B財務

【Ⅳ第4問対策】証券投資論×グラフ

カコでなく、ミライが問われる稀有な試験。

診断士といえばそこそこ難関なクセに、資格をとってもそう飯が食えない、国家資格としては稀有な存在です。でも数年かけても受かりたい。そんな魅力があるのは、ミライに向けた将来価値がバカでかい。この一言に尽きます。

ところで、試験のカコ~現状にかけて、1,000円ポッキリの電子書籍が教えてくれる。しかもその前半を無料キャンペーンで立ち読みできる。そう聞いて、当サイトの食指が動かない訳がありません。

ふむ、よくまとめてあってわかりやすい。よって誰もが採用すると、今年の競争はこの一歩先へ。

カコの情報が整理されると、次は誰もがミライを知りたい。診断士ならそこで「経済」と財務後半「ファイナンス」の出番です。では「Ⅳ」第4問対策の後半、「証券投資論」の計算パターンをどうぞ。

証券投資論×グラフ【Ⅳ第4問対策】

試験対策上、①1人の意見に偏らずその逆意見と組み合わせると、②適度なリスクでほどほどリターンが狙える。
画像:coggle

1⃣ポートフォリオのリターン・リスク

H29第19問 相関係数 Bランク

Aさん⇔Bさんの言い分(値動き)が同じなら相関係数は+。言い分が違えば―。

言い分が違う2者を使い分けると、ほどほどリターンで、リスクが下がる。

A、B の2つの株式から構成されるポートフォリオにおいて、相関係数をさまざまに設定した場合のリターンとリスクを表した下図の①〜④のうち、相関係数が-1であるケースとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア ①
×イ ②
×ウ ③
〇エ ④

共分散、相関係数の計算は分数パターンですが、試験対策上は図をイメージできれば大丈夫。一生使える知識なので、目に焼き付けて。

H28第18問 投資機会集合 (2)Bランク

安全資産(=国債)もポートフォリオに加えてみると?

画像:図解でわかるFPノート
以下のグラフは、ポートフォリオ理論の下での、すべてのリスク資産と無リスク資産の投資機会集合を示している。これに関して、下記の設問に答えよ。
(設問2)
 無リスク資産が存在する場合の記述として最も適切なものはどれか。
×ア 均衡状態においては、すべての投資家が所有する危険資産と無リスク資産の比率は同じである。
×イ 資金の借り入れが、無リスク資産利子率において無制限に可能である場合、投資家は D-E 間を選択せず、F-D 間から各自のリスク回避度に応じてポートフォリオを選択する。
×ウ すべてのリスク回避的な投資家は無リスク資産のみに投資する。
〇エ 点 D を選択する投資家も存在する。

アは×危険資産と無リスク資産の比率→〇リスク資産AとCの組み入れ比率、イは×選択せず→○選択できる、ウは×すべての→○一部の。

後で使うので、繰り返し出題される類題を使い。まずグラフを目に焼き付けて。

H30第17問 用語の確認 Bランク

最初に覚えたのが、資本市場線。次に、1証券のβを考える時に使うのが証券市場線。そんなの知るかっ!

以下の図は、すべての投資家が共通して直面する危険資産のみから構成される危険資産ポートフォリオの集合を示したものである。この図を用いた説明となる以下の文章の空欄①と②に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ
危険資産のみから構成されるポートフォリオの集合のうち、リスク・リターンの面から望ましい組み合わせのみを選んだ曲線 AC を ① と呼ぶ。安全資産と曲線 AC 上の任意の点Dで新しいポートフォリオを作ることにした。
このとき、新たなポートフォリオのリスク・リターンの組み合わせは安全資産と点Dを結ぶ直線で示される。安全資産と曲線 AC 上の任意の点で作られる最も望ましいリスク・リターンの組み合わせを ② と呼ぶ。
×ア ①:投資機会集合    ②:資本市場線
×イ ①:投資機会集合    ②:証券市場線
〇ウ ①:有効フロンティア  ②:資本市場線
×エ ①:有効フロンティア  ②:証券市場線

証券投資論の学習は、①2証券ポートフォリオ→②安全資産を含む有効フロンティア→③個別証券のCAPM+β値の検証、の順で。

2⃣CAPM、β値(理論株価の決定)

H29第20問 β値 Bランク

同じ様なグラフでも、ここから先は要求利益率と理論株価を決めるCAPM+β値の話題。まずβの計算問題を。

画像:一発合格道場
CAPM が成立する市場において、マーケット・ポートフォリオの期待収益率が6%、安全利子率が1%のとき、当該資産の期待収益率が 10 %となるベータ値として、最も適切なものはどれか。
×ア 1.5
〇イ 1.8
×ウ 2.0
×エ 3.0

これは簡単。 さっさと当てます。

H27第18問 β値 Cランク

グラフの見分け方は、資本市場線⇔証券市場性の違い。でも計算に比べ、理論問題は難しい。苦手な方は後回しに。

画像:ボクココ
資本資産評価モデル(CAPM)に関する記述として最も適切なものはどれか。
×ア βが0以上1未満である証券の期待収益率は、無リスク資産の利子率よりも低い
×イ βがゼロである証券の期待収益率はゼロである。
○ウ 均衡状態においては、すべての投資家が、危険資産として市場ポートフォリオを所有する。
×エ 市場ポートフォリオの期待収益率は、市場リスクプレミアムと呼ばれる。

