【財務】スピテキ斜め読み#6 BS・PL作成プロセス

【財務】スピテキ斜め読み#6 BS・PL作成プロセス

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「財務」後半戦とは泥沼?

スピテキ前半のファイナンス(企業財務論、証券投資論)までを無事に終え、「財務」は結構チョロい。そう思われた方はぜひご安心ください、その印象は正しいです。

「財務」で苦労するのはスピテキ後半。

では後半戦では何が起きるか?「財務」本試験5年分の出題分布(少し古くH23~H27)を眺めてみましょう。

1次「財務」出題領域×正答率ランク別マーク数

解説
  • 1次「財務」出題は、必ず年25マーク×4点、5年で125マーク。
  • 出題領域を、スピテキ斜め読み前半(~#5)、後半(#6~)に分ける。
  • するとスピテキのページ数は50:50。
    ⅰ+ⅱ)出題マーク数の構成は、前半:後半=60:40。
    ⅲ)簿記未習の方が取れるマーク(青セル)が前半A~C+後半ABランクで計80マーク。
    ⅳ)取りたいマークに占める前半の構成比が86:14。

これを簡単にまとめると。

  • 診断士「財務」「事例Ⅳ」は簿記学習は不要の前提。
  • スピテキ前半(Ⅳでも出る)は、◎簿記を使わず解ける様に出題
  • スピテキ後半は、△簿記からの出題
グラフを使うと一目でスッキリ。
  • 初学スト生に、今から簿記2級をやる時間はない。
  • それなら挑戦初年度はテキスト後半を捨て、前半勝負で。
  • 挑戦2年目以降は、時間がたっぷり。簿記2級を十分狙える。
    ※逆に簿記2~3級取得済なら、スピテキ後半論点も十分稼げる。

もしそうバッサリ割り切ると。今日からのスピテキ後半とは、

周囲が当てる簡単A~Bランクが当たれば良く、
残りはサラリと読み物程度。

さぁでは肩の力を抜いてリラックス。正直良くわからなくてOKな、#6 BS・PL作成プロセスの斜め読みです。

スピテキ斜め読み~重要度ミシュラン

スピテキ各論点は、重要度S~Cを頭に振って、内容を読み進む。

S論点:
S論点とは「2次」で問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚えるので、覚えた後で理解に進む。
A論点:
A論点とは、1次「財務」で問われるが「事例Ⅳ」では使わない知識。問題を解きこなし、答え方を思い出せればそれで良し。
B論点:
B論点とは主に簿記知識。1次「財務」でもあまり問われず、「事例Ⅳ」には出てこない。過去問題数が少ないため、講師が言ったこと程度はメモしないと、本試験で太刀打ちできない。
C論点:
C論点とは、過去出題があったため営業上収録されたり、逆にBS項目にあるが「財務」「Ⅳ」では出題されない知識。追い掛けたらキリがないので、過去問の答えだけ読んでおく。

 

このS~C分類は診断士講座に限らず、多くの資格講座、スクールで使われる手法です。つまり、

  • 出題範囲が広範なため、
  • テキスト全てを覚えるのではなく、
  • 試験に出る、大事な所から押さえる。そのために優先順位を付けるのですね。

まずは大きな分類別に。

論点S~Cランクの詳細は、ダウンロードセンターのPDFを参照ください。

論点 評価 一言で
#6 8 BS・PL
作成プロセス
財務諸表の概観 ★☆☆
取引と仕訳 ★☆☆
転記 ★☆☆
試算表 ★☆☆
期中取引 ★★☆
決算整理 ★★☆
繰延資産 ☆☆☆
精算表 ★☆☆

 

S論点 頻出+理解=2次論点

1簿記の5要素
→診断士「財務」§8~11を学ぶ時は、一回で理解しようとしない。具体的には講師の説明でわからない点は、深追いせずメモだけ。その代わり、講師の説明を一通りちゃんと聞く。まず大事なのが「簿記の5要素」。この考え方を、今後墓場まで持っていく。

2取引の二面性
→簿記には、単式・複式の2つがあり、普通は複式簿記を指す。これは、何か商行為をすると、同時にカネが動くことに注目。講師の説明とWeb解説でとりあえずさらっと理解。これも墓場まで持ってく重要知識。

1仕訳とは ☆超重要
→5要素+取引の二面性=仕訳。簿記は仕訳に始まり仕訳に終わると言われるのは、まず仕訳を学び、迷ったときは常に仕訳に戻って考えるから。ここはルールに慣れる。ここできないと「簿記」「財務」は一生苦手。

簿記の5要素+取引の二面性=仕訳。まずこの理解までが最重要。

A論点~頻出+暗記

2仕訳の手順
仕訳を作る練習。やると決めたら文句を言わずにやる。

1試算表(T/B)とは
2財務諸表の作成
→仕訳の結果は1年毎に集計するルール。問題解いて体得していくが、試算表=BSとPLを分離する前のチェック表、程度のイメージで一旦OK。

