【情報】過去問タテ解き#4 システム構成技術

F情報

今日のタテ解き

システム構成技術、プログラム言語とも、原則ABランクのサービス論点。テキストおよび、過去問で問われた所を確実暗記で。

システム構成技術

H25第6問 Bランク
業務に使用する情報処理システムの性能は、その構成方法に影響される。構成方法の選択においては、機器単体の処理能力で判断するだけではなく、信頼性や保守性など多面的な観点から性能の評価を行わなければならない。
情報処理システムの構成方法に関する記述として最も適切なものはどれか。
×ア 集中処理システムに比べてクライアントサーバシステムでは、サーバとクライアントに役割の異なる機能を分担させるので、レスポンスタイムが向上し、信頼性も高くなる。
×イ 集中処理システムに比べて分散処理システムでは、処理を分割して複数のコンピュータに分配し処理結果を統合する必要があるので、オーバヘッドは減少するが、システム全体の故障率は各システムの故障率の和となり信頼性は低下する。
×ウ シングルプロセッサの集中処理システムにもう一組の処理システムを追加し、デュアルシステムに変更した場合、レスポンスタイムはほぼ半減し、信頼性も高くなる。
○エ 複数のプロセッサで同時に処理を行うマルチプロセッサによる処理システムでは、シングルプロセッサでの処理に比べてスループットが向上し、信頼性も高くなる。

当システム構成技術論点では、今まで学んできた「基本知識」をベースに、「じゃぁ、当社のシステム設計はどうすりゃいいのさ」の考え方を学ぶ。当問は集中処理⇔分散処理の違い、すなわちクライアント・サーバシステムに関する基本知識。言い回しがやや難しいが、アは事実と逆、イウはなんとなく違和感を覚え、エを選べれば十分。間違い選択肢を使って知識を確実に。

H27第11問 Bランク

コンピュータの性能に関する評価尺度は複数あるが、その中のひとつであるスループットに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア OSのマルチタスクの多重度で性能を評価する。
×イ 主記憶装置のデータ書き換え速度で性能を評価する。
×ウ ターンアラウンドタイムではなく、レスポンスタイムで性能を評価する。
○エ 命令の処理量や周辺機器とのやり取り等を総合的に加味した、単位時間当たりの処理件数で性能を評価する。

前出の問題同様、スループットを聞いているので、正解エは選べる。アイウの間違い探しをして知識を増やす。

障害対策

H27第12問 Bランク
情報システムの信頼性を高めることがますます重要になってきている。
高信頼化へのアプローチに関する以下の①~④の記述と、その名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
① 故障や障害が発生しないよう対処する取り組み。
② 故障や障害が発生したときも主な機能の動作が続行できるように設計すること。
③ 故障や障害が発生した場合でも限定的ながらシステムの稼働を続行している状態。
④ 故障や障害が発生した場合、システムの被害を最小限にとどめる動作をさせること。
[解答群]
×ア ①:フェールセーフ      ②:フォールトアボイダンス
   ③:フェイルソフト      ④:フォールトトレランス
△イ ①:フォールトアボイダンス  ②:フェイルオーバ
   ③:フォールトトレランス   ④:フォールバック
○ウ ①:フォールトアボイダンス  ②:フォールトトレランス
   ③:フォールバック      ④:フェールセーフ
×エ ①:フォールトトレランス   ②:フェールセーフ
   ③:フェイルオーバ      ④:フォールトアボイダンス

故障や障害に対する基本的考え方の用語を問う良問。英語の意味で押さえれば、変化球が来ても慌てない。

  • アボイダンス(回避=故障させない)
    ⇔トレランス(許容=壊れた時に備える)
  • フェイルセーフ(壊れるくらいなら止めちゃえ)
    ⇔フェイルソフト(飛行機のエンジン止めたらまずくね?)

・・位に自分の言葉でイメージしておけば万全。なお、フォールバック・フェイルオーバは当問が初見なので、ここで改めて暗記すればOK。当問は、①=フォールトアボイダンスでイかウに絞れば一旦OK。

H26第7問 Aランク

コンピュータシステムの運用に際して障害が発生した場合に備えて、迅速に復旧できるようシステムの冗長化や多重化を行う必要がある。システムの冗長化や多重化に関する以下の文章の空欄A~Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
費用はかかるが、同一構成のシステムを2つ用意し、通常は並行して同じ処理を行わせ、障害が発生した場合に一方のシステムのみで処理を続行できるのが□ A □である。
また、2つのシステムを用意するが、一方は主系として十分な能力のシステムを用意し、他方は従系として用意する□ B □もある。この方法は、比較的少ない費用で障害に備えることができる。このとき、従系のシステムを普段は電源を入れずに待機させ、傷害発生時に電源を入れて利用する方式を□ C □、常に電源を入れてプログラムを動作可能な状態で待機させる方式を□ D □という。
×ア A:デュアルシステム     B:デュプレックスシステム
C:ウォームスタンバイ    D:ホットスタンバイ
○イ A:デュアルシステム     B:デュプレックスシステム
C:コールドスタンバイ    D:ホットスタンバイ
×ウ A:デュアルシステム     B:ロードシェアシステム
C:ホットスタンバイ     D:ウォームスタンバイ
×エ A:デュプレックスシステム  B:デュアルシステム
C:コールドスタンバイ    D:ウォームスタンバイア

