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「受験の常識」は毎年塗り替え。
年末年始は受験校カリキュラムが休みに入り、初学スト生が「一年で最も試験のことを忘れて良い時期」。でもね。もしふと手が空いたなら。
一度解いた「1次」過去問を軽く解き直し、記憶を一度リフレッシュ。 |
当てる当てないにムキにならず、「あぁ、一度当てた問題は、意外と答えを覚えているもの」。その程度でOKです。ではその手口と期待効果を。
【経営】「2次」が変わると「1次」も変化
当試験では「過去問の使い方」が年々レベルUP。
昔:過去問は知識を仕上げた後の、OUTPUTツール 今:最初から過去問で知識を押さえる、INPUTツール |
「過去問を3周まわせば合格」でなく、「過去問を3周まわす間に、自分にベストの学習スタイルを決める」。そして余力がある方なら、
- 2次「事例」で問う知識は、「1次」出題済の範囲内。
- 特に、「1次」過去問選択肢と「2次」回答方向性は矛盾しない。
(両者に齟齬があると、国家試験が成立しない) - すると「経営」過去5年分の重要選択肢の「理解」が、「2次」対策に。
- 知識とは量より「使える力」が大事。全知識を目次代わりに。
「1次」過去問解き直し=高速回転の学習効果
「2次」スト合格=絵に描いた餅のイメージで。
- 10~4月の養成答練80点=本試験60点レベルに。
- 5~6月の完成答練70点=上位5~10%を連続キープ。
- 7月「1次模試」420点=周囲より1ヵ月早い合格ペース。
- 8月「1次」まで暗記詰め込みで脳の容量を拡大。
- 「1次」後、暗記知識を「2次」知識に詰め替え猛ダッシュ。
- 「2次」は受験経験者と互角以上。計画たまたま50%狙い。
「1次」は知識の暗記試験。1科目1科目が難しいというより、7科目同時に暗記することが大変なのです。ではどうする? 合格体験記が参考になります。
従来スタイルの通用しにくさ=作問のクロスオーバー化
「事例Ⅳ(財務)」「事例Ⅲ(運営)」難化した。その上さらに「経営」まで、深い勉強が必要?そんな悲鳴が漏れ聞こえますが、そうでなくって。
受験技術が発展し「この設問ならこう解く」。そんなノウハウが一巡したと出題側が気づけば、「2次」の出題傾向を操作するのは当たり前。
「2次」試験の従来⇔ここ2年の傾向変化
従来の傾向 事例Ⅰ:組織・人事の事例 事例Ⅱ:マーケティングの事例(製造業+サービスマーケ) 事例Ⅲ:生産管理の事例 (特に短納期化、QCD) |
ここ2年の傾向 事例Ⅰ:マーケ(Ⅱ)、生産(Ⅲ)っぽい回答も加点の対象に。 事例Ⅱ:やたら長文化、グラフも出題。 事例Ⅲ:オペレーション(戦術)→マネジメント(戦略)にシフト。 |
「企業経営理論」の基本知識をすっ飛ばし、「事例Ⅰ」「事例Ⅲ」の過去問の答えを覚える学習ばかり繰り返した挙句。「2018年の出題傾向はまたまた変化したでちゅ!」 そんな受験体験記を書く羽目にならないように、気を付けて。
診断士試験にただ合格するので良ければ。
「1次」:過去問を3回転させ、選択肢の答えを覚える。 「2次」:市販の再現答案集を入手し、そこに併せる。 |
それで充分イケるもの。ただスト合格体験記の中には、
「1次」の知識は、ビジネススキルUPに直結するな。 知識を仕上げれば、「2次」は国語の試験だな。 |
そう捉え、診断士試験を「合格ゴール」でなく「成長ツール」として使う。そんなスタイルもアリです。
今日のまとめ
「2次」傾向変化が一巡し、「1次」基本知識がクローズアップ。
くぅー、「1次」に注力し、知識を磨いておくんだった。
受験の常識が毎年塗り替わり、みるみるレベルが向上するほど。過去問は早め早め、前倒しに解いておく。そんな学習スタイルへの注目が高まりそうです。
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