1減価償却☆超重要
2償却方法
→簿記の様々な論点の中で、減価償却=固定資産は一旦資産計上し、使い方に応じて費用化することが超重要。すぐ慣れるけれど最重要。BS上の王様論点。

1売上原価☆超重要
→減価償却がBSの王様とすれば、売上原価がPLの王様論点。直観的に理解しづらいので、先に各論点の問題を解いて体得。後から納得すればOK。

1決算整理とは ☆超重要
→仕訳が出来たら、集計の仕方を教わる。単に合計するのでなく、ある一定のルールで1年単位に見やすくお化粧する作業が決算整理。

A論点~頻出+暗記

❶財務諸表の概観
→簿記一巡のこと。講師の説明をネット知識で補強。今日のA論点は、試験で直接出ないが、考え方として不可欠なものが中心。

3仕訳のルール
4取引と仕訳の例示
→仕訳=簿記のルール。なぜそうなるのか?と考えず、まずそういうものと丸呑みしていく。ここは考えたら負け。

1転記とは
2転記の手順
3取引と仕訳、転記の例示
→仕訳を集計していく作業。「簿記」上で大事。診断士「財務」では非重要。「財務」で問われない所で手抜きしないのが、簿記履修者の強み。

1掛けによる売買
→「簿記」学習では、仕訳をどんどん書いてマスター。ここでつべこべ言わない。ただし、商品を掛仕入れし、掛売りするのはビジネスの基本。イメージしやすいこの仕訳を最初にマスター。残りの仕訳は主にB論点で説明。

3期中取得
4会計処理および記帳・表示方法
→減価償却は頻出S論点。ただ「期中取得」「記帳・表示方法」はSとまでは言えないのでA論点扱い。

1貸倒引当金の設定
→BS売掛金には、必ず「貸倒引当金」という家来がついてくる。具体的にはB論点で詳しく説明。

2商品有高帳
3払出単価の計算
4商品の期末評価
→「財務」で必ず出題され、必ず苦手になるのがこのトリオ。出題パターンが様々。組み合わせでどんな問題でも出題できるので、解き方を覚える学習法では太刀打ちできない。唯一絶対の苦手解消法=「簿記3級をやる」。

1(経過勘定の)意義
4未払費用(費用の見越)
5未収収益
→簿記の目的は「期間損益」を表示すること。従い、当期に含む収益・費用を足したり引いたりするのが経過勘定。(費用・収益)×(未収未払・前受前払)の4種類いずれも大事だが、未払費用・未収収益の2つの登場頻度が高い。

1繰延資産
→日本の会計慣習は、会社設立時にかかる5つの費用を繰延資産に計上し、後から分割して費用化することを認める。内容にあまり意味はなく計算問題も出ないが、「5つの知識」→ABランクベタ問で出題しやすいため頻出。

1精算表の概要
2精算表の作成例
→実務では必ず使う。実務家なら問題ないが、試験上はいろいろややこしい。ここも理解でなく、出題パターンの暗記、繰り返し体得で一旦OK。

B論点~理解

3返品・値引
5現金割引
→簿記の世界では、売上高を決める時に返品や値引きが起きたり、買掛金を早く支払うと代金を割引きされることがある。これを俗に

売上3兄弟=値引・割引・割戻

と呼ぶ。用語イメージでひっかけしやすく、試験で頻出。

1貸倒れとは
2会計処理
3具体的処理
→A論点「貸倒引当金」の仲間。ヘタな取引先に掛売をすると、なかなか支払ってくれなったり、倒産・夜逃げされることがある。この一連の会計処理が「貸倒」。簿記上の重要論点なので、問題解いてパターンでマスター。

2前払費用(費用の繰延)
3前受収益(収益の繰延)
→経過勘定4兄弟の三男坊と末っ子。期間損益を出す役割は同じだが、登場頻度は低い。

C論点~おまけ

2仕入諸掛
→売上原価の仲間。簿記では出るが、診断士「財務」ではほぼ出ない。

4前渡金・前受金
→商品仕入やサービス提供の前にカネをやり取りするのが、前渡金・前受金。仕訳を理解というより、実務でなぜそんなことが起きるかのストーリーで理解すれば心配不要。

1手形
2手形の割引
→簿記の論点。実務では使わないが、ルールとして知っておく。

今日のまとめ

うは、簿記はとても難しいでちゅ?

はい、初心者にとり簿記は意地悪で難しい。でも簿記をやる⇔やらないで悩む必要はなくって。

A:初学スト生が今から簿記2級をやる時間はない。
B:受験2年目は時間がたっぷり。簿記2級は十分取れる。

オレ様の合格に簿記なんて要らないぜ?そうその意気で。ではお役立ちリンクをご紹介しますね。

中小企業診断士の財務会計で苦しまない方法

関連資格は必要か?「簿記」編

 

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