【運営】過去問タテ解き #3 IE

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今日のタテ解き

IEが面倒なのは、似たような漢字2文字の用語ひっかけが多いから。

そこで、「ひっかけやすい所」から先に覚える。この時、講堂火事=4分類ごとに過去問タテ解き。

工程分析 →H24第8問(B)、H26第14問(B)、第17問(C)、第20問(B)
動作研究 →H23第16問(C)、H24第16問(C)、H25第17問(E)、H27第16問(C)、第20問(D)
稼働分析 →難問なので解かない
時間研究 →H23第15問(B)、H24第1問(C)、H26第15問(C)、H27第15問(B)
その他 →H24第19問(B)、H26第16問(C)

※H23第17問(D)、H24第15問(E)、H25第16問(E)は解かないでOK。

工程分析 process analysis

JIS Z8141 5201 工程分析 生産対象物が製品になる過程,作業者の作業活動,運搬過程を系統的に, 対象に適合した図記号で表して調査・分析する手法。

×H24第8問 Bランク

物の流れの分析手法に関する記述として、最も不適切なものはどれか
○ア P-Qチャートは、横軸に製品種類Pをとり、縦軸に生産量Qをとって、生産量Qの大きい順に並べて作成される。
×イ 運搬活性示数は、対象品の移動のしやすさを示す数で、バラ置きの対象品を移動する場合、①まとめる、②起こす、③移動する、という3つの手間が必要となる。
△ウ 流れ線図(フローダイヤグラム)では、物や人の流れ、逆行した流れ、隘路、無用な移動、配置の不具合が視覚的に把握できる。
△エ 流入流出図表(フロムツウチャート)は、多品種少量の品物を生産している職場の、機械設備および作業場所の配置計画をするときに用いられる。

H26第14問 Bランク

工程分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。

○ア 工程図記号における基本図記号は、4つの要素工程(加工、運搬、停滞、検査)を示すために用いられる。
△イ 工程分析における工程図は、生産対象物に変化を与える要素工程のレイアウトを示すために用いられる。
△ウ 作業者と製品の流れを同時に分析するために、作業者工程分析を用いる。
△エ 要素工程の複数の機能または状態を示すために、基本図記号を並べて用いる。

H24第8問、H26第14問はまとめて解く。両問とも、「工程分析で問うのは以下の「4分類」だよ、知ってますか?」という問題。

  • 基本図記号 ○加工 ⇒運搬 ▽D停滞 □◇検査 (工程分析=製品+加工者の2つ)
  • 運搬活性 まとめる→起こす→持ち上げる→移動する

これを事前に暗記しておくと、H24はア、H26もアが選べる。残り選択肢は紛らわしいので、その場でツッコミできればOK、後から知識を追加するのもOK。

H24はIEの出題ながら、「物の流れ分析」としてレイアウトの知識を得られる良問。
H26は工程分析の知識を4つ並べ、間違いにツッコミ入れさせて知識を教える良問。また選択肢ウ「作業者工程分析」はIEの代表的なひっかけワード。次の問題で確認。

H26第17問 Cランク

以下の①~④に示す事象に対して作業者工程分析を行った。「作業」に分類された事象の数として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
?①対象物を左手から右手に持ち替える。×②機械設備での対象物の加工を作業者が監視する。○③対象物を加工するための前準備や加工後の後始末をする。×④出荷のために対象物の数量を確認する。
△ア 1個
○イ 2個
○ウ 3個
○エ 4個

当サイトはア=1個を選んでドボン。一般常識で言えば、①=持ち帰るを「作業」とは分類しにくい。だがH26第14問の知識(事象を○加工 ⇒運搬 ▽D停滞 □◇検査のいずれかに分類)で解き直すと、確かに①は「作業」に含むと納得。このタテ解き効果がIEでは利きやすい。

動作研究 motion study

JIS Z8141 5206 動作研究:作業者が行うすべての動作を調査,分析し,最適な作業方法を求めるための手法の体系。
備考 動作研究手法には,人間の行う動作順序に従ってサーブリッグ記号で記録するサーブリッグ分析,両手の行う動作を工程図記号又はサーブリッグ記号で記録する両手動作分析,フィルムを媒体として対象作業を撮影し,記録するフィルム分析,対象作業をビデオに撮影して記録するビデオ分析などがある。

×H23第16問 Cランク

生産システムにおける作業者の分析手法に関する記述として、最も不適切なものはどれか
×ア 組立工程における作業者の手の動きを分析するために、作業者工程分析を実施する。
△イ 作業者の1日の作業内容と作業状況を分析するために、連続稼動分析を実施する。
△ウ 作業者の移動に関する問題を抽出するために、ストリングダイヤグラムを作成する。
△エ 設備オペレータの適正な設備担当台数を検討するために、連合作業分析を実施する。

当問は、「作業者の手の動きを分析」=両手動作分析とピンと来てアを選んだ方以外には難問。エは次問で押さえるが、イウは出題頻度の低いワードなので、ピンと来なければスルーで可。

