おベテの暇つぶしの道具に使われ、世間の役立たずどころかノロマ扱いでしかない、診断士Ⅳ固有の電卓パチパチ勉。その真逆で「Ⅳ」CVP~NPVを猫でも得意化するのが、今回のGW特集5回シリーズ「マンガでわかる管理会計」です。

I事例Ⅱ

【合格予定者のイノベーション(Ⅱ)】大型バス1台の駐車場は活かすか無視か

口先だけかと思ってたけど、
そこそこやるね?

口が悪い当サイトに珍しく、合格予定者(現役受験者)の方からプラス評価をいただけた。そんな【コピペ答案時代の得点差】シリーズですが、改めて申し添えておくのは、あれは、

×80分間で解いたボクの答案(←見て見て、ボクってすごい)でなく、
〇与件のコピペでどこまで回答編集できるか。

80分で解いたものでも、手書きしたものでもなく。十分な時間をかけたうえ、Wordを使って文章を伸縮自在に。さらに試験当日作った「Ⅰ」を除けば、当日作成された最新再現答案をチラ見しているので、一見「ボクが作った優秀再現答案」に見えてしまう。そんなタネと仕掛けがあります。

【合格予定者のオープンイノベーション(Ⅱ)】大型バス1台の駐車場は活かすか無視か

ところで、自分の合格手応えは合否半々以上。あとは12/7(金)の合格発表まで手持無沙汰で仕方がない。そんな合格予定の方々に、口述試験対策を兼ね、ぜひ力を貸していただきたいオープンイノベーションがあります。

事例の設問文+与件文をWordで写経し、根拠と設問を対応づける。

つまり、「2次」対策の実力が最も伸びるのは、試験前ではなく。自分のベストを尽くした答案を片手に解答分析会をはしごし、周囲のベストと見比べた時。そして心を静めて写経をし、「そうか、その手があったか」。今年の事例を見る眼鏡を、試験問題→教育的指導に掛け変えると、驚くほど力が伸びます。

おぃ、そんなことやってもクッソ役に立たないよ。

いえ、受験者→診断士に立場を変えるとは、試験においてプライステーカー(受容者)からメーカー(設定者)になる、つまり様々な情報発信を通じ、試験の競争を上方シフトさせる力を持つことです。そこでまずわかりやすい「Ⅱ」から、お題を3つ。

お題1⃣
「事例Ⅱ」では、与件そのままコピペが良いか、根拠詰め込みのために言い換えて良いか。

お題2⃣
「事例Ⅱ」のターゲットは、①1つに絞る ②複数列挙可 ③~などで逃げる、のいずれが良いか。

お題3⃣
与件の根拠は使い残してよいか、余さず全て使うか。

合格予定オープンイノベーション(Ⅱ)まとめ

このお題1⃣~3⃣には、当サイトなりの明確な仮説があって。

事例を写経し、問1~4にコピペで使う根拠を順に割り振ると、「大型バス1台の駐車場」に使うマス目はない。

ただし事例の答えは一つじゃない。もしかして、「大型バス1台」は第4問の知恵が出ない時に使えるお助け根拠だったかも? その答えは「事例の正解発表の場」である、「2次口述」試験で判明します。

もし聞かれたらその方向の根拠として使うべき。完全スルーなら迷わず無視すべき。出題側が受験者を試すと思いきや、受験側が出題側の手の内を覗いて観察。合格率100%の口述試験とは、出題側⇔受験側が対等の立場で鎬を削り、試験の競争の質を高める。そうやって使うものです。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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