B財務

【2017年合格目標】簿記2級論(5)工業簿記

工業簿記(2級)を一言でいうと?
もう少し真面目にいうと。

 簿記とは良くできた仕組みだなぁ・・と感心している暇はなくって。

診断士「財務」で原価計算を学ぶのは1コマ2.5h、復習入れても5h。片や「簿記2級」は10週100h、「簿記1級」は25週250hで毎日コツコツ。力の入れ方がまるで違う。

受験校につい騙され「財務をコツコツやり、気づいたら石の上に数年」なんて事態は避けたい。そこで工業簿記(原価計算)のツボと効果を、ブログ1記事で紹介。

はじめに~費目別計算

費目別計算:工場で発生する費用(原価)を、①材料費 ②労務費 ③経費に区別。

簿記2級工業簿記では、この考え方を講義1コマでじっくり学ぶ。なぜ区別?と聞けば「後で費用の振り分けに使うから」が答えだが、深く考えずに体得させるのが簿記講座の力技。難しく考えず、この程度のふんわりイメージでOK。

1⃣ 個別→総合原価計算

個別原価計算=町工場(家具)。
総合原価計算=工場(牛乳)の原価計算。

簿記講座でこれも最初に学ぶのが、家具工場⇔牛乳工場の原価計算の違い。受注生産の家具と違い、注文待って牛乳作っていたら明日のスーパーの店頭には間に合わない。そのための見込生産、また大量生産に対応した考え方が総合原価計算。ここは図解で。

総合原価計算の特徴は、冒頭3つの原価(材料費・労務費・経費)が、様々な出逢いと別れを繰り返し、「当期製品製造原価」に至るまでのラブストーリー=勘定連絡図。診断士「財務」の出題範囲外ながら重要基礎知識で、ここをがっちりやるのが簿記2級の優位性。

2⃣実際→標準原価計算

実際原価計算=結果を待って値を合計。
標準原価計算=予定が先、結果が後で、差異を出す。

標準原価計算+差異分析は、1次「財務」で1マーク出る必要知識。差異分析=1つの値を2要素に分解して分析。標準原価計算=予定を先行させる考え方(=予算)。20~30代の若手で、上司から「予算!予算!」と油を絞られている方は、この考え方を図解で。

この考え方は、ビジネス実務に応用が利く。(多少のブレを前提に)当ブログが試験の受験者数・合格者数を遠慮なく予想していくのはこの手法の応用。

3⃣全部→直接原価計算

全部原価計算=財務報告、税務申告用。
直接原価計算=意思決定、予算統制、管理会計。

診断士「財務」「事例Ⅳ」は、何かの一つ覚えの如く「CVP分析」を出題。で、「一つ覚え」の如くCVP分析を毎日解くのでなく、直接原価計算→CVP分析→意思決定会計(業務的・構造的)まで「一つなぎ」に理解するのが、簿記履修者の強み。ここも図解で。


診断士「財務」上は、直接原価計算が大事というより、CVP分析の総合問題で出題される簿記論点(費目別計算、予想損益、固変動分解)の理屈として必要。

今日のまとめ

たかが簿記でしょ。どうせ簿記なんて・・。

当記事は、「簿記3級⇔2級」の違いとして、工業簿記(原価計算)の主要論点を紹介。知らない単語がズラリ並び、ため息混じりの上記感想が聞こえる。しかし。

診断士「財務」と「簿記3級(仕訳)」は相関関係(=同じ値動き)。
診断士「財務」と「簿記2級(原価計算)」は補完関係(=違う値動き)。
.

簿記2級に始まる、「原価計算→CVP分析→意思決定会計(業務的・構造的)の流れ」つまり管理会計は、実務ビジネス上でも環境変化の激しい業界ほど重視。出題傾向変化が激しい当試験において、

合格最低限だけでなく、どこかに+α(補完関係)を入れると有利

と判断できるビジネスセンスが最速合格への近道。ではまとめ。
  • 原価計算は、簿記2級100h分を「財務」5hでやっつけるから、苦手にして当然。
  • 個別原価計算⇔総合原価計算は、1次「財務」で1マーク出題
  • 標準原価計算(差異分析)or直接原価計算(CVP)は、1次「財務」で1マーク出題
  • 直接原価計算そのものよりも、CVP分析のおまけ論点として原価計算知識が有効。

わかりやすさがマスト、具体的ならベスト
ワンクリックで国語力UPの実感を↓

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村

サイト内検索

カテゴリー

2020年10月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

-B財務

PAGE TOP

© 2020 200%抜け駆けスタイル 診断士試験 Powered by AFFINGER5