A経済学

【斜め読みマクロ】#2貨幣市場+労働市場

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ハーメルンの笛吹き現象

画像:pando

知らないオジサンについていってはいけません。子供の頃そう教わった筈なのに、「試験合格のノウハウ」と聞くとついパクりたくなる。

経営」選択肢は国語の試験です!
「財務」は毎日コツコツ解きましょう!
「経済」は理解が大事!

ぶるぶる、違うよ。当試験では「!」つきで絶叫される耳障りの良い話に飛びつくと、2割で合格、8割でドボンに。たまたま受かればそりゃめでたいけれど、確率8割で多年度行きはやはり避けたい。

そこで診断士の「マクロ」は理解よりも暗記で解ける。後でそう確認するため、先にスピテキ斜め読みです。

【斜め読みマクロ】#2貨幣市場+労働市場

第8章 貨幣市場

Sランク

2貨幣需要
①貨幣需要の分類
②資産選択
1貨幣と債券
2貨幣と投機的需要と利子率
3貨幣市場と債券市場
③貨幣需要曲線
1貨幣需要曲線
2流動性のわな

財市場IS曲線が、利子率iに対し右下がりになるのは、面倒臭いが#7講義でなんとか納得。でも貨幣市場LM曲線が右上がりと言われても、どうもピンとこない。それは、

貨幣供給
→貨幣需要
→貨幣需要曲線
→+実質貨幣供給M/P
→右上がりLM曲線

の如く、軸がくるくる変わるから。また個別論点をまたぐ良問が少なく、理解で追いかけづらいから。そこで一旦流れを追わず、スピテキ登場順で個別に理解。

貨幣需要、債券、投機と急に言われても当惑。でもこれ要は、「LM曲線は利子率iに対し右上がり」とするための脇役。だから当惑しても慌てない。

3LM曲線
①LM曲線
1LM曲線をグラフから導出
2式の確認

スピテキP.254 の様にLM曲線をiとYの関数で表すと、「利子率iに対し右上がり」と示せる。でもLM曲線の傾きまで深く問われることは少ないので、次のシフト要因(M↑、P↓なら右シフト)でいったん暗記。

3LM曲線の形状、領域、傾き、シフト
1)貨幣需要の利子率弾力性
2)貨幣需要の所得弾力性
4流動性のわな

前述の通り、利子率/所得弾力性は後回しでOK。今の日本の金融政策が、利子率iも物価Pも下げたくないが、Yの増加=LM曲線を右シフトさせたい。だから名目貨幣供給Mがじゃぶじゃぶ、と考えると素直に納得。

4IS-LM分析
①IS-LM分析
1均衡国民所得と均衡利子率
2財政政策の効果
1)財政政策の効果
2)クラウディングアウト
3金融政策の効果

財市場IS曲線と貨幣市場LM曲線の交点で、利子率iと国民所得Yを決めようぜ、とするのがIS-LM分析。財政+金融政策の効果まで一気につなぎ、

IS曲線・・G↑T↓で右シフト
LM曲線・・M↑P↓で右シフト

この2つを覚えるとかなりの問題が解けるよ、と教えるのが受験校解法。

同様にクラウディングアウトは、「拡張的な財政政策は、利子率上昇→投資抑制となり、国民所得Yが押し戻される」結論を覚え、過去問のグラフの動きを眺めておけば1マーク取れる。

4財政政策の有効性
5金融政策の有効性
6流動性のわな
7政策の効果(まとめ)

政策有効性の話になると、IS・LMそれぞれの傾きが緩やかな方が政策効果が出やすい。

利子率弾力性が大きい方がIS・LMとも傾き緩やか
IS曲線は限界消費性向cが大きい方が緩やか
LM曲線は貨幣需要の所得弾力性kが小さい方が緩やか

本来は自分で導出するのがベターで、受験校解法はそこスキップするから身につかないマーク試験の悪弊。でも取り合えず過去問解いて間違え、(同種の問題なら)次に正解できればそれでいったんOK。

8自動化安定化装置(ビルトインスタビライザー)

