「Ⅳ」対策のネット記事はなぜ少ないの?
独学者、通信生が知りたいニーズは高いのに、ネット勢のスクールやサークルは、「Ⅳ」には口を噤んで皆だんまり。
物言えば唇寒し。誤ったことをネットに書くと、そこを出題側に狙い撃たれると気づいたからだねっ。
それなら正しいことから順にネットに書いちゃえ。
- 2次スクールの質は、「Ⅳ」対策でまるわかり。
- ・昨年出た企業価値FCFを熱心に教えるのがへっぽこスクール。
・今年はCF計算書が出ます。第1問「経営分析」とセットで教えるのがまともなスクール。
え、「CF計算書は、FCFの公式を使って解くのでちゅ!」と習ったぜ?
違うよ。CF計算書は2期BSと1期PLを与えられて作る。だからFCF公式よりも、第1問「経営分析」とセットで覚えるのが正しい。
そこで、 2年目上級生以降が「Ⅳ」の理論重視の流れに乗るには、我流の「Ⅳ」対策で染みついた誤解をデトックス。わかりやすさと具体性で人気の、簿記対策の売れ筋No.1、スッキリわかるシリーズに注目です。
わかりやすくて具体的【スッキリ1級CF計算書】
例題 | 問題 | ||
S | CASE37 キャッシュ・フロー計算書とは? | - | |
S | CASE38 営業活動によるCF①間接法 | 〇 | |
A | CASE39 営業活動によるCF②直接法 | 〇 | |
B | CASE40 投資活動によるCF | 〇 | |
B | CASE41 財務活動によるCF | 〇 | 問30 問31 |
・イラストや図を使って読みやすい
・ネコキャラが活躍するストーリー仕立てで覚えやすい
・テキスト⇔問題集が連動するので解きやすい
簿記3級の例ですが、使い方はこちら↓。驚くことに、簿記対策は3級も1級もその進め方は全く同じです(計算問題の難易度は異なる)。
・1級対策書としては論点が絞られ、「Ⅳ」とほぼ重なる。
・TAC出版の看板があり、誤字脱字がまずない。
- 1⃣営業CF
- 営業CFは、2期BSと当期PLから作成。つまり税引前当期純利益から始まるPL項目と、BS運転資本の期首期末増減を「足し引き」して作ります。
直接法も、理屈と使う計算要素は同じで、集計方法が違うだけ。「小計の下」は計算パターンが決まっているので簡単です。
- 2⃣投資CF
- 投資CFは、BS固定資産の増減の「足し引き」が中心ですが、それでは足りず、「その他の補足情報」が必ず文章で与えられます。
- 3⃣財務CF
- 財務CFもBS増減と「その他の補足情報」の「足し引き」で作りますが、3つのCFの中で一番簡単です。
今日のまとめ
スッキリ1級CF計算書では、例題4つに問題が2つだけ? もっと難しい問題集を探さないと。
いえ、「Ⅳ」のCF計算書は、過去10年で3回しか出題されていません。
- 2次スクールの質は、「Ⅳ」対策でまるわかり。
- ・H25第2問(超クソ問)の解き方をさらにクソ難しく教えるのがへっぽこスクール。
・H23第1問(2)、H28第2問(1)を使い、「経営分析」とセットで教えるのがまともなスクール。
理論重視の流れとは、①計算練習まっしぐらではなく、②わかりやすく具体的に周囲に説明することとイコールです。
スッキリ1級で理論を知ったら、へっぽこスクール⇔まともなスクールの違いをわかりやすく具体的に説明できたよっ。
どうやら来年はそんな口コミができそうですっ。
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