おベテの暇つぶしの道具に使われ、世間の役立たずどころかノロマ扱いでしかない、診断士Ⅳ固有の電卓パチパチ勉。その真逆で「Ⅳ」CVP~NPVを猫でも得意化するのが、今回のGW特集5回シリーズ「マンガでわかる管理会計」です。

I事例Ⅱ

【HAKS流】 2次ノート「Ⅱ」~大枠把握

HAKS流 2次ノート「Ⅱ」~大枠把握

さて、事例Ⅱの深堀はまだまだ続きます。先日の大胆予想でも指摘した通り、古典頭のポンコツ診断士に乗るのか?そるのか?それ次第であなたの人生が変わると言っても過言ではない・・・。

さて、そんな仮想できていない仮想試験の話はさておいて、先日の続きと行きましょう!

3⃣【大枠把握】

「連体修飾語」マークで気になるものは青ペンで連結!
3C分析をするにあたって、顧客に「日本の伝統文化に憧れて、短期で旅する外国人客」とあり、自社商品に「先祖代々受け継がれた蔵で作られた、うまみの強い醤油」なんて言葉がった場合、「伝統文化」と「先祖代々」が同じ言葉でなくても、同じ傾向のものとしてマークしてつないでいく。するとターゲットがはっきりして迷いが少なくなる。

「つつ」ワードはターゲット選定でコアになる可能性大!
「~しつつある」と言うのは、顧客などの「トレンド」を表している。マーケティングで大事なのは「トレンド」を読むこと。するとこの言葉の前後には、作問者が考える「トレンド」が眠っていて、これを自社のノウハウと共有させて、売れるものを作るというのが鉄則。

来る者拒まず、去る者追わず
これはターゲットを読み取る「グラフ」問題。とにかくごっそりと「やってくる顧客」には見向きせず。減っていると読み解ける「去る者」はターゲットにしない。

所詮、テスト。経費度外視上等!夢のようなお話上等!メルヘンチックな手法で売上UP!
そう、これは仮想現実の社会の問題です。マーケティングの美談として「あるべき姿」を描くのです。巷の某ふ●ろいな合格自慢セミナーの中でどうやら語られるらしい「昨年の最終問題はガラス細工を入れた人はダミーにひっかっかて✕」という論調が占めている。HAKSは昨年の試験では書かなかったものの、自分はしっかりとしたロジックができていれば「〇」であったと推測する。別にこのお店でちょっとした裁縫ができるお母様がいれば、使えばいいし、何でも地域貢献をさせるという「大局大所」から語った者がちだ。

多年度生で受験テクに酔いしれた者ほど定型的にこの問題を処理してドボン。ちゃんと、「こんなノウハウを生かして」を書けば最低部分点があったと思う。

この考えならば某受験校の「お花畑&くだもの問題」を作る某講師の演習にもだいたんな提言ができるだろう(棒読)

いずれにしても、年々感じるのは「意外と書いた回答は”読まれている”」ということ。ちゃんと要因を説明して、ロジカルな語り口で書けているかどうかは重要な要素になってきている。

それでは大枠把握はこれくらいにして、次回は「切り口」に進みたいと思う。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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