【数字の試験は「正解選び」】マクロAランク

A経済学
前置き
数字の試験は「正解選び」。
でも「経済は理解が大事」?

「財務」と違い、なぜ「経済」は理解が大事?

「財務(簿記)」は答えを出すことが目的で、解き方さえ覚えれば誰がやっても同じ答えに。よって必ずしも理解は問いません。

片や「経済」は演繹思考=「順序だてて理屈を追う」。答えより途中過程が重視され、言い回しや仮定の違いで結論は逆になります。そうか、

解き方だけ覚えて理解が抜けると、真逆の結論に出遭ってポカン。

ここで注意するのは、「理解が要る」のは、グラフ問題>文章題。では易問「マクロ」Aランクでその使い分けを確認です。

1⃣結論あべこべ

H26第6問 消費理論 Aランク

 定期給与の増加または一時金の支給が消費に与える影響を、恒常所得仮説を用いて説明した記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 一時金の支給は恒常所得の減少にあたり、消費を増加させる
×イ 一時金の支給は変動所得にあたり、消費を減少させる
○ウ 定期給与のベースアップは恒常所得の増加にあたり、消費を増加させる。
×エ 定期給与のベースアップ分は変動所得にあたり、消費を変化させない

恒常所得「仮説」の説明を選べと言ってますが、一般常識で○ウが正解。仮説が浸透し一般常識化したものを、「セオリー」と言います。

3⃣用語入れ替え

H28第2問 景気動向指数 Aランク

  少子高齢化と経済のグローバル化が進む中で、わが国においても租税制度の体系的な見直しが進められている。下図は、1989年度以降のわが国の所得税、法人税、消費税の各税収額の推移を示したものであるが、税目名はa、b、cという形で伏せられている。これらa、b、cに関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
 
ア aは所得税であり、bは消費税である。
イ aは所得税であり、cは消費税である。
ウ aは法人税であり、bは消費税である。
エ aは法人税であり、cは所得税である。

中学社会科の中間テストレベルでも、c→消費税位はわかる。当試験では一般に「マクロ」が苦手になるため、1~2マークはこの手のサービス問題を出して、点をかさ上げします。

5⃣b グラフ・シフト

H26第5問 IS-LM分析 Aランク

 以下の2つの図は、標準的なIS-LM分析の図である。両図において、初期状態がISとLMの交点であるE0として与えられている。政府支出の増加によってISがIS’に変化したとき、以下の両図に関する説明として最も適切なものを下記の解答群から選べ。
 
×ア 図1が示すところによれば、政府支出の増加による総需要刺激効果は、クラウディング・アウトによって完全に相殺されている。
×イ 図1で点Aから点E1までの動きは、「流動性の罠」と呼ばれる状況が生じていることを示している。
×ウ 図1で点E0から点Aまでの動きは、政府支出の増加によるクラウディング・アウトの効果を示している。
×エ 図2では、政府支出の増加によって利子率が上昇することを示している。
○オ 図2では、政府支出の増加によるクラウディング・アウトは発生していない。

金融実務に精通する方を除き、「クラウディング・アウト」「流動性の罠」と言われても実感は湧きません。無理に理解に走ると余計に混乱するので、時間の無い方は解法暗記でいったんOK。

今日のまとめ

5月からの「経済」対策では、時短型の解答セオリー。

Step1
グラフ問題は、「財務」と同じく手を動かして解き方を暗記。
Step2
暗記で解けたら、過去問解説を使って理解を深める。

特に難関「マクロ」では、多くの方が「理解してから解こう」として、時間切れでドボン。そうでなく「解き方を先に覚え」「時間に余裕があれば追加で理解」。

本来の学習セオリーと違っても、診断士「経済」ではそっちの方がスコアが早く伸びます。だってどうせ4択マークの試験ですから。

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