アは×低い→○高い、イは×期待収益率→○標準偏差、エは×市場リスクプレミアム○市場リスクプレミアム+リスクフリーレートです。

H26第19問 総合問題(CAPM+配当割引モデル=理論株価) Bランク ※重要

証券投資論はここがゴールに。要は「妥当な株価を決める」理屈。

①リスクが高けりゃ、高い利回り(r)を要求するぜ。

②あんたの会社の株価は配当割引モデル(V=D/r)で決めるぜ。

③D=一定なら要求利益率は低い方が企業価値Vは上がるぜ。株価を上げたきゃ、配当増やせ。

A社の配当は60円で毎期一定であると期待されている。このとき、以下のデータに基づいてA社の理論株価を算定した場合、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
【データ】
安全利子率:2%
市場ポートフォリオの期待収益率:4%
A社のベータ値:1.5
×ア 1,000円
○イ 1,200円
×ウ 1,500円
×エ 3,000円

おや、ホントに理論株価が決まりました。この①~③さえイメージできれば、診断士のファイナンスは、後はただの計算練習です。

H28第12問 総合問題(理論+計算) (1)(2)Bランク

CAPM、β値は、理論⇔計算の組み合わせで理解バッチリ。

資本資産評価モデル(CAPM)に関する設問に答えよ。
(設問1)
 資本資産評価モデルを前提とした場合の記述として、最も適切なものはどれか。
×ア β=-1である資産を安全資産と呼ぶ。
○イ β=1であるリスク資産の期待収益率は、市場ポートフォリオの期待収益率と同じである。
×ウ β=2であるリスク資産の予想収益率の分散は、β=1であるリスク資産の予想収益率の分散の2倍である。
×エ 市場ポートフォリオのリターンが正のとき、β=0.5であるリスク資産の価格が下落することはない

計算ばっかでなく、理論の裏付けで理解を固める。ちょっと面倒でも正答知識に直します。アは×ー1→○0、ウは×分散→○標準偏差、エは下落しない資産をリスク資産とは呼びません。

TACスピテキ・過去問はβ計算に公式を使うが、教室講義ではこっそりグラフで解かせる。

突然汚い手書きで恐縮ですが、診断士「ファイナンス」のβ値は、右側のグラフで求まります。
元記事:ファイナンスABランク
(設問2)
資本資産評価モデルを前提とした場合、以下の資料に基づく株式の期待収益率として最も適切なものを、下記の解答群から選べ。
【資 料】
市場ポートフォリオの期待収益率:8%
無リスク資産の期待収益率:3%
β:1.4
実効税率:40% ←これは計算に使わないダミーデータ
×ア 4.4%
×イ 7%
○ウ 10%
×エ 11.2%

①テキスト独学⇔②大手スクールの違いは、②では公式を原則使わず、解法やグラフのイメージで解かせること。その方が暗記の負担が減り、「2次」で有利になるから。今どうなっているかは残念、知りません。

H30第16問 システマティック・リスク Cランク

ポートフォリオを組んでも残るのが、システマティック・リスク。

分散投資によるポートフォリオのリスク減少の様子を示した以下の図と、図中の①と②に当てはまる用語の組み合わせのうち、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
×ア 図A
①:システマティック・リスク
②:非システマティック・リスク
×イ 図A
①:非システマティック・リスク
②:システマティック・リスク
×ウ 図B
①:システマティック・リスク
②:非システマティック・リスク
〇エ 図B
①:非システマティック・リスク
②:システマティック・リスク

正解は〇エ一択。繰り返し出るので、暗記します。

H28第11問 参考:効用関数 Cランク

これは無差別曲線。ミクロ経済学の論点です。

リスク中立的な投資家の効用関数のグラフとリスク回避的な投資家の効用関数のグラフの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
第11問図
○ア 
リスク中立的な投資家:①  
リスク回避的な投資家:②
×イ 
リスク中立的な投資家:①
リスク回避的な投資家:③
×ウ 
リスク中立的な投資家:①
リスク回避的な投資家:④
×エ 
リスク中立的な投資家:③  
リスク回避的な投資家:②
×オ 
リスク中立的な投資家:③  
リスク回避的な投資家:④

リスク中立=①はわかります。②⇔④の違いはやや捻っているので、苦手な方は当問は解かなくてOKです。

3⃣デリバティブ

H29第25問 プットオプション Bランク

デリバティブといえど、中小企業は買う側、金融機関が作る側。買う側に難しい理論は要りません。

行使価格 1,200 円のプットオプションをプレミアム 100 円で購入した。満期時点におけるこのオプションの損益図として、最も適切なものはどれか。

正解〇ウ
デリバティブ論点で一番出るのが、当問の様なコール/プットオプションの損益グラフですが、わざと間違えそうな所を狙って出すので、ムキにならなくて良いです。

今日のまとめ

1,000円の価値がある情報がゼロ円に。するとその内容が古くなる代わりに、採用者が爆発的に増え、今年の競争はその一歩先に。

では「2次」のミライはどんな競争が?ポートフォリオ理論を使うと、こうなるでしょう。

解説
①βを使うと、「2次」高得点狙い→リスクに納得。
(周囲からブレた答案は、採点者の理解を超え×がつきやすい)
②カコ:ふぞろいA⇔スクール解答Bを組み合わせてリスクを下げる
③未来:与件コピペSを加えると、より低リスクで高リターンに。

※A⇔Bの組み入れ比率は1点に固定され、安全資産Sと危険資産(A+B)の比率のみ選択できる。

わかりやすさがマスト、具体的ならベスト
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