【財務】過去問タテ解き #3B 投資の経済性(NPV)

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 今日のタテ解き

当論点はSランク知識目白押し。だが「1次」では「投資の経済性計算」一択。

Sランク論点

【2016年合格目標】【会計・財務】スピテキ斜め読み#3
・現在価値の考え方
・割引率
・設備投資額、経済的効果
・資本コスト
・投資の経済性計算
正味現在価値法(NPV)、(内部収益率法(IRR)、収益性指数法(PI)、回収期間法)
・取替投資の考え方
・埋没原価、機会費用

投資案の選択→H24第18問(C)、H25第17問(B)、H26第16問(C)、H27第16問(B)(B)
時間価値→H27第15問(D)(B)

<タテ解きやり直し>
④差額原価概念→H25第16問(C)、H26第12問(C)
⑩FCFの公式→H24第13問(B)、H25第18問(D)、H26第13問(D)、H27第9問(A)

早解きミスノート

H25第18問 Dランク

A社では、生産コストの低減を目的として新規設備の購入を検討している。新規設備の取得原価は4,500万円であり、その経済命数は5年である。また経済命数経過後の残存価額はゼロと見込まれている。A社では定額法によって減価償却を行っており、同社の法人税率は40%である。A社は当該投資案に対して回収期間法によって採否を決定することとしており、採択となる目標回収期間を3年と定めている。新規設備が採択されるために最低限必要とされる年間の生産コスト低減額として最も適切なものはどれか。
なお、貨幣の時間価値は考慮せず、年間の生産コスト低減額は毎期一定である。また、当該投資案によって減価償却費以外の追加的費用は発生しない。
×ア  600万円
×イ  900万円
×ウ 1,500万円
○エ 1,900万円

当問は難問Dランク。なおついうっかり「⑤投資の経済性」論点に含めたが、「FCFの算出」論点に含める方が正確(後述)。解き方としては、長文から①毎期の減価償却額=900万円 ②3年回収に必要な正味CF=1,500万円と読み解く。後は既出の税引後CIFボックスで解ける。


この「税引後CIFボックス」は簿記1級で教わり、応用が利くので実務はFCF公式でなくこちら。だが筆者は減価償却額の計算をミスし、ウを選んでドボン。

H27第15問

C社は、取引先に対して貸付けを行っている。当該貸付金は、以下のようなキャッシュフローをもたらす予定である。現在価値の計算について、下記の設問に答えよ。なお、現行の会計基準との整合性を考慮する必要はない。
① 元本は100万円、貸付日は20X1年4月1日、貸付期間は4年である。
② 利息として、20X2年から20X5年までの毎年3月31日に6万円が支払われる。
③ 満期日の20X5年3月31日には元本の100万円が返済される。
(設問1) Dランク
この貸付金の、貸付日時点の現在価値として最も適切なものはどれか。なお、割引率は6%とする。
×ア  792,000 円
△イ  982,200 円
○ウ 1,000,000 円
×エ 1,240,000 円

ややトンチ気味だが、利子・割引率・現在価値の考え方を教える良問。正答率=Dランクが示す通り、正解ウ1,000,000円がいかにもひっかけ的で怪しく、余計な勘繰りしてイを選ぶとドボン。

投資の経済性計算

しつこいけど、「投資の経済性計算」一択。

「事例Ⅳ」NPV問題は、解くと分かるが総合問題=多種多彩。だが受験側は教える方も教わる方も「今年の出題傾向は変化しました・・」と毎年コピペの繰り返し、学習能力ゼロ。そこで前述の様に「差額原価概念」「FCFの算出」を別論点とし、自分はニヤリと「氷山の一角」攻略に専念。

H24第18問 Cランク

Y社では4つの投資案について採否を検討している。投資案はいずれも初期投資額として2,500万円を必要とし、投資プロジェクトの耐用年数は5年である。また、Y社の資本コストは8%であり、プロジェクト期間中に追加の資金は必要としない。4つの投資案の判定基準となるべきデータは以下のとおりである。
Y社の投資可能な資金が5,000万円に制限されているとき、企業価値増大の観点からY社が採択すべき投資案の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。
○ア 甲と乙
×イ 甲と丙
×ウ 乙と丙
×エ 丙と丁

「投資の経済性計算」で用いる1)NPV法 2)IRR法 3)回収期間法を比較する良問。IRRをクリアすれば損をしないので投資はGOサイン、うちNPVの大きい順に投資。当問は当てると言うより、むしろ間違えて自分の思い違いを正すチャンス。

H26第16問 Cランク

次の文章の空欄A、Bに入る語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
A社は現在、相互に排他的な2つのプロジェクトX案とY案の評価を行っている。X案とY案のNPVとIRRは下表のとおりである。なお、2つのプロジェクトとも初期投資を行った後はプロジェクト期間の終わりまで常にプラスのキャッシュフローをもたらす。

表のとおり、割引率10%のもとでNPVはY案のほうが高いが、IRRはX案のほうが上回っている。そこで、Y案のキャッシュフローからX案のキャッシュフローを差し引いた差額キャッシュフローのIRRを計算したところ、10.55%であった。したがって、資金制約がなく割引率が10.55%以下の時は差額キャッシュフローのNPVは□ A □となり、□ B □案が採択されることになる。

×ア A:プラス   B:X
○イ A:プラス   B:Y
×ウ A:マイナス  B:X
△エ A:マイナス  B:Y

 

これもタテ解き効果で、IRRは儲かる「率」、NPVは儲かる「額」を示し、投資順の判断はNPVを優先。当問は問題文で「差額キャッシュフロー」と捻ってくるので、慌てず処理できたか否かが点差。当シリーズで何度も指摘するが、問題集を回転させて答えを覚える学習に終始すると、当問の様な捻りに手も足も出ないダルマ状態になるので注意あられたい。

今日のまとめ

  • 「2次」合格リターンが、時間をかけることに対するプレミアムだったのが過去。
  • 年2回化=上位10%合格となり、ミスを許されない完成度を問われるのがミライ?
  • 部下が持ち込む投資プロジェクトに、○×つけるのが「投資の経済性計算」。
  • FCFや正味CFの算出は、当論点でなく「⑨CF作成」とセットで理解体得。

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