【2次】学習ツールサンプル集

2次知識(自社)
  1. 70点再現答案を最初に読む
  2. 作り方を考える
  3. 作り方がわからない所は他人に聞く
  4. 本試験では「聞かれたことに答える」

当試験、合格アドバイスは百花繚乱。とはいえ最新主張の共通点は上記4つに絞られ、この4つなくして、合格にそう簡単には届かない。

しかし。マイメソッド!マイ勉強会!にマイ採点基準! どうも宣伝ばかりが大好きで、バランスがよろしくない。

当試験で特定手法に偏重するか、ポートフォリオの分散効果か。
昨年「1次」難化の痛みは、もうすっかり過去のモノ?

そこで先週のブログで誰も取り上げなかった「受験校講義の使い方」を、マイポートフォリオにこっそり加える。

スピード競争の時代~pDcA vs. PdCa

この試験は、マイ合格仮説を立て、PDCAを回すのでちゅ!

ほらそこ、勢い余って不要な「!」を安易に使うな。ボクこそ正しい!だから「受験生のみなさん!」はマイノウハウを採用「すべき!」←いやそれ余計なお世話。

一口にPDCAといっても2パターン
pDcA  ※受講生の約7割
実行・アクションばかり繰り返すタイプ
PdCa  ※受講生の約3割
計画立案・チェックを重視するタイプ

独学合格できるけど、「2次」は通学を選ぶ方も少なくない。それはね、

△受験校の最新手順を教わる効果もあるけれど、
○自分の合格仮説を、受験校の知見で方向修正できるから。

これから週2コマペースで進む受験校演習を、手ぶらでぼんやり受けるのがpDcAタイプ約7割の受講生。そのうえ、「あの先生の教え方が悪い」なんて、妙に評論家的になったりして。

いや違うよ、とPdCaタイプの残り3割。

・受験校事例では、毎回試すテーマを決め、効果測定。
・解説講義60分は、結果検証+講師の説明をフルにメモ。
・すると必ず疑問発生。生質問で解消し、次のテーマに。

PDCAの最低ラインとはこれ位。そう考えるのが「スト合格の上半分」とすれば、平均的な合格者と一緒にされたくない気持ちもわかる。

とはいえ全員が講師に生質問できる環境でもないのが大手受験校。であれば「浮かんだ疑問を素早く解決する仕組み」を考えるのがセカンドベスト。

浮かんだ疑問を素早く解決する仕組み

PdCaを選ぶと、何か必ず疑問が浮かぶ。その疑問をどう素早く解決するかの仕組みづくりが、最速スト合格への実力差。

①受験校講師に生質問
②受験校講師にメールで質問
③最新合格者に生質問
④最新合格者にメールで質問
⑤受験仲間同士で情報交換

正しいアドバイスをくれる順なら、講師>最新合格者>受験仲間
素早く解決するなら、生質問>メール

①がベスト、②~④がセカンドベスト。⑤は正逆どちらに進むか判断しかねるのでケースバイケース。

質問に不慣れな時はまずメールから
・自分の疑問点を文章化すると、その時点で80%解決
・メール返信の答えが期待通りなら、120~150%解決
・ただし、メール返信までに時間かかることがデメリット。

慣れてきたら講義後の講師を掴まえ生質問。
・いきなり核心でなく、「聞かれたいこと」を想像してジャブ。
・この講師なら信頼可。そう判断してから核心の質問。
・そこにズバリ回答を得たら、次の仮説を立て次の講義へ。

ふうん、面白いコト書くな。
ではコイツにも質問してやるか。

その参考として、8年前に自作した「2次」学習ツールを公開します。ただ得点開示の時代は、こんなまわりくどいことせずとも容易に合格実力へ。

「2次」学習ツールサンプル(2009年版)

8年も昔。2009年の学習ツールなんて、役に立つのかい?

答えはNO。「2次」合格答案とは、3年前の得点開示により見事に「お揃い」化。古びた合格メソッドに頼った方が、昨年「2次」でどんな結果を迎えたか。それはおよそ想像できる範囲内。

だから誰も見向きもしなくなった古い過去記事。でもそこに何か掘り出しモノが?と嗅覚を働かせるのも、それはそれでひとつの合格センス。

1⃣最初に見るのはまずゴール (再現答案)

再現答案(2009年本試験)

今と違い、「箇条書きはよろしくない」とされた時代の答案です。5,000人が好き勝手なことを書くので、採点も大変だったと思われますが、その分、問題本文の根拠を抜き書きすれば合格できた、おおらかな時代。再現答案とは昔からあるけれど。

再現答案を作ることが大事でなく、
目をつむっても書ける答案の再現性が大事。

2⃣学習スケジュール表(8~10月)

学習スケジュール表(8~10月)

受験校講義が提供するのは、「2次」の概要+必要知識。学習スケジュールは人それぞれ。

そこで講師に個別相談し、すぐ決め、すぐ実行したのがこのスケジュール。当時のスト生は、過去問5年分は1~2度解くのがやっとで、受験校新作事例が中心でした。

3⃣知識の整理 (サブノート+ファイナルペーパー)

当日ファイナルペーパー

事前ペーパー(知識の整理)

事例演習振り返りメモ

講義ノート(事例全体)

講義ノート(事例Ⅰ)

