【財務】過去問タテ解き#1b 総論

【財務】過去問タテ解き#1b 総論

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実務オヤジに簿記姉さん

ちょうど「財務」~「運営」にかけての今頃、ストレート通学クラスには、長質問で講師を悩ます困ったちゃんが2タイプ。どんな質問か耳をそばだてる。

先攻は実務オヤジ
オヤジ:ねぇ、さっきの原価計算の講義だけどさ、予実差異の出し方が逆じゃない? ウチの会社のやり方はこうだよ。
講師:(え、何か間違ったかな・・)そうですね、テキスト通りで間違いではないです。
オヤジ:テキストが間違いじゃないの? だって実務のやり方はこうだよ。
講師:(それが違ってるのでは・・)では調べて次回講義でお返事します。
オヤジ:それじゃ遅いよ。だって実務のやり方はこうだよ。
講師:・・・。
片や簿記姉さん
姉さん:今日の講義ありがとうございました!で、前回講義のここがわからないのですが。
講師:はい、それはですね・・ごにょごにょ。
姉さん:ふうん、そうなんですね。で、ええとここもわからないのですが。
講師:(そこも説明済だけど・・)はい、それはですね・・
姉さん:ふうん、そうなんですね。で、ええとここも・・(以下エンドレスループ)

喝。受験校講師は一般に質問には丁寧に回答。でもそれ、自分の講義へのフィードバック=次回への糧になるからであり、上2つの質問は「講師が聞いて欲しい」内容になってない。また姉さんの流し目攻撃は良いとして、「実務のやり方はこうだよ」のオヤジ主張は大迷惑。

この時、実務オヤジに注意申し上げる点はただ一つ。当試験では、

  • ×実務知識で、試験知識の誤りを糺すのでなく、
  • ○試験知識で、実務知識の誤り(思い込み・自己流)を糺す。

複雑系の企業実務においては、まず以下の2つに分類。

  1. 厳格なルールがあるもの(例:制度会計)
  2. 工夫裁量の余地があるもの(例:管理会計、ファイナンス)

1.はとにかく覚えりゃ済むが、2.は試験出題者の言い回し=正の前提にしないと、答えがブレブレで試験にならない。まだ先は長いが、「最後まで諦めないけど」「自分で考えることは諦め」「合格する方法を誰かに教わり」「解き方を覚える」学習に終始する過年度生が、

自分の正しさばかり主張し、思い込み・自己流を糺す姿勢を欠くため「財務」で長年七転八倒

する理由が、1.⇔2.の違いのこの辺り、と瞬時に察するのが短期合格センス。怖っ。

なぜ過去問タテ解き?

スピ問を2~3周して養成答練。過去問を3周して完成答練。

※スピ問とはこちらを参照。

当試験のスト合格には、黄金比(=学習精度を高めると自然と皆のやり方が似通う点)がある。

黄金比1:スピ問を2~3周して養成答練
→養成答練はスピ問レベルから出題。すると「3連続正解」となり、長期記憶化して忘れない。
黄金比2:過去問を3周して完成答練
→過去問は①まず解く ②じっくり解く ③論点を理解しながら解く、の3周以上が定石。完成答練までに「過去問の答えは覚えておく」ことで、自分の理解モレをチェック可能。

 

当試験におき、「まず理解を仕上げ」「過去問で力試し」が上策でないのは、過去問には「高得点阻止用の意地悪問題」があるから。それを知らず、

  • 理解したはずなのに解けない問題がある!
  • そうだ、もっと問題集の演習量を増やさねば。
  • 場合によっては、新しい問題集を買ってみようww

なんてやらかすと、当試験の合格所要年数は∞。そこで次章では、筆者が実際に過去問5年分を早解きした結果のコピペを使い、

どの問題を取り、どの問題が捨て(高得点阻止用意地悪問題)なのかを見て行く。

図表:過去問5年分正答率

この【連投】シリーズにあたり、「財務・会計」過去問5年分(H23~27)を筆者が4時間で解いた点数は以下(ただし電卓使用)。

H23 68点
H24 72点
H25 71点
H26 68点
H27 80点
(参考H28 92点)

あれだけ大言壮語でたったこの点数?との批判はアリ。だがこの100点中30点の失点が、「最初から当てさせない問題」「ミスをなくせば解ける問題」のどちらだったか?その切り分けから「財務」荒稼ぎのゲームが始まる。

①一度解いた問題の失点は、思い出せない⇔ミスのどちらか。

  • 筆者は今回解く前にH23~H26の問題は何度か解いている。それでもなぜか間違える。
  • 一度解いた問題であれば、(高難易度の年でも)安定して60点は取れる。
  • つまり、「答えを覚えれば解ける問題」⇔「覚えただけでは解けない問題」が混在。

②周囲が当てるABを外すのがミス、CDを外すのはセンス。

  • TAC問題集記載の正答率A~Eランクは利用価値大。自分の○×をランク別に分類。
  • 周囲が当てるABは自分も当てる。間違えた場合は確実に復習。
  • Cは間違えた理由をまず探す。Dは当てた理由をまず探す。Eは捨て。

③ミス・失点の理由=同じ論点は出ても、同じ問題は出ない

  • 特に「財務」は、論点ごとの出題マーク数が固定。出る論点から覚える。
  • 過去問は年による難易のブレが激しい。難化年は同じ論点でも捻り方が一つ上。
  • 特に「財務」は、過去問だけの回転より、補助教材・スピ問回転の基礎力強化が先決。

④ABは当たる。CDミス・失点⇔復習の反復で得点UP

  • 過去問・スピ問の回転学習を進めると、ABランクは手を動かして体得(長期記憶化)
  • 周囲が戸惑う、常連論点のCDランクを当てる力が短期合格力。
  • 周囲が戸惑う、捨て論点(会計規則、連結会計・・)を捨てる力が短期合格力。

今日のまとめ

「財務」学習は、スタート位置こそ違うけど、ゴールは皆同じなのだから。

  • 「財務」に限り、講師の指示を鵜呑みしまずやってみる。
  • (人によりスピード違うから)「財務」に限り、学習時間=週20hをまず目標。
  • 「財務」のような理解を追わない「体得学習」では、1日長時間より、短時間複数回が有利。
  • 朝スマホで知識チェック、その後カフェ等で朝学習0.5~1.0hが習慣化すると、この先有利。

内容・到達度は問わないので、まず週20h学習を習慣化。「財務」が2科目目に配置される理由が、内容そのものより学習習慣の定着にあると気づけば、周囲より二歩・三歩とリードしてニヤリ。ではまとめ。

  • 実務オヤジに簿記姉さん。両者に共通するのは相手の話を聴いてないこと。
  • 養成答練までにスピ問2~3周が上策。過去問解くのも早ければ早いほど上策。
  • 回転学習前提なら、過去問はまず一度解き、理解度チェックより歯ごたえチェック。
  • 「財務」の利点は、「とにかくやることが明確」。朝学習習慣が定着するとこの先有利。

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