【エクセル活躍】イケカコ§3 CVP分析(応用)

【エクセル活躍】イケカコ§3 CVP分析(応用)

PLを見て、まず赤字を避ける。日々の損得も考える。
できればもっと儲けたい。

「事例Ⅳ」を解くと、必ずこの「D社長の気持ち」の順で作問されると気づく。なぜなら現場の実際がそうだから。

そこで社長たるもの、ミライの会社を大きくするため、日々の損得でもちゃんと儲けたい。イケカコ§3はCVP分析(応用)と題されるけど、

限界利益で日々の損得を考える=業務的意思決定の話

CVP分析だけでなく、診断士講座の講師がちゃんと理解しているか怪しげな論点を含む。では製造業の実際で日々行われる意思決定とは何か。エクセル片手に読み進む。

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1限目~理論と目次
2限目~例題:解き方を学ぶ

イケカコP.3には、「では例題を解いてみる」とある。でも当会議参加時は、ここを「解かずに読む」。これなら自分も解ける。その踏ん切りがついたら解くのもOK。

解き方ノート~例題1

問1 問2
同じことを別の方法で計算し、同じ答えになると確認。実際は問2より問1の解き方が迷わず簡単。

問3 そこで問3でも、問1の解き方でCVP分析。

解き方ノート~例題2

当問はCVP分析ではなく、最適セールスミックスの問題。答えから説明すると、
・CVP分析の前提は、無制限に作れば作るほどもうかる。
・現場の実際では、市場規模、原料、機械時間など、作れる上限がある。
・ではどの製品から作れば一番儲かるか→単位あたり限界利益の高い順。
後はいつも通り、問題を解いて慣れれば良い。

解き方ノート~例題3

最適セールスミックスは、制約条件が1つ。当問の様に2つになると線形計画法。「事例Ⅳ」で毎年出る出ると言われ出たことないが、「運営」に過去問があり、やはり出るかも。当問で解き方を覚える。

問1 式にするのは理論。実際は問2の様にグラフを描く。

問2 問1の2制約条件がP.25のグラフになる。網掛け部分が「生産可能領域」となり、この範囲内で作れば作るほど儲かる=端点A・Bのどちらかを最適生産・販売量とする。あとは例題の通り、S、T製品の限界利益を入れて、試行錯誤で限界利益最大の端点を決める。

3限目~問題:一応、力試し

イケカコP.3には、「実力を試してみよう」とある。でも当会議参加時は、ここも「解かずに読む」。つまり答えを先に見る。意思決定会計の問題が、①必ず通る基本パーツ ②嫌がらせの応用パーツで構成される見極めがついたら、解くのもOK。

解答手順~問題1 ★★★良問

当問は、計算条件が煩雑ながら、組製品+CVP(問1)、感度分析(問2)、最適セールスミックス(問3)をまとめて問う良問。このように1問で複数論点をクロスオーバーする問題の解き方を覚えておくと、テストの現場で応用しやすい。

つまり、この条件でこう聞かれたらCVP、そう聞かれたら最適セールスミックス・・と、問題を見た瞬間に解法が浮かぶ。これが簿記系受験生の「Ⅳ」の解き方。

問1 組製品

  • 求め方1 組製品の限界利益を求め、次に固定費を引くと営業利益。この感覚にとにかく慣れる。
  • 求め方2 固定費÷限界利益率。ただし限界利益率が端数なので、勝手に四捨五入すると答えが狂う。エクセルなら無視だが「事例Ⅳ」では四捨五入の指示があるので、注意深く読み取る。
  • 求め方3 安全率はいつもの式で計算

問2 感度分析

  • 資料2 問題文の指示に従い、丹念に計算。エクセルなら確実。「事例Ⅳ」でも、この1/2~1/3程度の感度分析は出題実績あり。
  • 求め方1 新しい販売価格・限界利益率でCVP計算をやり直す。ここも限界利益率の端数に注意。

解答手順~問題2 ★★★良問

当問も、業務的意思決定の複数論点をクロスオーバーする良問。

問1 組製品
これはこの章で何度も解いた、組製品のCVP分析。簡単。

問2 組製品+目標利益
先週の§2で練習した目標利益との組み合わせ。簡単。

問3 線形計画法
初見でこの問題は解けないので、答えだけ見る。
加工部・組立部それぞれに製造能力の上限がある。x、yの方程式をグラフ描く練習。ただこのLPは端点が一つで、すぐ答えが出てしまうので、実際テストに出るのは問4のパターン。

問4 線形計画法
答え見ながらで良いので、①文章で与えられた条件をグラフに書く。②交点の座標を求める。③端点に限界利益を代入し、試行錯誤で限界利益最大の組み合わせを求める。そこが利益の最大化。

今日のエクセル活躍まとめ

今日の§3は、親分CVP分析より出題頻度が下がる業務的意思決定の問題。最近の「事例Ⅳ」で、このような知ってる人だけ+15点、+20点になる問題はまず出さないので、読み物として知っておけば十分。

そしてこの先、答練、模試、1次「財務」でもし問われたら、ここに戻る。すると一度忘れた知識を思い出し、自分の仕事に実際役立つ。ではまとめ。

・CVP分析の次は何が出るか。「事例Ⅳ」はストーリーで考える。
・§3は、CVP分析で学んだ限界利益概念の応用論点。
・具体的には§6業務的意思決定とつながる。そこはまた後日。
・複数論点をまたいで教える総合問題は良問。ここは解いておきたい。

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