2016年過去問で出題されたので、用語だけ暗記。

Aランク

1貨幣供給
①信用創造
1法定準備率
2信用創造
3ハイパワードマネー
4マネーサプライ
5貨幣乗数

Aランクはここで一旦、貨幣に関する用語の定義の話に戻る。マネタリーベース(直接供給貨幣、ハイパワード)、マネーストック(信用創造後の貨幣量、マネーサプライ)の用語は暗記。貨幣乗数の式をふうんと眺めれば4択マークの試験は解ける。

②金融政策
1公開市場操作
2公定歩合操作
3法定準備率操作

中央銀行による伝統的な金融3政策。今の世の中これで通じるほど甘くなく、試験上は過去問の答えを覚えればOK。

第9章 労働市場(雇用と物価水準)

Sランク

1AD曲線(総需要)
①AD曲線
1AD曲線の導出
2AD曲線の定義、形状、シフト

IS-LMで財市場・貨幣市場が均衡し、利子率iと国民所得Yが決まって安心したのも束の間。

今度は労働市場が俺も混ぜろと言い出し、
ついでに縦軸を利子率i→物価Pに代えろと要求。
はいはいわかりました、と。IS-LM分析では、物価P↓ならLM曲線右シフト、国民所得Y↑になることは学習済。従い、AD曲線=物価水準に対する総需要は、縦軸Pに対し右下がり。

2労働市場とAS曲線(総供給)
①労働市場
1労働需要
2労働供給
3労働市場の均衡
1)古典派⇔ケインズの想定の違い(名目賃金)
2)自発的失業と非自発的失業
3)古典派⇔ケインズの想定の違い(労働市場均衡)
②AS曲線
1雇用量と総供給
2古典派⇔ケインズのAS曲線の形状の違い
3AS曲線のシフト

労働市場=AS曲線とは、物価水準に対する労働供給Sの量の話題。ヒトが絡むと面倒臭くなるのは世の常だから、労働需要だ労働供給だの話はさらりと押さえ、次の結論をまずがっちり。

古典派のAS曲線=タテ棒一本
ケインズのAS曲線=物価下がると今の割高賃金では失業発生

3AD-AS分析
①均衡国民所得の決定
②政策の効果
③インフレの種類
AD-AS分析自体が求める答えは難しくない。

古典派のAS曲線はタテ一本=ADがいくら変化してもYは不動

ケインズのAS曲線は途中まで右上がり=拡張政策でAD右シフトならYも増。ディマンドプル/コストプッシュインフレなら、2択に絞って当てればよいから慌てない。

Aランク

②フィリップス曲線
1フィリップス曲線
2物価版フィリップス曲線
3自然失業率
4ケインズ経済学
5マネタリズム
1)マネタリズム
2)短期
3)長期

論点つながり上はAランクとしたが、試験上は「失業」「フィリップス曲線」あたりが良く問われる。

要は名目賃金/物価上昇率が高い(=景気が良い)と失業率が低い。また長期フィリップス曲線(名目賃金上昇で労働供給を増やすが、物価上昇に気づいて失業率が元に戻る)あたりは人間臭くて面白い。

Bランク

4失業
①失業
1失業の分類
1)摩擦的失業
2)構造的失業
3)循環的失業
4)自発的失業と非自発的失業
③失業に関する諸説

失業の分類は一般教養。この手の知識は直接問われる可能性は低いが、誤り選択肢に含めやすいので、余力がない方以外は暗記しておく。

Cランク

4失業
③失業に関する諸説
1オークンの法則

2012年出題あり。営業都合での収録なので、この手の用語は覚えない 。

第10章 マクロ諸理論

Aランク

1消費に関する理論
①消費の三大仮説
1ライフサイクル仮説
2恒常所得仮説
3相対所得仮説
1)時間的相対所得
2)空間的相対所得

「消費に関する理論」は、2014、2015と連続出題。ケインズ型が「今期の所得」だけで説明しきれなかった点をどう補うか。

ライフサイクル仮説: 今期の所得 ⇔生涯所得
恒常所得仮説:今期の所得 ⇔恒常/変動の2つに分ける
相対所得仮説:今期の所得 ⇔時間的(過去にも依存)、空間的(周囲を真似)。