講義ノート(事例Ⅱ)

講義ノート(事例Ⅲ)

講義ノート(事例Ⅳ)

ずらずら貼ってありますけれど。今でいえば「全知識ノート法」でこの程度の知識は、効率良くカバー可能。

4⃣過去問分析

過去問分析パワポでまとめ

過去問分析(Ⅰ~Ⅲ)

過去問分析(Ⅳ)

講師のアドバイスを受け、問題文5年分を書き出し、自力で分析したツール。「Ⅳ」は以前から好評で、今の「スッキリ1級」シリーズの原型です。

5⃣事例の写経

事例の写経(根拠⇔設問の対応づけ)

本試験前には、出題趣旨の写経。「2次」口述試験前には、問題本文を写経し、正解と根拠の紐付けを確認してみたりしました。ふうん、こんな風に対応するのか。

今日のまとめ

変化が激しい「2次」対策で、8年前の学習ツールが役立つ余地はない。でもね。

短期間でこの量の知見を得られる受験校講義を
フル活用できる方はごく一握り。

それはね。受験校に通えば合格させてもらえる=pDcA受け身型の学習に流れがちだから。いやそうでなく。当試験では、失敗の原因をまず探す。するとその反対が解決策になるんだよ。

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    コメント

    1. きゃず より:

      ずっとROM専だったのですが今回初コメントさせていただきます。
      昨年一次通過で今年二次再試験組の者です。ミライ志向で含蓄のある記事をいつもありがとうございます。

      今回、スケジュール→知識の整理→過去問分析→写経という流れそのものがPDCA(ふうじんさん流でいうPdCaですね)のサイクルを体現しているように思われ、非常に合理的で納得性のある内容でした。

      一方で以下の質問があります。ミクロな視点ですがご容赦下さい。
      問:一日の中で、上記の作業をまとまった時間/スキマ時間でどのように分類して実行されていたのでしょうか?

      個人的な感覚としては、①知識の整理や過去問分析についてはある程度まとまった時間で行い、②作成した資料の振り返りをスキマ時間で行う、という流れを一日の中で繰り回し、日次(週次?)で全体計画の進捗をみながら軌道修正を図る、というイメージを持っていますが、ふうじんさんが受験生当時に留意していたことがあればご教示頂けると幸いです。
      どうぞよろしくお願い致します。

      • ふうじん より:

        きゃず様、コメントありがとうございます。

        P:スケジュール
        →D知識の整理
        →C過去問分析
        →A写経 という流れ

        なるほど、気づきませんでしたが、この整理の仕方もアリですね。要すると、受験校事例を受けっぱなしにせず、PDCAを回し「テーマを持って次の事例に臨む」と整理することでいかがでしょうか。

        >Q:一日の中で、上記の作業をまとまった時間/スキマ時間でどのように分類して実行されていたのでしょうか?
        →個人的な感覚①・・、②・・のほぼその通りです。事例演習が平日でしたので、平日はすき間時間の整理作業、土日は過去問分析などの「じっくり作業」に充てました。

        >受験生当時に留意していたことがあれば
        当時勧められていたことは、なんでも試してみました。

        効果があったのは以下2点です。
        ①講師の解説を事細かくメモし、サブノート化。
        →重要点は数度繰り返されるため、まとめ化・グルーピングすることで、文章力が磨かれたと思います。
        ②答案の相互採点+セルフ模試
        →高努力→高実力→突き抜け答案→ドボンになる試験と感じたので、「周囲が書ける答案」に合わせ、ギアを1~2段落とすのに役立ちました。

        深入りしなかったこと
        「事例の振り返りノート」
        →一般によく勧められる復習法ですが、自分の答案ばかり見ていると独りよがりになるかと。「突き抜け答案」だけは避けたかったので、控え目にしました。

        スト生なのでお考えと異なる点もあると存じますが、お役に立てれば幸いです。

        • きゃず より:

          さっそくの返信、ありがとうございました。

          ①の「重要点は数度繰り返されるため、まとめ化・グルーピングする」と、
          ②の「周囲が書ける答案」に合わせ」る、という留意点、とても参考になりました。

          自分なりに取り入れて(いや、「主体的に盗んで」)いきたいと思います。
          引き続き、今後の記事も楽しみにしております。

    2. つくどん より:

      ふうじん様
      いつもブログを楽しみにしております。

      臨時投稿のコンテンツに驚愕しています。
      「2次」学習ツールサンプル(2009年版)は初見ではないものの
      圧巻の分量ですね。じっくり確認させて頂きます。

      自分の学習プランは、8月は解答プロセスを模索するため量より質でPdCa、9月には量が質を作るということでpDcAをと考えています。10月は進捗状況で再調整という感じです。

      • ふうじん より:

        >臨時投稿のコンテンツに驚愕
        →すみません、過去記事のリサイクル(コピペ)です(汗)。でも最新の括りに直しましたので、学習ボリュームのイメージには良いと存じます。

        >9月には量が質を作るということでpDcA
        はい、その通りと思います。また先週木金に掲載した「最新体験記」シリーズによると、

        どこかで一度ミスに気づき、方向転換後はゴールまで一直線

        の勝ちパターンが多い様です。「今の俺はpDcA」。その切り替えが早いほど有利ですね。