
市中のセミナーに行ったら、
隣のアイツが持っていた。
ところが折角隣の芝生が青いのに、①なぜかそれを酸っぱい葡萄にし、②新たな変化に否定で入るため、③努力するほどスコアが下がる。それが受験経験者がやらかす多年度ループっ。
- 【経験者がやらかす酸っぱい葡萄】
- ①「まとめシート」流2次対策なんて要らないよ。
②ブログに書いてあることと同じじゃないか。
③多年度生は、もっと初学者と差別化しないと。
④ノウハウ自慢のボクは他にいいこと知ってるよ。

おやおや、葡萄やワインが酸っぱいうちはマシだけど。新たな変化に否定で入るクセを直さないと、10/20(日)の打ち上げビールがほろ苦く。
そこで合格努力・実力なら十分の受験経験者のあなたのために。今日は、「まとめシート」流2次対策の芝生がなぜ青いのか、どこをイタダキするかの紹介です。
ゼロから始める2次対策:隣の青い芝生はまるっとイタダキ
- スト合格ブームの不可逆性:最近の「2次」はなぜスト生ばかり合格?
- ×スクールご自慢の超絶理論解答でなく、○わかりやすく具体的な80点答案の書き方なら、誰でもすぐに真似できるから。
そんな誰でも知ってる当たり前を、ゼロから始めた方でもわかるよう、まとめてくれやがった。それが「まとめシート」流2次対策です。
- 1⃣同じことを書いているのに、わかりやすい
- 「まとめシート」流2次対策は、誰が読んでもわかりやすい。ついでに書き方を真似すると、採点者がマルをつけたくなる、「わかりやすくてキレイな」日本語答案に。

きゃっしい氏の文章構成 | 斬られ役:採点者が嫌うオジサン語 |
わかりやすくてキレイなロジカル日本語 | 中身は○なのに、論理の飛躍で×。 |
○わかっている感 | △やりこみ感 ×書きすぎ感 |
①今起きている問題はAです。 ②その想定される原因はBで、 ③次に起きるとすればCです。 ④そこで対策Dが効果的です。 | ①ヒャッハー、この正解は対策Dだっ 。 ②今起きている問題はAだけど、 ③原因Bや今後のCもマス目に盛り込めっ。 ④対策Dには、期待効果Eもセットだぜ。 |
- 2⃣「2次」対策の内容が、具体的
- 例えば、解き方を学ぶ→P課題の設定→D問題を解く→C振り返り→A対応策の実行の順に。誰でも知っている筈の「2次」対策が、モレやムラなく、具体的にまとめてあります。

「2次」にマストの「語彙」とは、「1次」知識をどんな相手にも伝わるように、使いやすくした状態のことです。目安の例をどうぞ。
多角化のメリットとデメリットは? | 高次学習を進めていくためにはどうすれば 良い か? | 段取替えによる生産性低下を防ぐための施策は? |
メリットは①単能工でも作業可能で②間接作業が少ないため生産性が高く③工程管理が容易な点。デメリットは①レイアウト変更が困難で②仕様や生産量の変化への柔軟性が低く ③単調作業で労務面の問題が発生しやすい点。 | 方法は①権限委譲を実施し②人材のダイバーシティやオープンイノベーションにより多様な視点を持った参加者を活用し③評価体系を成果主義へ変革し④成功・失敗経験のデータベース化と情報の共有を実施する。 | 具体的施策は、内段取の外段取化を実施し、それができない場合は、内段取の停止時間の短縮を図ること。そのために、① IE の実施により段取り替え時間の短縮を図り ② 作業を標準化し ③ 従業員の教育を実施する。 |
わかりやすい説得的な文章を書くなら、論理的思考(ロジカル・シンキング)を。ところがそれを説くオジサン達の日本語が下手クソすぎるので、くだらない絵に直してイタダキです。


第1~3マス目のカコ問は帰納法で。第4~5マス目のミライ問題は演繹法を使って書く。
- 3⃣飛ばし読み⇔読み飛ばしの違い:80分では解けない量の文章を読み解く基本
- 以下2つは一見似ていても、200%真逆の動きです。
【○飛ばし読み 】 skimming
知っているトコはサラリと流し、普段と違う差分に注目すること。
【△読み飛ばし】skipping
△自分が知らないコトが書かれていないかと、目を皿にして与件を探し、あぁやっぱりモレていたと嘆くこと。

そりゃ「事例Ⅰ~Ⅲ」の文章量を80分では処理できない。ではSkimming⇔Skippingはどこが違うのさ?
○ Skimming :80分で全ては解けない前提で、設問文から想定した優先順に根拠を使うこと。
△ Skipping :わずかな加点狙いでキーワードの使い残しにクヨクヨすること。

「まとめシート」流には、イマの「2次」対策が①わかりやすく、②具体的に書いてある。③すると日々更新の試験ブログを優先順で飛ばし読みするクセがつき、④そして読み書きが倍速モードにっ。
ゼロから始める2次対策:まとめ
- スト生を優遇しすぎる出題傾向&採点基準。ところが経験者勢に嬉しい悲鳴が。
- 恣意的に優遇された80点答案を見ると、どれもわかりやすくて具体的に。しかし「①わかりやすく具体的なキレイな日本語」に全員まっしぐらな初学勢にくらべ、経験者勢は昔ながらの「②キーワード盛り盛り答案」と2択できる強みがあります。

当試験の合否は、80分の制限時間で読み書きするアウトプットで決まる。国語力は人によりピンキリだから、合格スタイルは一つじゃないぜっ。
- そこで出題者/採点者に狙い撃たれる8割ドボンを避けるには、彼らが好きな「1次」セオリーを採用します。
- つまり合格努力・実力が十分な受験経験者が採るリーダー戦略(コトラー競争地位別戦略)では、△初学スト生との差別化よりも、○上から奪い取るようにイイトコ取りする同質化を。

ふぅん。採点者=試験委員45名の仮定に立つと。△キーワードを並べる「やりこみ感」より、○1次知識セオリーに従う「わかってる感」の方が、スコアが伸びる。そんなのもう当たり前っ。
ボタンを押して今日もイタダキ↓。
試験の進化は待ったなしです。
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