【経営】スピテキ斜め読み#1 全体像

【経営】スピテキ斜め読み#1 全体像
 「経営」講義は全8回。
当斜め読みは全9回。

それはね。

A(足し算型):8コマ分の「経営」知識!
B(掛け算型):3×3=9マスに知識を整理。

診断士「1次」では、様々な角度から暗記力を鍛えます。この時、8コマ並べて覚えるより、3×3=9のマス目にすると、思い出しやすく、使いやすい。そしてタテヨコ・マトリクス表は、対象が複雑なほど情報の整理に役立ちます。

第1編 経営戦略
事例Ⅰ~Ⅲで使う
第2編 組織論
事例Ⅰで使う
第3編 マーケティング
事例Ⅱで使う
#1 全体像 #4 組織構造論 #7 マーケティングマネジメント
#2 成長・競争戦略 #5 組織行動論 #8 製品戦略
#3 技術・外部連携 #6 人的資源管理 #9 価格・チャネル・販促戦略

「経営」スピテキ斜め読み~#1全体像

スピテキ斜め読み~重要度ミシュラン

スピテキ各論点は、重要度S~Cを頭に振って、内容を読み進む。

S論点:
「2次」でも問われる、つまり理解して使いこなす知識。しょっちゅう出てきて自然に覚え、覚えた後から理解に進む。
A論点:
「2次」で直接問われることは少ないが、確実に知識を覚えておく論点。単語カードや語呂合わせなど、暗記テクニックも併用。
B論点:
いわゆる日経新聞レベルの基礎知識。知識を覚えるというより、他の論点とのつながりや知識の使われ方を学ぶ。
C論点:
他論点とつながらず独立したおまけ知識。日経新聞レベルの社会常識として知っておく。

 

このS~C分類は診断士講座に限らず、多くの資格講座、スクールで使われます。つまり、

  • 出題範囲が広範なため、
  • テキスト全てを覚えようとせず、
  • 試験に出る、大事な所から押さえる、優先順位付けです。

まずは大きな分類別に。

論点 評価 一言で
第1編 経営戦略
#1 1経営戦略の全体像 企業活動と経営戦略 ★☆☆
経営理念と経営戦略 ★☆☆
経営戦略の構成要素 ★★★
環境分析(SWOT分析) ★☆☆
経営管理 ★★☆
4経営戦略論の変遷 分析/プロセス型アプローチ ☆☆☆
7企業の社会的責任(CSR)と
コーポレートガバナンス
企業の社会的責任(CSR) ☆☆☆
コーポレートガバナンス ☆☆☆

 

次いで、具体的な項目別に。

第1章 経営戦略の全体像
❶企業活動と経営戦略
1企業活動とは B
2オープンシステムとしての企業 B
3経営戦略の概念 B
❷経営理念と経営戦略
1経営理念 B
2経営ビジョン B
3経営行動基準 B
4CI B
5経営理念と経営戦略 ★重要1
1企業戦略 S
2事業戦略 S
3機能戦略 S
❸経営戦略の構成要素
1ドメイン
1ドメインとは A
2ドメイン設定の意義 A
3ドメイン設定の範囲 A
4ドメインの定義と影響 A
5企業ドメインと事業ドメイン A
6ドメインの変化とドメインコンセンサス A
2資源展開 A
3競争優位性 ★重要2a
1コアコンピタンス S
2VRIO分析
(1)資源の価値 Value A
(2)資源の希少性 Rarity A
(3)資源の模倣困難性 Inmitability A
(4)組織 Organization A
4シナジー ★重要2b
範囲の経済性 ☆経済性3兄弟 S
固定費と変動費 S
❹環境分析(SWOT分析)
1SWOT分析 ★重要3a
1外部環境分析 S
2内部環境(資源)分析 S
3戦略代替案の基本パターン S
❺経営管理
1マネジメントサイクル ★重要3b
1PDSサイクル S
2PDCAサイクル S
2経営計画
1経営計画の意義 A
2経営計画の種類 A
3経営計画の策定プロセス A
4経営計画の修正 A
第4章 経営戦略論の変遷
❶分析型アプローチとプロセス型アプローチ
1分析型アプローチ B
2分析型アプローチの限界 B
3プロセス型アプローチ B
4リソースベースドビュー
1リソースベースドビュー C
2ケイパビリティ C
第7章企業の社会的責任(CSR)とコーポレートガバナンス
❶企業の社会的責任(CSR)
1企業の社会的責任
1企業の社会的責任とは B
2企業の社会的責任の領域 B
3フィランソロピー活動とメセナ活動 C
4ISO26000 C
5社会責任投資 C
6トリプルボトムライン C
2情報開示
1ディスクロージャー B
2インベスターリレーションズ B
❷コーポレートガバナンス
1コーポレートガバナンスとは B
2コーポレートガバナンスの機能
1経営陣の任免と牽制の機能 B
2利害調整機能 B
3日本と米国のコーポレートガバナンスの比較 B
4日本企業のコーポレートガバナンス
1日本企業のコーポレートガバナンスの問題点 B
2ガバナンス機能強化の方向性 B
コーポレートガバナンスの変遷 B

