人類では解けないとされたR5第3問NPVを、なんとTACが見開き2ページで解説(P.122)。そしてエクセルを使って型を身に付け、電卓で実行すればスラスラ解けた。「事例Ⅳ」の全く新たな1ページが刻まれました。

I事例Ⅱ

【5年前の2次】過去記事使って「事例Ⅱ」

事例Ⅱは当意即妙

意 味: その場その場に応じて機転をきかすこと。また、その場の雰囲気に合わせて、すぐさま気のきいた言動をすること。

事例Ⅰが明鏡止水とするなら、事例Ⅱは当意即妙。相手(試験委員)の言い分にただ頷ずくだけでは物足りず、散らかった根拠を整理し、

ではこうしたらいかがでしょう?

と当意即妙に提案する所までが解答要求範囲。

事例Ⅱは楽しい

知らなくて損することはあるが、 知ってて損することはない。

多くの人がファイナルペーパーにメモ済の通り、事例Ⅱは楽しい。

①知識のフレームワークを使い
②自らのマーケティング知識を活かし
③自らのアイデアを提案してOK
さらに、
④マス目長短に合わせ、記述力駆使して文章を伸縮自在

これだけ知識欲を満たしてくれる試験は、他に類を見ない。

試験合格目指し、
受験校の講義を受け、
事例を解き重ねると。

他では得難いマーケ知識やフレームワークが、自ずと身に着く。

事例Ⅱ本試験は、受験生の予想を毎年遥かに凌駕する良問揃い。鍛え上げた実力の下、来週そんな優れたケース・スタディに出会うと思うと、今からワクワク。

【5年前の2次】過去記事使って「事例Ⅰ」

事例Ⅰ・Ⅲとの違い

市場変化は早いから、既存知識類推で解答できる事例Ⅰ・Ⅲと要区別。
既存知識枠に沿う根拠を探すより、大事な根拠をどこに使うかを重視。

【事例Ⅱ】自分よりまず相手??
事例Ⅱ 素直にやれば大丈夫

フレームワークで時間短縮

とはいえ只でさえ忙しい事例Ⅱ。
2つの手持ちフレームワークを活用し、解答時間短縮。

①思考のフレームワーク
3C・4P・PDCAなど
状況整理や思考のモレをなくすのに便利。
【事例Ⅱ】過去問から学ぶ (解答要求)
【スト生向け2次対策】事例Ⅱへの対処
企業経営理論:2次を意識した学習法 (4P)
事例II: 気宇壮大な主演女優+α

②記述のフレームワーク
→「ひな形」を意味し、工程/時間短縮に有利。実用例はIT業界
【事例Ⅱ】必見!新規事業の解答フレーム

マーケティング知識

思考フレームワークを固めたら、次はその枠内に必要知識を詰め込む。

【事例Ⅱ】魅力あるB社はCRMから (CRM)
事例Ⅱ:多すぎる根拠に大忙し
その他マーケティング知識

記述力

事例Ⅱのもう一つのハイライトは、字数×配点の千変万化。
なぜそうなのか+ではどうするかを読み解き、
編集ゲームを楽しむ位の気持ちで臨む。

編集力で差をつける
得点を安定させる「ストラックアウト戦術」
【2次道場】論述対策:採点者に伝わる解答を書くトレーニング
事例Ⅱ:配点のバラツキと時間配分

今日のまとめ

後で解いてみるとわかるのですけど、「事例Ⅱ」は解いて楽しい。

  • 実在企業のモデルがあるとされる。
  • 一企業の枠を超え、商店会や町おこしに携われる。
  • そこでは奇手妙手でなく、4P、STPなどごく基本のマーケティング知識が問われる。
  • だが、ちゃんと実力通りに点差が開く工夫あり。

「事例Ⅱ」は解いて楽しい。でもつい楽しくて、気づいたら石の上に2年3年・・な事態は避けたい。だって、机上の勉強(Off-JT)も大事だけど、実際のビジネスの現場(OJT)の方こそリアルで最新なのだから。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

-I事例Ⅱ

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