簿記を問わない「事例Ⅳ」があれだけ難化するのは、「管理会計」のセンスを問うため。4/11にTACの解き方第2版が発売され、Ⅳを待ちきれないあなたのためにGWはマンガで特集です。

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【設問解釈】採点レイヤー+無料エクセル

分析系の問題を先に解き、
助言系の問題は後回しでOK。

スクールで初めて事例演習を受けた方なら、そんな受験指導にビックリしたかも?

でもこれには根拠があって。まず協会公式HPで「診断士の業務=1⃣現状分析を踏まえた2⃣企業の成長戦略の3⃣アドバイス」と明記され、さらに「出題の趣旨における○○力」として毎年具体的に示されます。

採点レイヤー1⃣ 分析能力
→(公式の定義がないのですが)簡単に言えば過去~現在までに起きている事実を整理して示す力。試験対策上は主に「根拠の抜き」になり、得点しやすい。
採点レイヤー2⃣ 課題把握力・提案能力
→1⃣現状分析に続き、「企業の成長戦略」をズバリ示す、診断士の中核能力。企業側にはだいたい腹案があるので、好き勝手な提案ではなく、レイヤー・フレーム・切り口を駆使して「多面的に当てる」ことがポイントです。
採点レイヤー3⃣ 助言能力・解決力
→やや公式っぽいPDFによると、「経営目標の達成に向けて、経営者・社員の自発的行動を促すアドバイス」です。具体的には企業側が知らない=与件や設問にない「1次知識」を自分で選んで書くため、正答率が下がります。

【設問分析】採点レイヤー+無料エクセル

そうか、採点基準は作問者がランダムに決めて良いけど、一定の法則(セオリー)に基づく必要がある。そこを読み解くのが「設問解釈」だねっ?

はい。そして分析の軸を決めるなら、およそ以下の項目が良さそうです。

設問解釈エクセルの記載項目
設問文
レイヤー(大)
レイヤー
時制
字数・配点・期待得点
出題の趣旨(手打ちで写経)
要求能力
使われた「1次知識」
設問解釈&構文★Syntax

80分で60点を取る想定読みに欠かせないのが「設問解釈」。マス目の書き方を先に決めてしまう「構文★Syntax」を加え、解答時短を加速します。

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今日のまとめ

スクールの講師は手取り足取り教えてくれるけど。
でもその出元は過去問+出題の趣旨を使うしかないので、試験対策がコモディティ化すると、通学でもふぞ信者でも大差はない。

そう、これでもう大丈夫。診断士の「2次」対策は年30万円のお布施をして外注する人も少なくないけど、工夫次第で内製化が出来ます。

だって試験対策のネタ元は、過去問+出題の趣旨として公表済だから。これに足すなら、口八丁で多少いかがわしいけれど、TBC山口先生による事例のモデル企業ネタ位です。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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