【マクロ】スピテキ斜め読み #1国民経済計算+財市場

【マクロ】スピテキ斜め読み #1国民経済計算+財市場

クリック(応援)お願いします。 にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ にほんブログ村


「マクロ」試験委員の憂鬱。

なぜ皆「ミクロ」対策ばかり熱心なのか・・。 そんな試験委員の憂鬱をよそに、「マクロ」より「ミクロ」が当てやすいとわかるほど、「ミクロ」重視の傾向が加速します。

診断士「経済」は「ミクロ」が当てやすい。

  • 同じ論点が繰り返し問われる。
  • 論点さえごっちゃにしなければ、所与の解法で解ける。
  • 理解科目→得意化すると忘れない→いつでも荒稼ぎ。
片や「マクロ」は当たりにくい。

  • 「マクロ」は「ミクロ」をベースに実体経済を扱う、難しい学問。
  • 「経済は理解!」の思い込みから、IS-LMの手前で結局挫折。
  • すると暗記で解けるサービス問題「マクロ諸理論」も取りこぼし。

「マクロ」正答率が低いのは、「理解」の思い込みで暗記を怠るため。

すると正答率の低さを憂う試験委員は、あの手この手で「マクロ」易問をサービスするんです。

対策に手が回らない「マクロ」。そのぶん実はサービス問題だらけ。

  • §6~7は、繰り返し問われるGDP、乗数効果、需給ギャップで荒稼ぎ。
  • §8~9財市場、労働市場は難関。結論を覚えて解法で。
  • §10~マクロ初理論は、暗記で解ける知識のサービス問題。

そこを上手にいただくと、H28~29「経済」なら80~92点取れる。それ位のサービスっぷりです。ではまず今日の2つの章は「GDP」つながりで理解します。

「経済」§6国民経済計算

スピテキ斜め読み~重要度ミシュラン

スピテキ各論点は、重要度S~Cを頭に振って読み進む。

S論点:
講義で理解、次いで復習で自分なりの理解に落とし込む重要論点。多様な問われ方に「なぜそうなのか」「するとどうなるか」と原因・因果で考え、養った論理的思考力で競争優位。
A論点:
講義、またはテキスト通りに理解する論点。学習上はS~Aを一筆書きに順序立てて押さえるが、試験上は深く聞かれないので、迷った時はWebを聴き直す。
B論点:
理解したいがあえて暗記で済ませる論点。理解するに越したことはないが、派生論点なので他に影響しないし、ここを悩み始めると他論点・他科目にも悪影響。
C論点:
C論点とは、過去出題があったため営業上収録された知識。追い掛けたらキリがないので、過去問の答えだけ読んでおく。

スピテキ重要度S~Cランク表はこちら

Sランク
該当なし
Aランク
 1GDP
①GDP(国内総生産)
1GDP
2GDPの計算例
GDPとは、その国が1年間に産み出した付加価値の総額。「マクロ経済学」とはGDPをいかに増やすかの学問だから、最初に覚えておく用語。計算問題が出る訳ではないので、農家→製粉業者→パン屋の例で、それぞれ付加価値を積み上げると軽くイメージ。
②GNP(国民総生産)
1GNP
GDPとGNPの違いが今更出題されることはないが、知識としてさらり押さえる。GNPはかつて日本の景気指標として使われたが、1993年に国際基準に統一され、GDPに代替わり。40歳未満なら知らなくてOKレベル。③三面等価の原則
1生産面から見たGDP
2分配面から見たGDP
3支出面から見たGDP
1国のGDPは一つだが、生産・分配・支出のどの切り口でも分類・集計できる。細かい暗記は不要であり、過去問スピ問レベルの暗記でカバー。

④帰属計算
ここも特に試験にでないが、セットで覚える基礎知識。カネのやり取りが発生しなくても、「農家の自家消費」はGDPに数える定義の話。

⑤産業連関表
1産業連関表の見方
2投入係数表
産業連関表とは、一つの産業が他産業に及ぼす波及効果を示す表。国レベルの経済投資効果の算定に使うが、診断士が駆使するものではなく、計算問題の解き方暗記でOK。こんな使い方があるそうなので、興味ある方は合格後にどうぞ。

  • 2020年オリンピック開催に伴う経済波及効果
  • 旅行・観光産業の波及効果
  • プロ野球のキャンプや、優勝による経済効果

①物価指数の作成
1物価指数
2ラスパイレス式とパーシェ式
用語暗記。物価指数は、今年(比較年)の物価を前年(基準年)で割る。集計時にバナナとガソリンでは経済規模が違うからウェイトを掛けるが、

  • 基準時点(前年)で計算→ラスパイレス、比較時点(今年)で計算→パーシェ。
    ラ→パの順だから、ラッパで覚える。

②GDPデフレータ
1GDPデフレータ
2経済成長率
名目GDP⇔実質GDPの差は、インフレ率をどう考慮するかの違いで一旦暗記。この手の暗記は一旦覚えて放置し、問題集でわざと間違えて覚え直すのが効率的。 .

