お子ちゃま精神論 vs.
オジサン用の読み書きソロバン。
それはね。平均的な受験者/合格者の位置に陣取ると、狙い撃たれて8割落ちる試験では、そこを避けるのがセオリーだから。すると見掛け上、お子ちゃま~オジサンまで合格多様化が進み、出題側の目論見通りに。
でもでも。やれモチベーションやストイック。ボクに倣って週30hガンバればアンタもスト合格! いえいえ、そんな精神論にはもううんざり。
するとブロガー全員が何食わぬ顔でしらんぷり。
そしてイマドキ、「2次」ブログ記事など中身が薄くて犬も喰わない。そこで古典派試験ブロガーを代表し(?)、座談会形式で最新口コミを教えていただきました。
【経験者合格座談会(前)】ブログの「2次」はモレありダブリあり
場所:都内某所
パネラー:Aさん(TACA校2年目合格)
Bさん(TAC B校2年目合格)
司会:ふうじん
A:本職はマーケティング会社勤務ですが、企業に企画提案をする意味で肩書は「コンサルタント」です。副業OKですので、診断士としての活動が収入増につながっています。
B:本職は公益法人の企画職です。今は次に狙う資格の勉強が主ですが、診断士団体の事務局活動にも参加しています。
A:TAC A校の上級生クラスに通い、班分けされた学習グループを活かして熱心に勉強しました。そのグループ12名中5名が昨年合格しています。
B:私はTAC B校の上級クラスですが、他の受験校の指導方針もチェックしていました。学習グループには7人いて、うち合格したのは2人です。
A:私が教わった講師は「1次」「2次」両方教えますが、「1次」は合格に必要な知識に絞り込んでシンプルに、「2次」は会話の受け答え的に手順化した指導が好評とされています。
B:私が教わった講師も「1次」「2次」両方教える方で、熱心なトークが人気です。しかし「2次」は「感覚で当てる」という指導でしたので、別なスクールの答案作成方法を参考にしました。
A:実務が忙しい方なので、「演習答案の採点はバイト講師任せ」な点はありそう。私のクラスは講師自身が100枚以上の採点をするので、「Aさんの先日の答案はこうだったよね」。個人別のアドバイスをしてくれた印象が強いです。
A:合格者の答案がそうであっても、受験中の方の答案レベルはまちまちです。縁あって複数の方の事例答案を見ることがありましたが、
②よって答案を見比べると、明確に実力差が出る。
同じく、点数が低くなる答案にも2つの傾向があります。
②実力過剰:聞かれていない好き勝手なことを書く
例えば、「IoTを活用し、品質保証力を高める」出題があったとします。「IoT」のキーワードを抜くのは良いとして、「そこでIoTを活用する人材を育成すべく、体系的な教育を行う」と書いてしまう。もちろん実務でそう流れることは自然でも、事例で聞かれていないことを書くのは不自然。×答案です。
B:実務を試験に持ち込むと×答案になりますが、試験で教わったことを実務に持ち込むのはアリです。例えばMMCでは、「文章を金型化する」ことを教えますが、フレームワークを使うとビジネス文章力も確実に上がります。
B:私はナンバリングを使わない派です。回答スタイルにはMMCを採用したので、予め持っている「解答パターン」に沿って答案を作ります。
A:MMCのスタイルは、「金型だから誰にも書ける回答」と言われているね。
B:詳しく言うと、具体的→抽象化→解答パターンです。「事例Ⅰ~Ⅲ」の与件文は事例企業に応じた具体的な情報が詳しく書かれますが、これを抽象化すると診断セオリーになります。そして記号化した解答パターンを予め用意しておき、そこに持ち込んで安定した答案を書く。その精度が高い様です。
A:私はナンバリングを積極的に使う方です。というより、解答要求を一目見た瞬間に、どの回答パターンを使うか、瞬時に頭に浮かぶ。すると、この設問ではナンバリングを使う、あの設問では使わない。そう踏み込んで使い分けをします。
A:最新の出題や再現答案/得点を正確に分析しているスクールなら有利です。でも昔ながらの経験則や直感に頼る指導では、時代とズレていくとする指摘があります。
座談会前半まとめ
A:読み手が知りたいことに答えていないから。 |
具体的には、昨年「たまたま合格」した自慢話が、何の整理もされず日々垂れ流されるから。つまりモレとダブりがありまくり。
読み手(受験経験者)の国語力は低くない。
へぇ、では書き手はどの位の国語力なら合格点? コホン、こんな基準でいかがでしょう?
②かつ、まだブログに書かれていない内緒話を、
③営業妨害や周囲の批判否定をせずにネタバレする国語力
ふぅん、「まだブログに書かれていないネタバレ」とは? コホン、この座談会には続き(後編)があります。
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