テストに出る所に絞り込む
画像:lifehacker
なぜ「1次」対策は、毎日毎日クソ暗記?もうやめた!
ところが当試験、参入より撤退のしどころの方が難しかったりするものです。
- そうだ。暗記はやめてテキストを「しっかり理解」するのが大事!
- →テストに出ないトコばっかり知識が増えて、今年はドボン。
- そうだ。今年の「1次」は見送りか、記念受験だ!
- →科目合格トラップにハマり、数年単位で「1次」をドボン。
おやおや、前に進むも後に進むも地獄なら、いっそ前進してしまえ。そんなリスクテイカーなあなたに贈るのは、ズルしてラクしてスコアを稼げるとっておき。ではどうぞ。
直撃スコアup:DEの捨てと後回し
手口1⃣ 「1次」は6~7科目受験でリスク分散
「1次」は科目合格でなく、初回一発合格狙いで。
この心理を逆手に取ることが、ズルしてラクをするスタートです。
手口2⃣ 正答率ABを当て、Cは最後の2択、DEは鉛筆コロコロ
TAC過去問正答率ランクの根拠と活用法を。
①TAC過去問集の正答率A~Eランクのマーク数を拾い、②Aランク×正答率0.9、B×0.7・・と得点期待値を求める。③するとTACデータリサーチのホンモノ平均点とほぼピタリ重なります。 |
さらに①必ず一定人数以上を合格 ②40点未満は一発足切り ③科目難易度ランダムウォーク・・と出題側に課された制約条件(ゲームのルール)を考慮すると。出題側は、正答難易度と構成比をこうやって↓緻密に調整するしかありません。 |
【正答率ランクでスコア調整説】 受験者が必ず当てるABを○割、 最後の2択で答えが割れるCを△割、 無理ゲー知識や捨て問DEを□割。 |
①テストにどこが出る?
→足切り40点が続出しないよう、出題側が教えたい基本論点(正答率AB)を、まず全25マーク中10マーク。次に高得点阻止用の無理ゲーを5マーク出して、得点差がつくCランクを残り10マーク。
②周囲はなぜそこを当ててくる?
→正答率ABとは、テキストか過去問で「見覚えのある問題」。ここを必ず当てます。次にDEランクは鉛筆コロコロ1/4で全員当たるので、合否を左右するのは残るCランクの正答数です。
手口3⃣ DEランクの捨てと後回しでゴボウ抜き
ゴボウ抜き
出典:語源由来辞典
棒状のものを一気に引き抜くこと。大勢の中から人材を引き抜くこと。競争で次々と追い抜くこと。
だからDEランクは最初から解かない「捨て」でOK。ところが「捨て」と書いてしまうと出題側がムッとして、さらに意地悪問題を。そこでオトナの国語力で「後回し」と言い直します。
DEランクは最初から解かず、先に正解を見て4つの選択肢を「読んで」おく。要らなきゃ捨てるし、気になる知識なら付箋を貼って「後回し」に。420点ならこれでイケます。
今日のまとめ
ズルしてラクして、スコアを稼げるとっておき。
そうかい、わかったよ。でも努力して真面目に勉強するより、なぜズルする方がスコアが伸びるんだい?
それは7科目の暗記がハンパない「1次」では、暗記を減らす工夫(ズル)がスコア差になるから。それがさらに年々加速し、時代が変わってしまうから。
最後に、①学習ペースが遅れ気味の方 ②最近学習スタートし超速合格を目指す方に限定で。もう一つの工夫をどうぞ。
TAC模試のベストな使い道は、本番同様の知識を備え、本番の予行練習として使うことです。しかし本番知識が不十分なのに、予行練習に2日ロスしちゃ痛い。
そこで時代が変わった今なら模試をスキップし、8月本番を模試「のつもり」で受けてしまえ。昔はそれを記念受験と呼んだけど、ズルとラクを上手に使うと、今ならホントに420点です。