Bランク

2物価指数
③インフレとデフレ
1インフレ
2デフレ
3デフレスパイラル
日経新聞レベル、社会人としての常識なので、ここも問題解いてもし間違えた時に覚える。

3景気動向指数
①景気動向指数
1DIとCI
2採用系列
用語レベルの暗記。先行/一致/遅行系列の違いはたまに問われてつい焦るが、「経済学」は他に理解することが山ほどあるので、この手の暗記は無理をしないで7月直前まで先送りでOK。

Cランク

該当なし

「経済」§7財市場

Sランク

2古典派とケインズ派
①財政政策と金融政策
②消費
1ケインズ型消費関数(政府部門考慮なし)
2ケインズ型消費関数(政府部門考慮あり)
「マクロ経済学」の目玉論点は、古典派⇔ケインズ派の学説論争。だが診断士「1次」はマークシート。古典派がそう、ケインズ派がこう、といった理論の理解は問われない。従い、こんな感じにざっくり理解。

  • 古典派:市場が機能し(供給主導)、政府の介入不要。←ミクロ経済学の立場。
  • ケインズ派:需給ギャップの考慮上、政府の介入必要(有効需要)。←マクロ経済学の立場。
よって、「ミクロ経済学」で悪者扱いされた政府は、「マクロ経済学」では立役者。まず最初に「ケインズ型消費関数」をふぅんと眺める。

消費C=限界消費cY+独立消費C0

3均衡国民所得
①総需要
②総供給
③均衡国民所得の決定
1均衡国民所得の決定
2生産量による調整
「均衡国民所得」とは、総需要⇔総供給の交点。この時②総供給は傾き45度の直線で、①総需要は「ケインズ型消費関数」から求まる切片を持つ緩い直線。P.216の図はこの後需給ギャップ(インフレ/デフレ)でも使うが、その前に「乗数理論」を学ぶ。

4乗数理論
①乗数理論
1投資乗数
2投資乗数理論の考え方
3政府支出乗数
4租税乗数(定額租税)
5租税乗数(定額租税)の考え方
6均衡予算乗数
7租税が国民所得に依存するケース(定率租税)
8総需要管理政策
診断士「経済」では、他論点と関連させず、「乗数理論」だけで1マーク出す。従い余計なこと考えず、問題解いて答えを覚える。
スピテキP.217設例を使い、45度線分析YS=YDで均衡GDPを求めると、投資乗数1/(1-c)が得られる。

  • (1-c)は<1。
  • 従い、1/(1-c)は>1。
  • 従い、1投資すると、均衡GDPは1以上増える。

より詳しい解説は別に譲り、この勢いで政府支出・租税・均衡予算乗数などの「過去問を解ければOK」。

5需給ギャップ
①完全雇用国民所得
②デフレギャップ
③インフレギャップ
出題頻度は低いが、理解で解ける大事な論点。どちらがデフレでどちらがインフレ。その時政府はどんな政策を取るか。スピ問使って2択は必ず当てる。
片や現実の日本経済は、

  • 人手不足にありながら、
  • それが需要超過によるものでなく、少子高齢化による需要減少を伴うため、
  • 日銀がいくら資金をジャブジャブ供給しても、インフレの気配すら見えない。

そんな台所事情を知ると、遠くに感じた政府や日銀の悩める姿に親近感。

6IS曲線
①投資関数
1投資の限界効率
2投資関数
IS曲線とはInvestment投資とSaving貯蓄がどうしたああした、という話はスピテキ様に任せ。当記事では、ズバリ結論を先に押さえます。

利子率が下がるほど、投資が増える。

覚え方としては、「財務」知識とセットで「利子率を下回る案には投資しない」でも良し。「利子率が下がると、社長が急に欲を出して投資したがる」でも良し。

②IS曲線
1IS曲線の導出
2IS曲線の形状、領域、傾き、シフト
1)投資の利子率弾力性
2)限界消費性向
ここで今日の親玉IS曲線が登場。

IS曲線=財市場を均衡させる利子率iと国民所得Yの組合せ、と覚えても良いが、
IS曲線=横軸Y、縦軸iのグラフ上の右下がり曲線、とだけ覚えても点は取れる。

傾きに影響を与える=投資の利子率弾力性b、限界消費性向c
(左)右シフトさせる=政府支出G↑、租税T↓は覚える。

Aランク

1財市場
①基本的な考え方(マクロ経済学)
1マクロ経済学の分析対象
2マクロ経済学における市場
②基本的な考え方(財市場の分析)

基本の考え方なので、直接試験では問われない。さらっと流し聞く。

Bランク

該当なし

Cランク

該当なし

今日のまとめ

実は「マクロ」は難問を出さない。単に手が回っていないだけ。

そこで「マクロ」過去問に限り、こう読み替えます。

正答率Cランク →自分にとってはBランク
正答率Dランク →こっそり最後の2択でCランク

すると、80~92点荒稼ぎするメリットもあるのですが。

周囲が「難しい!」と思い込む論点が、
自分にとってはワンランク簡単。

ここ2年で急増したスト合格者。彼らの中にはこんなこと↑を考えている方もいそうです。

「見てやったよ」「次はもっと頑張れよ」。
気軽なポチがイノベーションに↓

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村

    A経済学カテゴリの最新記事