ア ①、④
×イ ①、⑤
×ウ ②、③
×エ ④、⑥

当問は暗記でなく、「金商法による開示=投資家の保護」の視点で大事そうなものを選びます。②はそれっぽいですが、×③はないので落とせます。⑤中計も大事ですが、将来の話なので重要度は一ランク落ちる。

この手の問題を嫌々暗記しても無意味なので、苦手な方は鉛筆コロコロで。

(設問2)
会話中の空欄A~Eに入る語句の組み合わせとして最も適切なものはどれか。
○ア 
A:10万分の6    
B:処分者   
C:異なり    
D:立証責任の転換された過失責任   
E:内部統制報告書
×イ 
A:10万分の3    
B:処分者   
C:同様    
D:無過失責任         
E:有価証券届出書
×ウ 
A:100分の2.25   
B:転得者   
C:異なり
D:一般不法行為と同様の過失責任   
E:有価証券報告書
×エ 
A:100分の1    
B:発行者   
C:同様    
D:結果責任          
E:事業報告書

当問は穴埋め箇所が5つあるので、どれか当たりそうなものですが、いずれも難問と言って良い知識です。

本試験では鉛筆コロコロ、ビジネス上興味がある方はテキストやネットで調べておく程度が良さそう。

H30第22問 開示書類 Aランク

有価証券報告書は知ってるけれど、「届出書」とは?

下表は、金融商品取引法に基づき作成が義務付けられる書類の名称とその内容について説明したものである。空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

×ア 
A:有価証券通知書  
B:有価証券届出書
C:目論見書     
D:有価証券報告書
×イ 
A:有価証券届出書  
B:有価証券通知書
C:目論見書     
D:有価証券報告書
〇ウ 
A:有価証券届出書  
B:有価証券通知書   
C:有価証券報告書  
D:目論見書
×エ 
A:有価証券報告書  
B:有価証券届出書   
C:有価証券通知書  
D:目論見書

当問は、C=有価証券報告書で正解〇ウ一択に。折角なので、届出書、通知書、目論見書とは何じゃらほい? テキストに目を通します。

2⃣倒産法制

H28第5問 倒産法制 Cランク

会社更生や民事再生を深追いすると海より深い。暗記を必要最低限に抑え、なるべく国語の文脈で乗り切る。

下表は、各法的倒産手続についてまとめたものである。空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 
A:会社更生手続 
B:民事再生手続 
C:破産手続   
D:特別清算手続
×イ 
A:破産手続   
B:会社更生手続 
C:民事再生手続 
D:特別清算手続
×ウ 
A:破産手続   
B:民事再生手続 
C:特別清算手続 
D:会社更生手続
○エ 
A:民事再生手続 
B:会社更生手続 
C:破産手続   
D:特別清算手続

倒産法制の良問ですが、聞いている所が細かいので、丸暗記でなく応用で当てる力を磨きます。

まず「担保権の原則的な扱い」から、B=会社更生手続きに決まる。次に「否認権」なんて知らないので、「相殺権の行使期限」から、ダラダラやらずスパッと進めるA=民事再生手続きに決めます。

「法務」は暗記も多いのですが、要所要所で暗記せずに済む工夫をすると、スコアが伸びます。

今日のまとめ(注:ステマあり)

企業の揺りかごから墓場まで?でもこの論点は、暗記がメイン。

はい、「法務」対策は、①理解で応用(設立~組織再編) ⇔②暗記で対応(機関、金商法)を使い分けると効率的に。さらに暗記とは、くだらないほど覚えやすいのです。

そうか、では早速暗記を手抜きしよう。そう気づいた方のために、とっておきの例題です。

例題
一発合格まとめシートの「法務」では、PDF20枚のシートを購入特典でDLできる。この使い方として最も不適切なものはどれか
〇ア 自費で本を購入後、PDFをDLしてスキマ時間の暗記に使った。
〇イ 学習仲間でお金を出し合い、PDFをグループ共有フォルダに保存した。
〇ウ これはいいものだ。画像の一部を切り取り、出典を明示してブログに貼った。
×エ これはいいものだ、受験生のみなさんに広く伝えよう。PDFを20枚まるごとブログに無断で載せた。
解説
正解エは著作権法の公衆送信権の侵害に当たり、×無断で→〇承諾を得てならOK。〇アウはOKでしょう。△イはややグレーなので、私的利用の範囲にとどめることがポイントです。

ボタンを押して今日もイタダキ↓。
試験の進化は待ったなしです。

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