「2次」対策の手を一旦休め、
ほとぼりを冷まして再挑戦。
2月に入るとスクール・サークルともに代替わりし、「2次」の最新施策が次々と。そして「リベンジ!」「アドバンテージ!」とやたら囃す方も多いけど、ちょい待って。
これと同じ光景は、昨年もあったぞ。。
では昨年と違うことから先にやろう。今日は試験ブログの狭っちい視点を捨て、世間で起きている変化、アンラーニングに注目です。
【抜け駆け2019】多年度解消~「1回休み」が効果的?
1⃣アンラーニング(学習棄却、学びほぐし)とは
2次スクールの合格率はなぜ2割に収斂するか~「教わりグセ」の解消
アンラーニングとは、一度学習した知識や価値観を意識的に棄却し、新たに学習し直すことです。個人や組織が継続的に成長するため…
これまで日本の企業においては、熟達し一人前になることがゴールとされていました(中略)。自分で学び成長することができない、いわゆる「教わりグセ」を持った個人を増加させてしまう可能性があります。「教わりグセ」がついてしまうと、他者から教えてもらわない限り、成長につながりません。
アンラーニングは、日本企業の人材育成で陥りがちな「教わりグセ」がつくことを防ぎ、自ら新たな気づきを得るように促します。一人一人が自ら気づきを得て学習していくことができれば、組織自体も自ら学習していく組織に変化していきます。自ら学習する組織は、環境の変化にも適切に対応することができます。
「2次」合格実力を備えた方に、余計な解説なんて要りません。「教わりグセ」がついた方の構成比が必要以上に高まることは、「組織としての将来に好ましくない」。すると出題傾向と採点基準を毎年変え、自称合格者の多数派!を狙い撃って8割ドボン。そんな出題姿勢と知って納得です。
2⃣アンラーニングの着手点~わかりやすいのが「事例Ⅳ」
計算ばっかしてんじゃねーよ。H30第2、3問で出題側からダメ出し。
「事例Ⅳ」は毎日コツコツ、1日1問やりましょう! そんな古びた経験則に基づく指導ばかりのしょぼい2次スクールや某ノウハウ出版社を震え上がらせたのが、H30第2問企業価値(FCF)と第3問CVPのトンデモ出題。
過去問の解き方ばかり覚える勉強ではやはりダメでちた。。
そう正しく反省するか、ムキになって収録範囲を増やし、より小難しく辞書の様に分厚くなるかが今年の見所に。とはいえ、成果の出ない勉強でひたすら暇つぶしをさせる学習指導は感心しません。
2~6月は「事例Ⅳ」とは一旦手を切る。
「Ⅳ」60点超えの実力があれば実務で活かす。
または「簿記2級」「1次財務」から学び直しを。
そう言えば、「毎日コツコツ1日1問」学習スタイルは、試験の出題側から歓迎されない。アンラーニングの着手には、「Ⅳ」がうってつけです。
今日のまとめ
教わりグセの解消には、「教えグセ」の払拭が前提。
とはいえ診断士なる資格そのものが、承認欲求(周囲にモノを教えたい)、成長要求(知識を深めたい)が基になるので、当サイトを含む自称コーチ屋は後を絶ちません。
そこで「2次」220点をクリアしたら、「2次」対策の手を一旦休め、学んだ知識をリアルのビジネスで使ってみる。そして以下に気づいてニンマリです。
多年度解消の最新処方箋は、「1回休み」を入れるアンラーニング。
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