B財務

【2017年合格目標】簿記2級論(3)第8の科目

診断士「1次」は、実は8科目。

え、何言ってるの。試験は7科目で、そもそも700点満点・・・。

悪いがそれは視野が狭い。7科目700点とはあくまで配点上の話。数字を自在に切り出す術が身につくと、試験の見え方が次に変わる。

「実は8科目」仮説

「1次」の科目構成を、配点でなく学習時間ベースで見ると、こう変わる。

講義
コマ数
標準学習時間
①均等割 ②簿記未修 ③簿記既習
経営 8 130 100 120
財務 10 160 300 200
運営 7 110 90 120
経済 8 130 100 120
情報 6 100 80 90
法務 6 100 80 90
中小 4 70 50 60
49 800 800 800

・診断士「1次」通過には、週20h×40週=800h学習が標準。

・標準学習時間の配分案
①均等割:大手校ストレート講座の講義コマ数でそのまま按分
②簿記未修:過去の平均から、簿記未修だと「財務」に300hかかる。
③簿記既習:過去の平均から、簿記既習だと「財務」は200hでクリア。
※パターン②③の「財務」以外の時間は、コマ数按分。

で、②⇔③の100h差とは、ほぼそのまま簿記3級(所要80~100h)の差。つまり「仕訳を毎日コツコツ覚える」作業相当。従い、

△診断士「1次」=7科目700点満点と鵜呑みにするより、
○診断士「1次」=7科目+「簿記」の計8科目700点満点、と考えるとニヤリ。

裏返すと。デフォルト通り「簿記」を免除」し「財務は毎日コツコツ」学習すると、診断士他科目の学習機会を10~30hずつ奪う。「1次」の性格上、この学習時間差が合否をかなり左右。

この考え方=機会費用は、「財務」スピテキで教わる。

機会費用 出典:コトバンク
与えられた条件の下で最善のものを選択した場合,残された選択物 (犠牲となったもの) のなかの最善のものの価値を指す。一般に多数の用途をもつ財・サービスをある特定の用途に利用する場合,それ以外の用途は利用されずに犠牲となっている。

診断士受験における「機会費用」の例
・診断士受験1年目最大の「与えられた条件」とは、時間の制約。
・11月の受験校「財務」講義を受け身で流し、12月に「財務は毎日コツコツ!」やりだすと、「次善の使い道」である「運営」の予習復習時間を奪う。すると近年難化の「運営」「事例Ⅲ」で点を稼げず、スト合格に黄信号。
・逆に「簿記2級」履修済なら、「運営」「事例Ⅲ」との知識シナジーでスト合格に青信号。
・スト合格=地頭、たまたまと言われがち。だがれっきとした勝因もアリ。

「簿記」や「財務」では、上記の如く、独特なビジネス数字の操り方を教わる。かつ「試験合格」に向け、練られたテキスト、鍛えられた講師、適度な緊張感により学習効果抜群。

大学講義や書籍では得難いビジネス知識を実践、体得。そんなことも診断士受験の魅力のひとつ。

バラと棘。甘い話には裏がある

だが診断士とは企業経営者の「助言者」「相談相手」。酸いと甘いのかみ分け必要。 大手受験校だって営利企業。

条件A:あのーすみません、簿記3級を受けたいのですが
⇒受講料収入9,800円
条件B:あのーすみません、診断士講座を受けたいのですが
⇒受講料収入25~6万円

Bのネギカモ顧客に、Aコースを勧める受験校はない。簿記3級だって今はそこそこの難関検定。万一そこで挫折され、25~6万円の収入をフイにしたら機会損失(チャンスロス)。

従い、診断士「第8の科目」のオプション受講は、受験校オススメに頼らず、自力で判断。先週記事の目次で復習。

9/23記事 簿記2級論(1)
1)簿記2級の学習効果
2)簿記学習10h/週、診断士学習20h/週
3)簿記2級⇔3級どちらをやるか
9/24記事 簿記2級論(2)
4)11月の過ごし方がポイント
5)簿記2級⇔3級の違い(詳細論)
6)簿記⇔「財務」の違い

「第8の科目」=簿記の組み合わせ方

「簿記2級」→診断士「財務」の順がベストミックス。

さて、資格試験を複数こなす「ダブルライセンス」の特徴を2つ。

  • 簡単な試験→難しい試験の順に難度を上げることが基本。
  • 逆に難しい試験の合格後、簡単な試験に合格するのは楽勝。

その根拠が「学習経験曲線」(ラーニングカーブ、経済学)。資格対策には「暗記術」「問題集重視の回転学習」といった学習上の共通点があり、一つの試験で得たテクニックを次の試験に応用する「学習経験効果」あり。

逆に難関→簡単な試験の順だと、試験にすぐ合格こそすれど、学習効果は薄い。例えば「簿記2級」→「財務」の順で受けると、

  1. 「財務」「Ⅳ」の得点力UP
  2. 週10hの学習習慣→診断士週20hへの助走効果
  3. 他科目学習の邪魔をしない=機会費用の回避

従い「財務」→「簿記2級」の順では、学習効果半減以下。受験校受付のお姉さんはニッコリ笑い、

「あら、簿記をお望みでしたら、診断士合格後に1級を受ける方も多いですよ」

とのたまうが、その営業スマイルは計算づくの商売上手。怖っ。

今日のまとめ

「簿記」は、診断士第8の受験科目。

本日は、予定を1日延ばし、導入編を1記事追加。「簿記2級」がベストながら、時間都合で「3級」選んだ方を対象に、「2日でつかむ簿記2級」の大枠を明日から紹介。ではまとめ。

  • 診断士「1次」は7科目700点。だが学習時間を考慮すれば、実質8科目700点。
  • 「簿記」⇔「診断士」の比較で相談すると、受験校受付のオススメは「診断士」一択。
  • 「簿記2級」→診断士「財務」の順が、ベストミックス。
  • 診断士「財務」→「簿記2級」の順では効果半減以下。代替案として「3級」→「財務」。

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