システムの障害対策についての基本知識を問う良問。デュプレックスにデュアル、コールド/ウォーム/ホットスタンバイと、例え間違えても間違えるほど、確実に暗記できる。

プログラム言語

H26第4問 Bランク
様々なコンピュータの発達やインターネットの普及にともなって、Webにかかわる技術は急速に進展している。Webにかかわるソフトウェア開発に関する以下の①~④の記述と、それらに対応する言語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
① 電子商取引サイトやWebサービスなどのシステム構築に用いられる。
② データベースと連携するWebページを作成するのに利用される。
③ コンピュータ間で柔軟かつ自動的に変換される文書の標準化などのために用いられる。
④ スマートフォン向けブラウザに対応したホームページの記述によく利用される。
[解答群]
×ア ①:DHTML  ②:PHP   ③:Ruby   ④:HTML5
×イ ①:DHTML  ②:XSL   ③:XHTML  ④:PHP
×ウ ①:Java   ②:Perl  ③:XML   ④:XBRL
○エ ①:Java   ②:PHP   ③:XML   ④:HTML5

プログラム言語論点は、全て丸暗記というより、①スクリプト言語 ②マークアップ言語 ③プログラムの実行、の様に頻出サービス問題があり、過去問をベースに「理解していく」学習が効率的。当問は正解エになるので、間違えた所だけ1つずつ覚え直すやり方でOK。

H27第2問 Bランク

自社のWebサイトの開発にあたっては、利用可能な様々な言語や仕組みがあり、Webコンテンツごとに必要な機能や表現に合ったものを使用する必要がある。
これらの言語や仕組みの特徴に関する以下の①~④の記述と、その名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
① Webページに記述された文書・データの表示位置の指示や表の定義、および、文字修飾指示等の表示方法に関する事項を記述するもの。
② Webページ内でHTMLとともに記述することができるスクリプト言語で、サーバ側においてスクリプトを処理し、その結果を端末側で表示することが可能であり、データベースとの連携も容易である。
③ Webページの中に実行可能なコマンドを埋め込み、それをサーバ側で実行させ、実行結果を端末側で表示させる仕組み。
④ コンピュータグラフィックスに関する図形、画像データを扱うベクターイメージデータをXMLの規格に従って記述するもの。
[解答群]
×ア ①:CSS   ②:ASP        ③:PHP  ④:SGML
○イ ①:CSS   ②:PHP        ③:SSI  ④:SVG
×ウ ①:SMIL  ②:Javaアプレット   ③:ASP  ④:SSI
×エ ①:SVG   ②:SMIL        ③:PHP  ④:SGML

こちらも、①スクリプト ②マークアップの両方を問う基本用語の出題。正解はイだが、アの「ASP」は違うだろ・・的にツッコミ入れると、暗記効果抜群。

H24第5問 Bランク

業務の処理にソフトウェアを使用する場合、中小企業診断士が、そのソフトウェアの利用を支援するだけでなく、状況によってはソフトウェアそのものの開発にかかわったりする場面もある。ソフトウェアの機能や開発に関する記述として最も適切なものはどれか。
×ア OSとは、BIOS(Basic Input/Output System)に先立って起動し、ディスプレイやキーボードが使えるようにするソフトウェアである。
○イ コンパイラとは、高級言語で書かれたプログラムをコンピュータが実行可能な機械語に翻訳するソフトウェアである。
×ウ ミドルウェアとは、FORTRANなどの第一世代高級言語とCやJavaなどの第二世代の間に登場したプログラミング言語である。
×エ リンカとは、ネットワークを機能させるソフトウェアである。

言語プロセッサ~プログラムの実行論点までは、実物がどんな動きをするかイメージできれば正解できる。H24は易化年なので、正解イを選んだあとに、アウエの見事なボケっぷりにツッコミ。

H27第3問 Cランク

コンピュータによる業務支援が様々な場面で求められるが、小規模なプログラム作成で対応可能な場合でも、ソースプログラムの記述から、最終的に実行可能なプログラム(実行プログラム)を作成することが必要な場合がある。
以下にソースプログラムから実行プログラムに変換する手順を図示した。図中の①~④に当てはまる用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア ①:インタプリタ     ②:タスク
③:カーネル       ④:コンパイラ
○イ ①:コンパイラ      ②:オブジェクトファイル
③:ライブラリファイル  ④:リンカ
×ウ ①:コンパイラ      ②:カーネル
③:ジョブ        ④:ジェネレータ
△エ ①:コンパイラ      ②:ジョブ
③:オブジェクトファイル ④:リンカ

知っていれば瞬殺でイになるが、そうでない場合は、インタプリタ⇔コンパイラの違いからスタート。そういえば「リンカ」って良く聞くな・・と思い出せば、イエの2択に絞れる。当問を一度解けば、プログラムの実行手順をイメージできる教育的良問。

今日のまとめ

「情報」後半のソフトウェア開発では、前半の「ユーザ」と異なり、「開発側」の立場で必要な知識を学ぶ。ここで開発者にとっては、プログラム言語や開発アプローチを、

  • 直接細かく触れば、精度が高く速いプログラムが作れ、
  • よきにはからえ=ある程度お任せにすると手軽に作れる。

それは目指す姿の違いであり、そこに良し悪し相互比較を持ち込むと場が荒れる。ただ、これと同様に当「2次」試験において、

  • 最初に自ら直接細かく触れば、精度が高く速い回答プロセスが作れ、
  • よきにはからえ=ノウハウお任せにするとお手軽。でも・・。

そんな気がしてならない。だが初学スト生が「2次」に余計な口出しすると、自称先輩が顔を真っ赤に場が荒れるから、今はそんなこと思ってもだんまり。では「情報」前半戦最後のまとめ。 ・オブジェクト指向の説明は難。最も割り切るなら「カプセル化」。
・「カプセル化」=よきにはからえ。仕組みは不明でも結果オーライ。
・システム構成技術は、テキスト+過去問回転で2マーク得点可能。
・プログラム言語は名前の暗記。手続き⇔非手続きの違いをチェック。  

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