【ミクロ】過去問タテ解き #1企業行動

【ミクロ】過去問タテ解き #1企業行動

基本講義期間で過去問タテ解き。
すると5月に記憶が戻りやすい。

「1次」対策では、通学⇔独学それぞれにメリットがありますね。

通学のメリット
→各科目講義の終わりに「養成答練」を用意。この80点(←本試験60点相当)を目安にし、無理なく計画的に「1次」合格。
独学のメリット
→長時間の講義がない分、過去問INPUTで効率的に実力UP。

このとき両者に共通するのが、過去問の論点別タテ解き。頻出度や間違い選択肢の作り方にイマ気づいておくと、7科目の一巡後に、

ペンキを塗りなおして、7枚の知識の壁を鉄板化。

通学⇔独学を問わず、過去問タテ解きするならイマのうち。この試験の最新・先端はどうやらその辺りの様子です。

今日のタテ解き~§1企業行動

H25~29過去問タテ解き表(スピテキページ付き)

費用関数

H25第16問 Bランク

いま、競争的市場である製品を生産する企業を考える。総費用TCが当該製品の生産量xの関数として以下のように与えられている。ただし、x>0とする。

TC=224+6x-2x2+x3

この費用関数に基づいて計算された限界費用と平均可変費用の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

○ア aとb
×イ aとc
×ウ bとc
×エ bとd

テキストレベルの良問。解ければヨシ、限界費用(←微分)、平均可変費用(←平均)の式がなぜそうなるかを説明できれば尚可です。

H29第19問 Bランク

下図には、総費用曲線が描かれている。生産が行われないときの費用は点 A で示されている。この図に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
○ア AF を1とすると、BF が平均可変費用を表している。
×イ 原点と点 C を結ぶ直線の傾きが限界費用を表している。
×ウ 産出量 Q0 における可変費用は FG に等しい。
×エ 産出量 Q1 における固定費用は、Q0 における固定費用に HI を加えたものである。
×オ 点 C における総費用曲線の接線の傾きが平均費用を表している。

これもテキストレベルの良問。正解○ア一択ですが、イ~オのどこが間違いかを丁寧に直していくと、4つの知識が手に入る。やはり過去問は良問が一番です。

H27第15問 Bランク

下図には、固定費用Fと可変費用で構成される総費用曲線が描かれている。また、原点から始まり総費用曲線と点Kで接する補助線Aと、固定費用Fから始まり総費用曲線と点Mで接する補助線Bが描かれている。この図に関する説明として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
○ア 生産量Q2は、平均費用が最小となる生産量である。
△イ 平均可変費用と限界費用が一致する点は操業停止点といわれ、図中で点Kがこれに該当する。
△ウ 平均費用と限界費用が一致する点は損益分岐点といわれ、図中で点Mがこれに該当する。
×エ 平均費用と平均可変費用は、生産量Q1で一致する

正解アはすぐ選べる。イとウを見比べ、操業停止点⇔損益分岐点があべこべと指摘できると尚可。

生産関数

生産関数はx⇔y軸が逆なだけで、考え方は同じ。

H26第13問(1) Bランク

下図の形状をした生産関数について下記の設問に答えよ。ただし、ここでの生産に投入される要素は労働のみであり、その投入量はゼロより大きいものとする。
(設問1)
この図に関する説明として最も適切なものはどれか。×ア この生産関数では、限界生産物は労働の投入量が増加するほど大きくなる。
○イ この生産関数では、ある労働の投入量のもとで平均生産物は限界生産物よりも大きい。
×ウ この生産関数では、平均生産物は労働の投入量が増加するほど大きくなる。
×エ この生産関数では、収穫一定であることを示している。

収穫逓減のグラフにおいては、平均○○>限界○○(接線の傾き)になることは、費用関数の知識で解けるから正解イは選べる。当問ではアウエとも明らかに間違い=正解と逆のことを言ってるから、確実に当たる正答率ABランク。なお、当問の設問(2)はミクロでなくマクロ#9労働市場(スピテキP.280)の出題なので、後回し。

H28第20問 Cランク

いま、ある1つの投入要素のみを使って、1つの生産財を生産する企業を考える。この企業の生産活動を規定する生産関数は、下図のような形状をしているものとし、要素投入量はゼロより大きい。下図に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。なお、ある要素投入量 X に対する生産量がY であるとき、 Y/X を「平均生産物」と呼び、ある要素投入量に対応する生産関数の接線の傾きを「限界生産物」と呼ぶこととする。
○a 平均生産物の大きさは、要素投入量が増えるほど小さくなる。
△b 限界生産物の大きさは、要素投入量には依存しない。
○c どの要素投入量においても、平均生産物の大きさは、限界生産物の大きさよりも大きい。
△d 要素投入量がある程度まで大きくなると、限界生産物の大きさは、平均生産物の大きさよりも大きくなる。
解答群
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd

H28第20問生産関数は、出題者はごく基本を聞いたつもりだが正答率はC。そうなる理由は、

  • H26第13問の知識があれば正解a, cを選べるが、
  • 通常、生産関数まで学習カバーしきれず、もっともらしいb, dを選びがち。

従い正しい対応は、過去問を正解できればヨシとせず、不正解選択肢の解説まで(時間が許す限り)じっくり理解。

H28第21問 Cランク

いま、1つの要素を用いて1つの生産財を生産するものとする。要素投入量を xとし、その 単位当たりの購入価格を w とする。また、生産財の生産量を y とし、その 単位当たりの販売価格を p とする。このとき利潤 π は、π = py ー wx と書くことができ、y =π/p+ w/p・ x と書き直すこともできる。
以下にある4つの図は、縦軸を生産量、横軸を要素投入量として、一般的な生産関数を実線で描き、上記で導いた y = π/p+w/p・x を破線で書き加えたものである。企業の利潤最大化が実現することを示す図として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
解答群
×ア 図A
△イ 図B
○ウ 図C
△エ 図D

正解はウだが、利潤関数の破線が右肩上がりになることに違和感を感じやすい。数学的には切片π/pがあるからアは×、傾きw/pがマイナスにはならないからイは×・・と落とせるが、生産関数を深く学習する時間の余裕などまずない。だからイウエのどれかにしていれば一旦OK。

今日のまとめ

論点の重要度と、試験上の出題箇所にはギャップあり。

「ミクロ」「マクロ」学習におけるイロハのイ、今日の§1企業行動の重要論点は、①費用関数概念の理解と、②供給関数(=価格Pに対し右上がり)の導出です。

ところが過去問を見ると、重要とは思えない③生産関数がなぜか毎年1マーク。しかもx⇔y軸が逆で間違えやすい。

あれ、おかしいな?

ここが「経済」泥沼化への第一歩。そこで過去問は年度別だけでなく、養成答練前に一回タテ解き。これでずいぶん違います。

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