おベテの暇つぶしの道具に使われ、世間の役立たずどころかノロマ扱いでしかない、診断士Ⅳ固有の電卓パチパチ勉。その真逆で「Ⅳ」CVP~NPVを猫でも得意化するのが、今回のGW特集5回シリーズ「マンガでわかる管理会計」です。

★As-Is競争

【抜け駆け合格】「2次」筆記の競争セオリー(Competitor)

「2次」は確率20%のくじ引き競争。
従い3C、5フォース位は当たり前。

Q:ねぇ、知識記述型の試験なのに、なぜ確率20%のくじ引きになるの?
A:第一に、解答技術研究が進み、「書く力」では点差がつかないから。第二に、合格努力・実力の高い方をあえて落とすべく、わざと答えがブレる=不確実性の高い出題をするからです。
Q:それでも一部の方が、確率50~80%で突破するのはなぜ?
A:国語的or理数的読解力がもともと高い方の場合、「読み書き」を苦にせず、「2次」を「経営・診断セオリー」を体系化する機会と捉えます。よく「答えは与件に書いてある」とも言われますが、素養が影響するため、万人向けではありません。
Q:国家試験のくせに、合否がくじ引き、抽選でいいの?
A:アリです。当試験はハイリスクハイリターン。つまり合格努力・実力ある人ほど不合格にされるからこそ、合格プレミアムが高まります。確率20%までは努力やノウハウで到達できるので、完全「運ゲー」とされる某文系国家資格よりマシ。そう絶妙に設定されたクギを読む試験とも言えます。
Q:ねぇ、たかが試験ブログがこんなこと書いて、炎上しない?
A:昨年までなら炎上です。ただ最新体験記を読む限り、出題側の工夫が奏功し、合格者がガラり入れ替わって上方シフトしました。H30「2次」は予断を許さぬ厳しい戦いになりますし、一部の診断士スクールは、もう遥か前方を走っています。
おやおや、これは大変な試験に申し込んでしまった?

いえ大丈夫、合理的に判断できるのが、ヒトの特長。

市中の勉強会への参加や、試験ブログに目を通すのは、
合格ヒント探しより、周囲がナニ考えているかの市場調査。

そこでね。

A:うは、合格先輩はやはりすごいでちゅ!早速パクろう。
B:そうか、この位でたまたま2割、ここで計画たまたま5割か。

自分がA⇔Bどちらでもいいんです。一つはっきりしているのは、正しい合格努力・実力を積み上げると、「2次」は確率20%以上で通過できること。

【抜け駆け合格】「2次」筆記の競争セオリー(Competitor)

導入編の今日は、「競争の森」に深入りはせずこの辺で。そこでとっておきを一つだけ。

当試験の合格先輩のうち、「初学ストレート」に一旦絞ると、合格パターンは大別して2通り。

この時、一般に「読む→考える→書く」と言われる解答モジュールのうち、この先輩は「読む」「考える」いずれを重視? そう積極的な読み方をすると、試験ブログはますます宝の山に。

今日のまとめ

確率20%のくじ引き試験をどう戦うか?

それにはね。「合格者の上半分」に特有の諦観が参考になります。

計画たまスト50%の諦観
「2次」合否は最終的には、語彙を含む国語の試験。
日本語を母国語にする者同士、有意な差はつかない。
疲れ切った採点者相手に余計なコト書いたらドボン。

そうか、この試験では「周囲より良い答案を書く」こと以外のどこかで競争優位を。でもこの答えはすぐ出ません。そこで明日は協力者(Co-operator)の話です。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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