2次連携(協力)

【オープンイノベーション】口述想定問答集(例).

果報を寝て待った時の合格期待値=20%。

さすがは噂のくじ引き試験。1年以上の準備で臨み、やるだけのことはやってもその合否は良くて半々です。

1事例の丸ごと完答は難しく、
4事例でブレたスコアが240点前後に集まる上、
採点基準は出題側が後出しで決めるからだね?

はい。だからどんな優れた採点サービスでも、ボーダー240点前後の合否は見分けることなく、「あなたの合否はボーダー上」。そんなフィードバックが返ってきます。

【オープンイノベーション】口述想定問答集

ところが「2次対策のスキルが一番伸びるのは、試験の終了直後」。合否半々以上の手応えを掴んだ方はフテ寝などせず、口述通過とその後の実務での活躍にもうロックオン。そして口述試験とは、

自分を合格させる作問をしてくれた出題者へのお礼の場に。

4つの口頭試問にスラスラ答える位は朝飯前に。「今年の合格者は凄いぞ」。慌てふためく面接官からの報告を受けた出題者がニヤリと一言、「来年はもっといい事例を作るよ」。そんなイノベーションの積み重ねがこの試験です。

では、本試験1問あたり1つずつ、当サイトが用意した口述想定問答をどうぞ。

1⃣事例Ⅰ ファブレス製造業の技術を支える人事制度

第1問
私はA社の社長ですが、研究開発型企業がとるべき競争戦略を説明してください。

はい、研究開発型企業がとるべき競争戦略としては、まず(ポーターの)競争優位の戦略から、①差別化 ②コストリーダー ③集中の3つを検討します。一般に研究開発コストがかかることから資源の分散を防ぐ③集中戦略をベースにし、さらにコストリーダーよりは差別化を狙う「差別化集中」が妥当となります。

第2問(設問1)
A社の人員構成は技術者が9割と偏っています。この時にとるべき製品戦略とその理由を説明してください。

はい、人員構成が技術者9割に偏っている場合、最終消費者向けの製品開発を避け、例えば電子機器のような産業向けに集中することが考えられます。産業向け製品は多様かつ新規の機能を求められることが多く、ニッチ市場での上位を狙うことで、十分なシェアと利益の獲得を期待できるためです。

第2問(設問2)
A社における、従来製品の事業特性と、複写機関連製品の事業特性の違いを説明してください。

はい、従来製品と複写機関連製品の事業特性の違いは、売切り型と消耗品継続型の差にあります。研究開発企業における製品ライフサイクルを考えた場合、売り切り型への依存では研究開発投資を回収できないリスクがあるため、消耗品継続型のビジネスモデルと組み合わせることで、事業構造が安定する効果があります。

第3問
私(A社長)も高齢になってきたので、後継者の育成を考えています。事業承継などの法制面は検討済なので、組織面でできることはあるでしょうか。

はい、後継者の育成を組織面から考える場合、まず考えられることは権限の委譲です。A社では先に技術別組織から機能別組織に改組し、各役員を部門長に指名していますから、各組織内のマネジメントを彼らに委ね、例えば担当者別→チーム制での業績評価などの工夫を通じて、組織マネジメント力の強化を狙うことができます。

第4問
A社が時流を先読みし先進的な事業展開を進める中で、社員のチャレンジ精神や独創性を維持する施策を、金銭的・物理的な点(外発的動機づけ)で説明してください。

はい、社員のチャレンジ精神や独創性を維持する金銭的・物理的な施策としては、外発的動機づけの面で検討することが良いでしょう。具体的には金銭面では報奨制度や表彰制度の拡充、物理的な施策としては研究施設の拡充や従業員が交流できるフリースペースの設置、また昼食の支給など、研究開発に専念できる環境づくりが考えられます。

おや、第3問までは設問に忠実ですが、第4問は設問と逆のことを聞いています。試験にまつわる都市伝説として、面接官も人の子。やや緊張するAMは基本的な質問、リラックスした午後は少しくだけた質問が多いと言われます。面接時間が午後の方は、捻った質問対策も万全に。

2⃣事例Ⅱ 市内老舗旅館のインバウンド誘客

第1問
私は旅館B社の社長ですが、経営を刷新するためビジネス環境の3C分析を考えています。その内容と効果を教えてください。

はい、経営を刷新するためビジネス環境の3C分析をすることは有効です。3C分析とは日本の大前研一氏が提唱した市場環境分析のフレームワークで、①顧客(Customer)→②競合(Competitor)→③自社(Company)の順に分析します。すると自社内だけに目を奪われず、自社の経営資源をバランス良く生かせる効果があります。


第2問B社では新規宿泊客を増加させるため、ホームページや旅行サイトに建物の外観や館内設備に関する情報を掲載しましたが、反応は今ひとつでした。その理由と対応策を教えてください。

はい、新規宿泊客を増加させるためにホームページや旅行サイトに自社情報を掲載することは有効ですが、その前に誰が情報を必要としているか、ターゲットの絞り込みが必要なためです。ホームページの閲覧者は必要な情報がすぐ得られることに好意的な反応をすると一般に言われており、(X市で)現在増加しているインバウンド客向けの情報を目立たせる対応が良いでしょう。

第3問
宿泊客のインターネット上での好意的な口コミをより多く誘発するには、交流型や体験型のおもてなしが良いと聞きました。一般的な話で良いので、その背景を教えてください。