Bランク

1消費に関する理論
②消費の外部効果
1バンドワゴン効果
2スノッブ効果
3ヴェブレン効果

ここは直接問われないが、間違い選択肢の一つとして出題しがち。用語暗記でOK。

2投資に関する理論
①加速度原理
1加速度原理
1)資本係数一定
2)資本ストックの調整速度は1
3)今期の投資

「投資水準」を決める時、「GDPの増える分、生産機械も買うのでは」と、単純発想。

②トービンのq理論

企業の投資が必要か否かを、BSの左側(総資産)⇔右側(負債+純資産=企業価値の大小で決まるとする説。ごくもっともらしいので「財務」知識とセットで覚え、もし出題されたら1マーク丸儲け。

4金融政策に関する理論

ここでは、ケインズ=拡張的金融政策は有効なんだよ・・「以外の」理論を学ぶ。ではケインズと何が違うの?

①貨幣数量式

MV=PYとは、つまりGDPに必要な分だけおカネが回転する。だからケインズ的にM=マネーサプライ増やしたってムダと、古典派が主張。

②ケンブリッジ方式
1マーシャルのk
2 k%ルール

これも同様に、ケインズ的にMを増やす発想の逆。経済成長の分だけMを増やせと、古典派が主張。

第11章 国際マクロ経済学

Aランク

1為替レート
①基本的な考え方
1円高と円安
2変動相場制と固定相場制
3為替介入
②為替レートの決定理論
1アセットアプローチ
2フリーアプローチ
1)為替レートの変動と貿易収支との関係
2)貿易収支と通貨の需給との関係
③購買力平価説

為替レートの話は、「財務」でデリバティブ既習なら、特に難しくない。購買力平価説=同じ商品を同じ出費で買える所が理想の為替レート。この主張なら素直に納得。

2国際収支
①国際収支
1経常収支
2資本収支
3外貨準備増減

統計グラフ問題で、1マーク出題したくなる知識。

②経常収支の決定理論
1ISバランスアプローチ
2アブソープションアプローチ

カタカナが続くが、§6国民経済計算のおまけ論点。

3 Jカーブ効果
1)長期
2)短期
3)マーシャル=ラーナー条件

貿易による国際収支の話。

長期=円安になると輸出増加し、国際収支は改善。 短期=円安でも、輸出が増加し始める迄は数量が伸びず、逆に円安で手取りが減り、国際収支が一旦悪化すること。その「数量の伸び無さ加減」を数字にすると「輸出輸入の価格弾力性」=マーシャル・ラーナー条件。

3マンデル=フレミングモデル
①BP曲線
1BP曲線
2 2国間の利子率、資本移動、為替市場の動き
②マンデル=フレミングモデル
1問題の解き方
2完全資本移動、変動相場制、財政政策の効果(無効)の確認
3完全資本移動、変動相場制、金融政策の効果(有効)の確認
4完全資本移動、固定相場制、財政政策の効果(有効)の確認
5完全資本移動、固定相場制、金融政策の効果(無効)の確認

ここは理解しないと説明が難。いったん人気記事の解説にリンク。

http://rmc-oden.com/blog/archives/9730
Cランク

2投資に関する理論
③新古典派の投資理論
1資本の限界生産性は逓減
2資本の使用者費用
3望ましい資本ストックの決定

「投資の水準」を決める時、急にミクロっぽく、資本の限界生産性=資本コストまで低下したら投資しなくなると説明。H26第7問でチェック。

3財政政策に関する理論
①リカード=バローの等価定理
1前提
2リカードの等価定理
3バローの等価定理

IS曲線の右シフト要因、G↑T↓を別な視点で捉える。結論として、「国債発行は現時点のT↑と同じ効果」とする。だから「等価」定理。

§12景気循環と経済成長
1景気循環と経済成長
①日本の経済動向

一般常識

2⃣景気循環/経済成長に関する理論
①リアルビジネスサイクル理論
②成長会計
③内生的経済成長理論

ここはリンク記事をどうぞ。

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