2次答案(顧客)

【公認会計士試験】採点のカラクリについての一説

採点のカラクリを理解し、すべてを完璧にしようと思わない。

国家試験の採点基準は、誰でも知りたいが、一般に奥深い。公認会計士試験の例を参考にどうぞ。

この書籍はこう続きます。

問題レベルと採点レベルは異なる

本書の旧版を出版してもっとも反響の大きかったのが、この「採点のカラクリ」の部分でした。この「採点のカラクリ」とは、ひと言でいえば、「採点上、受験生のできのよい問題の配点を高くし、できの悪い問題の配点を低くするように調整が行われる」というものです。すなわち、いわゆる「傾斜配点」が行われるということです。
たとえば、ある科目の大問1問の配点が100点で、その大問の中で小問が5問出題されたとします。当初、試験委員は、それぞれの配点を1問当たり20点で合計100点満点となるように割り振ったとしましょう。
ところが、問5がかなりの難問であったらしく、採点していくうちに、受験生が正解していないことがわかりました。このような状況で問5に20点配点すると、この問題の平均点が著しく低くなってしまいます。
そこで、試験委員は平均点を上げるためにどうすればいいのかを考えます。難しいことではありません。できのよい問の配点を高くして、できの悪い問の配点を低くすればいいのです。
極端な場合、問5の配点を0点にして、25点配点の問を4問にしてしまうのです。このように配点基準を変えることで、試験委員は平均点を調整することができるのです。
さらに、このように配点基準を変えてもまだ平均点が低そうなときは、次にできのよくない問が問4であったとすれば、その配点を10点にして、問1から問3をそれぞれ30点に変えて、100点満点の問題にするのです。
このような「採点のカラクリ」があるとすれば、すべてを完璧にしようという勉強法が、試験合格のための戦略上、いかに非効率的なものかがわかると思います。

→試験問題は採点するときに調整が行われる可能性がある。

試験の本当のレベルを知る

試験制度が変わったとはいえ、公認会計士試験はいまだに、一般に過酷な勉強を強いられる「超難関国家試験」であるという先入観を持たれています。
確かにそれほど易しい試験ではありません。しかし、何年にもわたり、友達づき合いなどすべて犠牲にして専念しなければ合格しないといった試験でもありません。事実、「最難関国家試験」と言われていた従来の公認会計士2次試験においても、新しい制度での公認会計士試験においても、一発合格を果たした人が何人もいます。
そうであるにもかかわらず、公認会計士試験が「超難関国家試験」であるという先入観を持たれているのは、いたずらに公認会計士試験を「とても難しい国家試験だ」と印象づけている「資格紹介本」に原因の一端があると言えるでしょう。
(中略)そのため、試験レベルの「現実とイメージの差」が生じてしまうのです。

→世間一般の「超難関国家試験」というイメージにひきずられない

 

得点を与えるのに苦労する試験委員

では、公認会計士試験の本当のレベルとはどのようなものなのでしょうか。もう時効なので、ここで、かつて試験委員だった人の「悩み」についてお話ししましょう。

従来の公認会計士2次試験時代に試験委員だった人がしみじみ語っていたことですが、答案を採点していた一番悩んだことは、「どうやって点数を与えようか」ということだったそうです。つまり、当初の配点基準どおりに採点すると、点数がなくなってしまう受験生が多数いて困ったというのです。
大問を構成する小問の点数配分については、前項の「2・採点のカラクリを理解する」で述べたような調整を行うことによって解決できますが、小問の解答欄に書かれた受験生の「解答」に、どうやって点数を与えるかで大変悩んだというのです(後略)。

問題レベルと合格レベルは別物

公認会計士試験の受験勉強を始める前に、ぜひとも「この試験はすごく難しい試験ではなく、基本的な内容をしっかり勉強すれば合格できる試験なんだ」ということを知っておいていただきたいと思います。このことを知っている人と知らない人では大きな差が生じます。
なぜなら、すごく難しい試験だと思っていると、どうしてもムダに勉強範囲を広げ、必要以上の時間をかけて細かいことまで猛勉強しようとしてしまうからです。そして、その結果、一発合格が難しくなるのです。
公認会計士試験に興味を持った人は、ぜひとも「公認会計士試験は非常に難しい試験である」という誤った先入観を捨て去ってください。そんな先入観のために、合格できる人が挑戦すらしていないというのは非常に残念なことです。世間が与えている「難関」というイメージを捨て去り、正しい勉強スタイルを身につけて、合格を勝ち取っていただきたいと思います。

→まずは、完璧にマスターしなければならない論点や範囲を明確にする

この内容が診断士「2次」の採点基準と関係する保証はありません。でも国家試験の採点基準とは例えばこう。知っておいて損はなさそうです。

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