H24第16問 Cランク

連合作業分析に関する記述として、最も適切なものはどれか。
△ア 連合作業分析では、作業を単純作業、連合作業、連続作業の3つに分類して作業分析を実施する。
△イ 連合作業分析では、作業を要素動作の単位に分割して分析を実施する。
○ウ 連合作業分析は、配置人員を検討する際に利用できる。
△エ 連合作業分析は、複数の素材を組み合わせて製品を製造するプロセスを分析するための手法である。

連合作業分析は何度出しても苦手論点Cランク。そこでJISの定義から。

JIS Z8141 5213 連合作業分析:人と機械,二人以上の人が協同して作業を行うとき,その協同作業の効率を高めるための分析手法。
備考 連合作業分析は,人と機械の組合せを対象とした人・機械分析と,人と人との組合せを対象とした組作業分析とに大別さ
れる。

JIS定義を覚えても、まだしっくりこない。過去問解説の通り、アは何か違う、イはサーブリッグ分析の定義(JIS5208)、エは製品工程分析の定義(JIS 5202)なのか~とさらっと眺め、H27第16問に進む。ココまだ暗記不要。

H27第16問 Cランク

複数個の同一製品を、同じ機能を持った設備AまたはBを利用して加工処理している工程がある。この工程には1名の作業者がおり、次のような手順で製品を加工処理している。
<製品の処理手順>

  1. 手空きになっている(加工処理が行われていない)いずれかの設備に、作業者によって製品がセットされる。セットには5秒かかる。
  2. セットされた製品は、直ちに設備で自動的に加工処理される。加工処理には20秒かかる。
  3. 加工が終わった製品は、作業者によって設備から取り出される。製品の取り出しには5秒かかる。
  4. 取り出された製品は、作業者によって検査が行われて製品の処理が完了する。検査には5秒かかる。
次ページの表は、この工程で4つの製品が処理される過程を連合作業分析した結果である。この作業において90秒の総作業時間を短縮するために、連合作業分析表の1列目(作業者の欄)に示された作業番号④、⑤、⑥、⑦、⑧の作業を⑦→⑤→⑧→④→⑥の順序に変更することを考える。この変更によって短縮される時間の最大値として、最も適切なものを次ページの解答群から選べ。なお、作業者と設備A、Bのそれぞれには、同時に複数個の製品を処理することはできない。

[#IMAGE|a0354838_21512509.jpg|201607/27/38/|mid|528|646#]

×ア 5秒
×イ 10秒
○ウ 15秒
×エ 20秒

連合作業分析を何度出してもCランク=理解されないので、業を煮やして診断士受験生の得意な計算問題で出題。そう、こう出題してくれると連合作業分析を理解しやすい。でもCランク。当問を解いてからH23第16問、H24第16問を解き直すと、相乗効果で暗記しやすい。

稼働分析 ratio-delay study

JIS Z8141 5210 稼働分析:作業者又は機械設備の稼働率若しくは稼働内容の時間構成比率を求める手法。
<備考>
1. 稼働分析法の代表的手法には連続観測法と瞬間観測法とがある。
2. 稼働率 (ratio-delay) は,作業者又は機械設備の働きぶりを示す指標であり,次の式で表される。
稼働率=実際稼働時間/総時間

難問DEランクのみのため、対象なし。

時間研究 time study

JIS Z8141 5204 時間研究:作業を要素作業又は単位作業に分割し,その分割した作業を遂行するのに要する時間を測定する手法。

H23第15問 Bランク

標準時間の算定法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア PTS法では、長時間の作業の標準時間を簡便に算定することができる。
×イ 経験見積法では、余裕時間を必ず別途算定しなければならない。
×ウ 実績資料法では、精度の高い標準時間を得ることができる。
○エ ストップウォッチ法では、レイティングを行う必要がある。

時間研究が何かと言うと、作業時間を観察して標準時間を決める。標準時間が決まると労賃を掛け標準原価が決まる。標準原価が決まると・・の続きは「財務」に任せ、当問は間違い選択肢にツッコミ入れて基本を覚える良問。

H27第15問 Bランク

標準時間の算定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア PTS法で標準時間を算定する際には、レイティングの操作をする必要がない。
×イ 観測作業の速度が基準とする作業ペースより速いとき、レイティング係数の値は100より小さく設定される。
×ウ 正味時間は、観測時間に余裕率を掛けることで算定される。
△エ 標準時間は、正味時間と付帯作業時間から構成される。

テキスト知識でアは選べるが、イウの間違いはツッコミを入れておきたい。エは一瞬オヤ?と悩むが良く見ると全く違う用語。時間研究time studyはほぼ毎年1マーク出るので、ここは用語暗記で乗り切る。

今日のまとめ

今日の#3IEは、わかりにくい・間違えやすい・引っ掛けと3拍子揃った暗記論点。でも別に診断士がストップウォッチ片手に生産現場に乗り込む訳ではないかく、知識を使いこなす必要のない暗記ゲー。

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