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【チョイス】最後の2択と最初に2択

試験で2択に強くなる。

今日のテーマは、「1次」「2次」両方のハイスコア最速合格。つまり「確実に合格してくる一握りの方」が選ぶ2択の説明です。昨年220~239点の「合格実力不合格」で、国語力の磨き方を検討中の方もぜひどうぞ。

【チョイス】最後の2択と最初に2択

1⃣最初に2択

「1次」の学習技術が発展し、①短時間で効率合格 ②長時間でガッツリ合格の、2択ができます。

「1次」対策の業界新標準が、スタディング

その理由はズバリ、

「1次」試験は暗記が大事。だから「2次」は暗記じゃ合格させないぜ。
by 試験委員

つまり、①「1次」暗記を疎かにし基本知識や理解に劣る → ②「2次」対策が「過去問の解き方」「書き方」の暗記偏重 →③ここ3年の「2次」採点基準の変化で出題側の姿勢がそれに「NO」と判明。そこで、


暗記3兄弟を周囲の200%増しで得意化すれば、
「2次」を確率50~80%で通過する道が拓ける 。

ここで最初のとっておき。


①受験技術発展により、「1次」通過だけなら従来の半分の時間でOK。
②従来と同じ時間を使うなら、周囲の倍のスコアを狙う。

この2択を最初に決めておくと安心です。

2⃣最後の2択

マーク試験の親玉=「センター試験」で語り継がれる、「最後の2択」。

例題:「情報」H28第7問 UI Cランク
近年、最新のWeb技術を有効に利用して、広告活動や各種の公示活動を魅力あるものにしようという動きが活発になりつつある。Webコンテンツの作成技術に関する記述として最も適切なものはどれか。
?ア Webページに画像を掲載する場合、SVG、JPEG、GIFなどのラスタ形式の画像フォーマットを使うよりも、TIF、PNGなどのベクタ形式のものを使った方が拡大した場合などに画像が劣化しない。
×イ Webページの記述言語であるHTML5は、PCあるいはスマートフォン向けのすべてのブラウザに対応していることから、Webページの記述は今後HTML5で行う方が良い。
?ウ 繰り返し自社のWebページを閲覧してもらうようにするためにはUI/UXが重要である。
×エ 現実世界をコンピュータ技術で拡張してWebページに表示する技術を総称してAIと呼ぶ。

当問は消去法で解くので、×イの「すべての」は言い過ぎ、エは×AI→○ARの定番ひっかけと、アウの2択にすぐ絞れます。つまり「1次」対策で過去問を回す時は、4択を2択に絞るより、○2択を1択に絞る学習を意識します。すると、「1次」は効率よくスコアが伸びます。

なぜ「最後の2択」に?

以下を較べるまでもなく。国内最大級のマーク試験である診断士「1次」では、「最後の2択」の研究が進んでいます。

一言でいえば、試験の出題側が「合格者数の微調整」を狙うとき、「最後の3択」「〃4択」では正答率がブレて厄介。だから2択がベストの出題です。

3⃣悩んだ2択は国語で落とす

4択の残り2択が両方それっぽい。その時は「正解を選ぶ」より、「間違いを見つけて落とす」。

誤答選択肢の作り方パターン
~最後の2択で悩んだら、以下のどれかが間違いポイント。

①主語 ×製番管理方式とは→〇追番管理方式とは
②述語 ×~にならない→〇~になる
③目的語×AIを →〇AR
④形容詞×増加中の→〇減少中
⑤長文の因果関係×もっともらしいウソ

このワザは自己流ノウハウでなく、国語の制約に準じた万人共通のコツ。だから誰でも安心して採用でき、テストの点が上がって知識も増える、イイコトだらけです。

今日のまとめ

最後の2択力は、なぜ「2次」に使えるの?

それはね。「1次」「2次」ともに作問する時は、①正解選択肢を先に作り ②受験者の国語力を想定しながら誤答させる選択肢を作るから。H30「Ⅳ」第3問CVPの設問文を読めば、その程度はイマドキ全員知ってて当然です(その12)。

そして日本語の制約上、誤答選択肢のパターンは①主語 ②述語 ③目的語 ④形容詞 ⑤因果関係のどれかを変えるだけ。この勘所を知ると、「最後の2択」のCランクはズバズバ当たり、ついでに「2次」に使える国語力も磨けます。ええと、これを日本語で言うと?

そう、答えは「一石二鳥」。

だから周囲と同じスコアで良ければ時間を半分。同じ時間を使うなら周囲の倍のスコアを狙って取る。ここは「2次」再挑戦時の判断にも使える、「最初の2択」です。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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