【慌てる前の解決法】 奇問・難問・事例Ⅳ

【慌てる前の解決法】 奇問・難問・事例Ⅳ

H25「事例Ⅳ」は、近年まれにみる駄作。

「2次」対策が本格スタート。過去問をⅠ→Ⅱ→Ⅲと解き、「Ⅳ」に至って、

1次「財務」と「Ⅳ」の難度差に愕然

・・とした方が多いのでは。でもそこでがっかりしない。「2次」平均合格所要年数は2.54年。始めて2週間でスラスラ解ける問題を出す方がおかしい。

そこで、H25「Ⅳ」のダメダメさを知って納得。

H25「Ⅳ」のどこが試験的に見てダメ?

  • 経営分析は、皆が当たり前に満点。
  • 個別計算問題(直接法CF)は超難問。得点は無理。
  • ノーヒントの知識問題(品質原価計算)により得点差。

1年の学習努力を、合格ゴール直前第4コーナーで覆す。それが当試験の意地悪さ。でもそこで慌てない。

  • 「2次」の基本は、周囲が出来る所から当てること。
  • 周囲が出来ない所を当てに行く必要は少ない。
  • でも「Ⅳ」の奇問難問は、2年目~「合格待機期間」の暇つぶしに好適。
「事例Ⅳ」対策に使う教材は、目標スコアに応じて選ぶ。
70点以上→大手受験校「Ⅳ」演習事例
・過去問のトリッキーさを排し、必要量の初見問題をこなす。
60点以上→診断士向け計算問題集
・①より易しい問題を論点順に解くことで、解法が身に付く。
40点未満は回避→「Ⅳ」過去問の解説本
・とりあえず勉強した気になれば、60点は十分狙える。

なお②問題集は新しいほど最新傾向に対応するから、今年の注目はこの新作問題集(読んではないけど)。

ただ同社の「Ⅳ」対策本には、NPVの「税引後CIF」を「営業CF」と表す誤植(または単なる混同)の伝統がある。当書で修正されていることを期待。

4事例中、過去問学習のウェイトが最も低いのが「Ⅳ」。

その理由は簡単。

経営分析や知識問題は、経営分析の解き方さえ0.5コマ60分教われば、「1次」7科目を履修した方なら、本来誰でも合格レベルの点を取る設定。

しかし個別計算問題は、熟練工相手に点差をつける。そこで「過去問の答えや解き方を覚える学習」では太刀打ちできない、新作・トリッキーな問題を好んで出題。

それなら過去問を早々に放り投げ、自分に適した「計算問題集」を2~3回転。その選択は、ある意味正しいぞ。

でももっと正しいことがある

解き方を覚えた状態が60点。
解き方を周囲に説明できる状態が80点。

受験中は気づきにくいのですけど。診断士に本来期待される「財務」能力とは、

  • 自分で解けることよりも、
  • 周囲を指導したり、誤りを訂正できること「でありたい」。

でもそんな方は、スト合格者でも2~3割。受験3年目以上では推して知る。そこでまず以下2論点の理解を優先しては。

テキストを見ず、自分の言葉で説明するドリル

Q:以下2つの論点につき、テキストを見ず、簡潔に自分の言葉で説明せよ。
①CVP分析 ②NPV

解答例① CVP
→製造や販売で赤字を回避するには、限界利益(売上高×限界利益率)>固定費を死守。だから、損益分岐点売上高SBEP=固定費÷限界利益率。
解答例② NPV
→設備投資は長期に渡り、その経済性判断には時間価値を考慮する。従い正しく割引くために、会計利益ではなく、キャッシュインで考える。

 

ここから宣伝。CVPとNPVをエクセルで

当サイトが今年7月、スト生向けの「事例Ⅳ」に取り組んだのは、ご存じの通り。

・個別計算問題は、早めに解き方を身に付けることで荒稼ぎ。
・解き方が一度身に付くと、8月以降を「事例Ⅰ~Ⅲ」に使える。
・単に解くよりエクセルを使うことで、「正しい解き方」を体得。

この時、全問を解く必要はなく、

その効果を実感したら、「Ⅳ」過去問5年分のエクセルも眺めてニヤリ。

今日のまとめ

当試験、出た問題全てに対応する必要はない。

それは、「1次」も「2次」も同じだぞ。

ウンウン唸って難問を解くのが大事ではなく、その難問を周囲の何割が解けるかを知るのが大事。例えばね。経営資源(時間)が限られる中小企業は、成果が出やすい所から資源を配分する方が上策です。

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