K事例Ⅳ

【スト生の「Ⅳ」は7月完了】8月から「Ⅰ~Ⅲ」専念でガチ勝負

「2次」対策は、やればやるほど確率2割に向けてまっしぐら。

朝から嫌なコト書くんじゃねえよ。

いえ、「努力」するほど2割まっしぐらな試験なら、不合格リスクを下げる「工夫」で勝てます。もう1年半前の過去記事の、こんな内容を思い出しました。

ここ最近の「2次」出題傾向、採点基準は、この「変化した要求」に対し「正しく応える能力があるか」を見る傾向がある。これは過去問のデッドコピーである「スクール事例演習」の弊害であり、近年の「2次」は独学の方が受かりやすいことは、出題傾向変化への対応力で説明できる。

元記事:2018年1月EBAガイダンス

む?1年半前でこれでは、今どれだけ尖っているのか、不安になるほどです。では不安ついでに、今日の本題に行っちゃいましょう。

スト生は「Ⅳ」対策を7月で終え、8月から「Ⅰ~Ⅲ」専念でガチ勝負を仕掛けてくる、って噂はどこまでホント?

1⃣「Ⅳ」対策の鉄板人気~TAC特訓

ネットで最も支持される「Ⅳ」対策は、TACの「2次事例Ⅳ特訓」全6回のオプション講座

でもTACはこの全6回30,000円の内容は講義Onlyとし、本で出版なんてしてくれません。

市販の「Ⅳ」テキスト、ノウハウ問題集 スクールの有料オプション講座
「公表された」出版物。著作権の引用基準に従い自由に引用できる。そして出題側はここを狙い撃ち。 「一般には未公表」の指導内容。著作者に無断で引用できず、出題側もそう表立っては狙い撃たない。

2⃣「Ⅳ対策は超簡単」の根拠は?

会計士・税理士なら「Ⅳ」の70点は朝飯前。ところが「では俺も!」はやや早計に。

最近のヒアリングで、「Ⅳ」には70点を取るコツがある。つまり、①周囲が当てそうもない計算問題を見極め、複数パターンで答えを出して、最も妥当な1つを選ぶ。または②単にあてずっぽうで計算したら、(設問1)~(〃3)までスルスル当たりスコアが撥ねた。こんなコトまでわかってきました。ところが「では俺も!」が早計なのは、

同じ論点しか出ないけど、同じ問題は出ない。

【第1問】経営分析+CF計算書 ←誰でも満点
【第2問】CVP分析 ←点差をつける
【第3問】NPV ←点差をつける
【第4問】ファイナンスかポエム

【第1、4問】を普通に当て、【第2、3問】は(設問1)を当てれば普通に60点に。だから60点で良いなら「Ⅳ対策は誰でも簡単」です。ところが(設問2)~(〃3)には「誰もが苦手な理論の捻り」や国語トラップを仕掛けてくるので、問題集回転主体の診断士流学習スタイルではもう対応できません。

3⃣計算から理論へのシフト

「Ⅳ」は計算練習で60点なら誰でも取れる。でも70点を狙う上値は重たい。

誰もがこう気づくと、8月からの「Ⅳ」指導は雪崩を打って理論重視にシフトします。そこで既存の60点レベルの計算練習は、「財務」対策を兼ねて7月までに済ませてしまおう。スト生が狙いをそう変えてくるのは、自然な流れです。

今日のまとめ

「Ⅳ」の鉄板化で不安を解消
①普通にやれば誰でも60点
②理論から押さえれば70点
ラッキーパンチのたまたま70点を狙う手もあるけど、59点以下を取らない対策なら時間は要らない。

ヨコから誰がどう見ても、診断士の「Ⅳ」対策はパッとしない。それは簿記(会計)⇔ファイナンスの悪い所だけ表に出てくる。つまり4択マークとギャンブル出題の弊害で、答えさえ合えば言い放題。自己流のCVPや自己流NPV、つまり自称ノウハウが横行するためです。

違うよ。簿記(会計)⇔ファイナンスのイイトコ取りをするんだよ。

自己流ノリで、営業CFをNPVに割り引いたり、FCFの公式一本鎗で解いているうちは、「Ⅳ」のスコアはこの先右下がりに。そこで簿記(会計)論点について、先に正しいルールを理論で学んでしまう。今日のところは、TAC「2次事例Ⅳ特訓」全6回を「Ⅳ」対策のベストに挙げておきます。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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