【エクセル活躍】イケカコ§10 戦略的意思決定(3)

【エクセル活躍】イケカコ§10 戦略的意思決定(3)

少しずつ会議が形になってきた。

ミスしておいて図々しいながら、昨日コメントでエクセル1か所、本文2か所の誤りをご指摘いただいたことに、この場を借り、御礼申し上げます。

イケカコは正解があるから、エクセルの誤りはすぐ指摘できるとはいえ。ちょっとしたミスで、20分、30分はすぐロスするのが意思決定会計計算問題のやっかいさ。

 

ではそのミスのリスクを冒してまでも、
エクセルで解くメリットは?

それは実際に解いた方が事実を伝える来年まで待つのがベスト。おいおい、そこまで待てないぞ・・な時は。

イノベーションを起こすとき、今のデメリットの逆がメリット。

意思決定会計における現在のデメリット
・計算練習の反復を通じ、知っている問題なら解ける。
・手計算に時間かかり、答えが合えばハイ終わり。その先がない。
・なぜそう解くかを周囲に説明できない。結果、応用が利かない。

このだらしなさは、過去問の後追いばかりの受験指導に責がある。けど今日はその話でなく。

身振り手振り口頭で上手く伝わらなくても、
エクセル関数なら正しく伝わることがある。

その代表例が、税引後CIFボックス

参考記事はこちら

・NPVの総合問題では、経済的効果(正味CF)がまず確実に聞かれる。
・わざと間違う様に出題され、「こう解けば良い」という正解がない。
・税引後CIFボックスは視覚的に解け、新作問題への対応力が高い。
・しかし多様な場面で使われ、「なぜそうなのか」を口で説明しにくい。
(正確には説明しても)聞き手の素養が多様なため、理解されない。
・結果、「とにかく問題を解いて、体で覚える」と指導するのがベスト。

その効用を、いちいち文章にする必要はなくって。

§10の例題1と問題1は、全く同じ解き方を、設定を少しいじって重ねて出題。この2問をエクセルで解くと、「事例Ⅳ」NPV問題が得意化するのは請け合い。

2限目~例題:解き方を学ぶ

イケカコP.3には、「では例題を解いてみる」とある。でも当会議参加時は、ここを「解かずに読む」。これなら自分も解ける。その踏ん切りがついたら解くのもOK。

解き方ノート~例題1

問1
税引後CIFとタイムテーブルを使いNPVを求める、ごくオーソドックスな問題。ここは手計算・エクセルどちらでも良いので、確実にモノにする。

問2
すぐには解けないので、1ランク上の問題の捻り方、解き方を見ておく。イケカコ解説は差額の解き方を示すが、この手の解き方を一生懸命覚えるのは無駄。総額法でCIFを逆算した結果をエクセルに示したので、
・結果は確かにそうなる。
・ではこのような問題が出た時、自分はどう解くかをシミュレーションするのに使うのが上策。

解き方ノート~例題2

インフレ調整は、診断士試験では問われない。当問はパス。

解き方ノート~例題3

診断士受験者なら苦にしないファイナンス論点。当問は問1で自己資本コスト、問2で社債コスト、問3でその加重平均のWACCを計算させる問題。
診断士では社債の計算はさせないので、問2は結果4.3%だけ使い、問3を解けばOK。

3限目~問題:一応、力試し

イケカコP.3には、「実力を試してみよう」とある。でも当会議参加時は、ここも「解かずに読む」。つまり答えを先に見る。意思決定会計の問題が、①必ず通る基本パーツ ②嫌がらせの応用パーツで構成される見極めがついたら、解くのもOK。

解答手順~問題1

問1
例題1の問1と全く同じ構成。NPVの問題は、一度計算パターン掴んでおければそれを使いまわすだけと実感できる。

問2~4
NPV=0にしたり、条件変化でNPVがどう動くかを見せる問題。実際に手計算すると煩雑だが、エクセルなら一瞬。

解答手順~問題2

問1~4
Lecture2 CVP分析の復習問題
問5~6
Lecture4 事業部の業績評価(各種の利益概念、EVA)の復習問題

NPV単独でなく、CVPやEVAなど他の論点と組み合わされると、問題の難易度が上がる。これも追いかけだすとキリがないので、各章の例題・問題に慣れ、本番でのこのような出題に「現場対応」する力を磨くことが望ましい。

解答手順~問題3

当問は、計算が非常に煩雑な難問である一方、解説が極めて不親切。基本的に解かなくて良いが、この手の問題であえて悩んで頭を鍛える時間があれば、それはそれで効果あり。

また「反復投資」ときたら、互いを比較するため、耐用年数の最小公倍数を使い、計算期間を6年に揃えてから計算すれば良い。

今日のエクセル活躍まとめ

イケカコを実際に解いた経験がある方だけ解る話として。

・§10の例題・問題を解くのは嫌になるほど手間がかかる。
・エクセル関数で正解の計算に使う条件を先に知り、そこを探して計算するクセが付くと、正解能力が向上。

これは電卓手計算で解かせることに価値を置く、旧態依然の受験指導と一線を画す。そして実際にそう解いた方がその効果を語る来年まで、真偽が定まることはない。

新しい、革新的な提案に素早く反応した方だけが、
今年限定で独占的に享受できるメリット・・の可能性。

 

ニヤリそう考えると、PCのキーボードを叩く手にもつい力が入る。ではまとめ。

・税引後CIFボックスの正しい作り方は、世に少ない。現時点でエクセル最強。
・今日は戦略的意思決定会計のおまけ論点。2論点組み合わせの問題は難しい。
・例題1 問1は、税引後CIFボックス+タイムテーブルの基本的な良問。
・問題1 問1も全く同じ手順で解く良問。残りの問題は捻り方を知ればOK。

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