はい、交流型や体験型のおもてなしがインターネット上での好意的な口コミをより多く誘発するのは確かなようです。具体的にはインバウンド客の増加の背景にリピーターの増加があるとされ、単なる観光から、より和の趣や日本人との交流に興味が移り、インターネットを使って次の訪問先を探す傾向があるとされます。また観光庁が提唱するニューツーリズム着地型商品の人気化にも注目します。

第4問
インバウンド客には昼の観光が人気になりそうです。逆に「夜の活気」はどう活用するのが良いでしょうか。

はい、インバウンド客に昼の観光が人気の場合、「夜の活気」はターゲットを変えてみるのはいかがでしょうか。具体的には夜通し続く祭りや、街並みの夜間ライトアップなどの今ある観光資源に注目し、従来は片道2時間程度で日帰りしていた大都市圏の観光客に1泊していただく活用策が良いと考えられます。

「事例Ⅱ」はターゲット×経営資源の掛け算作問なので、何か答えに詰まる様な質問が出る可能性は低そうです。

3⃣事例Ⅲ 新技術で待ちから攻めに転じるプラメーカー

第1問
私はC社の社長ですが、近年家電製品の国内生産需要が戻り一息ついたとはいえ、短納期化、小ロット化、多品種少量化が求められています。こうなった背景を説明してもらえますか。

はい、まず近年家電製品の国内生産需要が戻った背景は、製品のコストダウンが一巡して、逆に高付加価値製品への支持が戻ったことや、海外生産における人件費のUPが考えられます。また国内に戻った生産需要にはかつての様な汎用、量産型のニーズは少ないため、短納期化、小ロット化、多品種少量化の求めが今後も続くと考えられます。

第2問
C社では今回、成型機の長い段取り時間の改善に、IEの手法の一つであるマン・マシン・チャート(連合作業分析表)を採用しました。IEの体系に沿ってその位置づけと、大まかな内容を教えて下さい。

はい、マン・マシーン・チャートとはIEで使われる管理表の一つです。IEの4つの体系、①工程分析 ②動作研究 ③稼働分析 ④時間研究のうち、①工程分析に属し、作業者・機械それぞれの作業内容を横に並べて比較し、「手待ち」「停止」のムダを見つけていきます。これにより作業のサイクルタイムを短縮し、短納期化や小ロット化につながる効果があります。

第3問
C社では、X社から受注した主力製品A、X社以外から受注するその他製品ともに在庫管理に苦慮しています。そうなっている原因を、X社からの受注、X社以外の受注に分け、生産計画面から説明してください。

はい、C社が在庫管理に苦慮している原因を、X社からの受注、X社以外からの受注に分けて説明します。X社からは週1回安定した受注があるものの、週1回の大ロット生産であるため在庫量が増加します。逆にX社以外の受注は数量が少なく変動する一方、生産計画がX社受注に合わせた週1回であることが、在庫増加の原因になっています。

第4問
生産統制といえば、進度・現品・余力の3つの管理に定義されます。今回C社では現品管理に注目して生産管理のコンピュータ化を進めましたが、それ以外の進捗管理・余力管理の定義を簡単に教えてください。

はい、生産管理には計画→手配→統制の3段階がありますが、日程・調達・工数の3つの計画(Plan)に対応するのが進度・現品・余力管理の3つの統制(See)です。具体的には計画と実際の作業の進み具合を比べて調整するのが進度管理、ムダが大きくならない程度に遊びを持たせて生産の柔軟度を高めるのが余力管理です。

第5問
C社の立地環境の特色として工業団地、経営資源の特色として「インサート成型」が挙がっています。立地上の特色である工業団地に移った背景と、今後期待される効果を説明してください。

はい、C社が工業団地に移った背景として、住工混在地域に立地していた他の中小企業とともに、高度化資金を活用できたことがあります。大手顧客の海外生産移転により互いに苦しんだことから助け合いが進み、今後については「インサート成型」技術を核とした金属加工部品の調達の他、技術交流会や共同受注などさらなる相乗効果が期待できます。

【2年目上級生】口述想定問答募集のオープンイノベ

フテ寝して果報を待っても合格期待値は20%。

ストレートの看板を捨て、今年は「2年目上級生の確実合格」に賭けた当サイトですが、各スクールの模範解答発表が一巡し、その手応えはいかがでしょうか。

なんだ、記述も口述もまずオウム返しで反応し、与件の具象と知識の抽象をバランス良く、キレイな日本語で。

そう、口述試験で聞かれるコトを意識して「2次」対策を進めた方には、少なくとも要求解釈で事故を起こすことはなかったはず。当試験において「2次口述」とは、それだけ大事な意味を持ちます。

そこで「2次口述想定問答集」ならもう自分で作ったよ。そんな「2年目上級生」の方はこれから準備を始める「初学スト生」のため、ぜひオープンに提供いただけないでしょうか? ①記述合格発表前 ②〃発表後の2回に分け、原則ご協力いただいた全Q&Aを当サイトにて公開いたします。

ご提供方法
フォーム:自由
分量:自由
内容:自由 (解答部分のみ、当サイトにて適宜加筆することがあります)
提供方法:当サイトのお問い合わせ欄に、「口述想定問答提供」と記入ください。折り返し送付先のアドレスをお知らせします。
※当サイトは有償の商行為を目的としないため、提供いただた問答の著作権は当サイトに帰属せず、提供者のものとします。

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