K事例Ⅳ

【Ⅳはまず60点】キャッシュフローでテンパるあなたのために②

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Ⅳは会計学ではないから、NPVの答えさえ当たればOK。だから確実60点には攻略本を使えば安心です。でもどっこい。

営業キャッシュ・フロー 税引後キャッシュ・フロー
→CF計算書
→足し算+引き算だけ
→NPV
→税率掛け算+PVに割り算。

2論点に分ければ簡単なのに、CF計算書⇔NPVをわざわざ混ぜてもじもじ? それはH20以前の「Ⅳ」過去問では言い回しにブレがあり、「営業CF」をNPVに割り引かせる出題があったためです。

その誤りは良問H28第2問で修正されたのに。古い過去問での成功体験に縛られたスクール・出版社は、いまだに「営業CF」を割り引かせてもじもじ。そう、これが【経験が邪魔をする】でしたっけ?

ではH28第2問で、営業CF⇔税引後CFの使い分けのおさらいです。

【有料】苦手解消、良問H28第2問で「Ⅳ」がスッキリ

H28第2問(1) CF計算書 「営業キャッシュフロー」

設問文
D 社は新しい本社社屋の建設計画を進めており、社屋は用地取得の年後には完成して引き渡しを受ける予定である。以下の設問に答えよ。
(設問1)
前期と当期の財務諸表を用い、空欄に金額を記入して当期の営業活動によるキャッシュフローに関する下記の表を完成せよ。

CF計算書の「営業キャッシュフロー」算定に使うのは、足し算+引き算だけ。改めてそう教えてくれる、イージー良問です。

H28第2問(設問2) NPV 「税引後キャッシュフロー」

設問文

(設問2)
新しい本社社屋を建設するための投資の内訳および減価償却に関する項目は以下のとおりである。この投資の意思決定は、本社が移転し、新設される2店舗が営業を開始してから 5年間(当初投資後2年目から6年目まで)のキャッシュフローの予測をもとに行われている。土地および建物・器具備品の6年後の売却価値は簿価と同額と予測される。
以下の金額を求め、その金額を(a)欄に、計算過程を(b)欄に、それぞれ記入せよ。なお、(a)欄の金額については、単位を百万円とし、小数点第1位を四捨五入すること。
① 土地および建物・器具備品について、投資額、6年後の売却価値およびそれぞれの当初投資時点における現在価値はいくらか。
② 新しい本社社屋を建設するための投資の意思決定に際し、新設される2店舗が営業を開始した後の税引後キャッシュフローの増加分はいくら以上と見込まれているか。ただし、キャッシュフローは、2年後から6年後まで毎年均等に生じるものとする。

NPVでは「税引後キャッシュフロー」が登場し、税率掛け算と現在価値への割り算。さらに(CVP分析同様の)感度分析で方程式の割り算までさせ、点差が開く良問です。

出典:H24~29「Ⅳ」解答エクセル

今日のまとめ

CF計算書 ( 営業CF )→足し算+割り算だけ。

NPV ( 税引後CF )→タイムテーブルを使い、掛け算、割り算。

少し驚くかもですが、CF計算書⇔NPVは使う用語が少し似てるが、赤の他人の別論点。そう「割り切って」おくと、「Ⅳ」の全体像までスッキリします。

ところが、CVPやNPVの苦手を早めに解消すると、「第4問ランダム出題」に備える余裕ができ、70点さえ視野に入る。そんな欲張りな方にもぴったりです。

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