【ボケ上手とツッコミ自慢】「生産管理」のBを当てるとお買い得

【ボケ上手とツッコミ自慢】「生産管理」のBを当てるとお買い得
前置き
科目「92点」限界説。

大幅易化した昨年の「財務」「経済」でも、96~100点はなかなか取れない。そう聞いた方も少なくないはず。

どうやって易化させるの?
→平均点を上げたい時は、テキストレベルというより、「直近の過去問で見覚えのある」出題を増やします。
でもなぜ96点以上は取りにくい?
→「正解させないための問題」も含まれるため。

例えば、4択マークの試験で正答率E、20%未満とは普通に考えるとヘン。つまり、もっともらしい誤答選択肢を用意し、間違えさせるための出題です。するといつもの結論に。

正答率ABCを4択全て覚えるまで先につぶし、
正答率DEは後回しか先送り。

そんな当たり前すぎるセオリーも、540点合格者が言うなら話は別に。

診断士「1次」の2割は捨て問。科目80点、計560点満点。
そこで540点取るには、正答率ABCはほぼ百発百中。

ではなぜ彼らは、周囲が2択で悩むCランクを当て、ついでに涼しい顔してスト合格? では「生産管理」Bランクで、「4択のつぶし方」から磨きます。

1⃣結論あべこべ

H29第12問 Bランク

 在庫を評価するための尺度に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア 在庫回転率は、標準在庫量を使用実績量で除したものである。
×イ 在庫月数は、月間使用量を平均在庫量で除したものである。
○ウ 品切れ率は、品切れ件数を受注件数で除したものである。
×エ 納期遵守率は、納期遅延件数を受注件数で除したものである。

「財務」を含め、指標の定義は意味や分母分子を考えればハズしません。×アイエにツッコミを入れ、これで記憶完了です。

2⃣形容詞エラー

H25第33問 Bランク

 ある物流センターにおいて、比較的需要が安定した商品を定量発注方式で在庫補充している。定量発注方式では、手持在庫量が発注点を下回った際に、あらかじめ決めた発注量で補充するが、発注点と発注量の考え方に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア 適切に発注量を設定することにより年間在庫総費用を抑えることができる。
×イ 発注点と発注量は一度決めても定期的に見直さなければ手持在庫量が増加する。
×ウ 発注点は平均在庫量に安全在庫を加えたものに決められることが多い。
×エ 発注量を増やすと発注回数が減少し、手持在庫量は減少する。

×ウエは外せますが、一見もっともらしいイに×を付ける力が、点差になります。過去問集の解説でどうぞ。

3⃣用語入れ替え

H26第8問 Bランク

 工程管理方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア 完成品や仕掛品の現品管理を容易にするために、追番管理方式を採用した。
×イ 工程間の仕掛在庫量を管理するために、製番管理方式を採用した。
×ウ 受注見積りの時点で信頼できる納期を提示するために、かんばん方式を採用した。
×エ 注文品ごとに部品を管理するために、生産座席予約方式を採用した。

正解が1つと、残り3択不正解は主語をグルリと入れ替えた問題。一番当てやすい、基本パターンです。

H25第1問 Bランク

 生産における管理目標(PQCDSME)に関する記述として、最も不適切なものはどれか
○ア 管理目標Pに着目して、生産量と投入作業者数との関係を調査し、作業者1人当たりの生産量を向上させるための対策を考えた。
○イ 管理目標Cに着目して、製品原価と原材料費との関係を調査し、製品原価に占める原材料費の低減方策を考えた。
×ウ 管理目標Sに着目して、実績工数と標準工数との関係を調査し、その乖離が大きい作業に対して作業の改善や標準工数の見直しを行った。
○エ 管理目標Mに着目して、技術的な資格と取得作業者数との関係を調査し、重点的に取る資格の取得率の向上に向けて研修方策を提案した。

JIS定義ではなく、現場で実用させるケース問題風。×ウは、S=Safetyとなんとなく浮かべば当たります。

H29第1問 Bランク

 生産システムにおける評価尺度に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア MTBFは、故障した設備を運用可能状態へ修復するために必要な時間の平均値である。
×イ 稼働率は、人または機械の利用可能時間を有効稼働時間で除した値である。
○ウ 原材料生産性は、生産量を原材料の総使用量で除した値である。
×エ スループットは、製品を発注してから納入されるまでの時間である。

×アは意味が逆、×イは分母分子が逆、×エは主語がしれっと入れ替わり。少し大変ですが、選択肢を正しく直し、正しい知識を4つ入手します。

4⃣長文の因果ズレ

H29第20問 Bランク

 生産現場で行われる改善施策に関する記述として、最も不適切なものはどれか
○ア 機械設備の稼働状況を可視化するために、「あんどん」を設置した。
○イ 「シングル段取」の実現を目指して、内段取の一部を外段取に変更した。
×ウ 品種変更に伴う段取り替えの回数を抑制するために、製品の流れを「1個流し」に変更した。
○エ 部品の組み付け忘れを防止するために、部品の供給棚に「ポカヨケ」の改善を施した。

×ウがなぜダメかは案外説明しづらい。一見もっとらしいが、ちゃんと×。出題側がニヤリとする問題です。

6⃣計算問題

H26第11問 Bランク

 ある工場では、2つの生産設備を用いて2種類の製品A、Bが生産可能である。以下の表には、製品1単位を生産するのに必要な工数と製品1単位当たりの利益、および各設備において使用可能な工数が示されている。
使用可能な工数の範囲内で製品A、Bを生産するとき、下記の解答群に示す生産量の組(Aの生産量、Bの生産量)のうち、総利益を最も高くする実行可能なものはどれか。
 
×ア (10,0)
×イ (7,0)
×ウ (0,5)
エ (6,2)

当問は、簿記1級で扱う「線形計画法」~意思決定会計の問題です。「事例Ⅳ」に出る、出ると言われて一度も出ない狼少年ですが、これだけ出さない以上、出ないでしょう。当問を解けるようにしておけば安心。

今日のまとめ

なんだ、「事例Ⅲ」で使う知識が、1問で4つも手に入るじゃないか。

そう、「事例Ⅲ」のやっかいさとは、生産現場で実際何が起きるか、机上でイメージしにくいこと。そこを「運営」A~Cランクの4択選択肢を使い、エピソード記憶にしておくと、10月にきっとイイコトが。

1次「運営」過去問で習ったセオリーに沿った回答なら、
2次「事例Ⅲ」で少なくともバッテンがつくことはない。

「1次」対策で暗記をしていたつもりが、いつの間にか「2次」対策を兼ねていた。「生産管理」作問者は、そんな一石二鳥のお買い得感が大好き。そう、ECRSでいえばCでしたっけ。

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