カタカナが四字熟語になった時、
試験のミライを変えるゲームが始まる。
ミライとかゲームとかいつもウザいよ。今忙しいんだよ、後にしてよ。
いえ、そうでなく。目の前の完成答練に一意専心する時期。そときあえて別のコトを考え、投入した努力・実力以上のスコアを叩き出すのがインターリーブ学習効果。
インターリーブ=交互配置
カタカナ用語は誤解を生みやすく、ブログならでは「合格さえすりゃ、言い放題」の原則で、時に悪用すらされる。そこでこれも当試験ならでは、図を描いてイメージする。
画像:日テレ
クロスオーバー作品 Wikipedia
複数の独立したシリーズが一時的に一つのストーリーを共有、進行させる事をいう。並立したストーリーラインを、新たなストーリーラインが横断していくと解釈してこの名がついた。
- 8頭身と4頭身のキャラクターが同時に存在するのはヘン。
- 泥棒と殺人事件ではカテゴリが違うのでは。
そんな意見がある一方、
- いやお父さんと息子が、お姉さんの色気にムフフ・・な点で共通。
そんな組み合わせが受けるのか、クロスオーバー作品の人気は高い。試験の話に戻すと、受験校の答練・模試になく、本試験(過去問)のみにあるのが、
「経営」を解いていて、突然「経済」。H26第30問
「生産管理」で、突然「店舗管理」のバーコード。H25第7問
このクロスオーバー出題の意図については、ぜひ議論を深めたい。
画像:Jリーグanalyze
例えば1科目をやりこんだ後、いったん別な科目を解いてから戻る。すると知識の共通点がクロスオーバーし、つながりが増えて理解UPを促す。
本試験対応としては、1週間に2科目、本番2日で7科目の様に、多様な知識を同時並行で処理する場合、忘れにくく、思い出すのが早くなる。
そうか、「1次」7科目の知識とは、単に問うだけでなく、クロスオーバーやインターリーブさせると価値が出るのか。そう感じた方に以下の表を紹介。
中小 | 法務 | 情報 | 経済 | 運営 | 財務 | |
---|---|---|---|---|---|---|
経営 | 経営革新 | 国語の問題 最後の2択 |
IT経営 経営意思決定 システム |
成長戦略 不確実性 |
マーケティング 製造・サービス /店舗管理 |
構造的意思決定 |
財務 | 資金支援 | 金融商品取引法 内部統制J-SOX |
ー | 限界概念 費用曲線・CVP 不確実性 |
業務的意思決定 経済的発注量EOQ 活動基準原価計算ABC |
|
運営 | 短納期対応 | 品質・環境 消費者保護法制 |
平均故障間隔MTBF | デシジョンツリー | ||
経済 | 経済統計 | 知的財産権 独占禁止法 HHI指数 |
ー | |||
情報 | 生産性の向上 | 暗記手法基本→応用 | ||||
法務 | 中小企業基本法 |