 

S論点 頻出+理解=2次論点

経営理念と経営戦略 ★重要1
1企業戦略
→いわゆる全社戦略。企業を成長させるため、どの製品(事業)をどう伸ばすか。来週の第2章で詳しく学ぶ。

2事業戦略
→製品(事業)に落とし込むと、次は業界他社との競争開始。来週の第3章で詳しく学ぶ。

3機能戦略
→企業は、製品(事業)を横断的にまたぎ、人事・財務・生産・開発・・といった機能を持つ。中期経営計画ではこの機能戦略まで描き、あとはそれぞれの機能が機能戦略を描く。

この「企業戦略」「事業戦略」「機能戦略」の3段階を、来年の「2次」筆記ではレイヤーー(戦略レベル)の切り分けに使います。超重要。

競争優位性 ★重要2
1コアコンピタンス
→その企業を代表する強み。ここをどう伸ばすかが、「2次」で必ず問われる。我が身を振り返り、

短期合格を実現するため、自分の強みをどう活かすか

が超重要。営業職で出張が多ければ移動中に学習。経理職で簿記が得意なら「財務」で稼ぐ等。

範囲の経済性 ☆経済性3兄弟
→経済性3兄弟「範囲・規模・速度」をセットで覚える。「範囲の経済性」とは、例えば自社技術を応用した新規事業。例えば簿記2級は「財務」で使い、ついでに原価計算知識で「運営」も得意化。一般にシナジーとも言う。

固定費と変動費
→範囲の経済性が利く理由を、原価の点から説明。自社技術を他事業に応用すると、追加の固定費が少なく変動費のみ考慮するため儲かりやすい。試験対策で言えば、知識の固定費=地頭が良いと、少しの変動費で「1次」7科目の得点荒稼ぎ。

SWOT分析
1外部環境分析
2内部環境(資源)分析
3戦略代替案の基本パターン
→SWOT分析の一味。「2次」解答プロセスにおいて、SWOT分析をやる時間の余裕があるかの議論は別として、企業の状況を抜け漏れ重複なく把握するため、適切な戦略を立てやすい。

マネジメントサイクル
1PDSサイクル
2PDCAサイクル
→経営管理=マネジメントサイクル。一般に、言ったことをちゃんとやり切るかが企業の実力、収益力の差。これも試験対策で言えば、合格仮説PDCAサイクルをどれだけ自力で回すかが合格所要年数の差。

S論点は予め知っていて今すぐ使いたくなる知識が多い。ここをいかに面白おかしく説明し、受験生をその気にさせるかが、受験校講師の腕の見せ所。

A論点~頻出+暗記

1ドメインとは
2ドメイン設定の意義
3ドメイン設定の範囲
4ドメインの定義と影響
5企業ドメインと事業ドメイン
6ドメインの変化とドメインコンセンサス
→ドメイン=その企業が戦う場所。「2次」で出題される中小企業は、ここの制約が強い。ドメインを飛び越える(寿司屋のオススメを聞かれ、フレンチを答える)ような助言をしてはダメ。

2資源展開
→ヒト・モノ・カネ・情報。この資源配分を学ぶのが第2章第3節「PPM」。

(1)資源の価値 Value
(2)資源の希少性 Rarity
(3)資源の模倣困難性 Inimitability
(4)組織 Organization
→自社が持つ資源の希少性・模倣困難性に注目し、それを活かす組織デザインにせよと説くのがVRIO分析。英単語の意味で覚えて1マーク。

1経営計画の意義
2経営計画の種類
3経営計画の策定プロセス
4経営計画の修正
→企業における経営計画の回し方。どの会社でもやってることだが、枠組みとして押さえる。

B論点~理解論点

1企業活動とは
2オープンシステムとしての企業
→企業活動=ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)。だから1年毎に区切って成績発表、と「会計・財務」の知識を復習。オープンシステムなのでステークホルダー(利害関係者)が登場するのは、後で学ぶ。

3経営戦略の概念
→企業はオープンシステム→外部環境変化に影響される→戦略が必要(成長・競争・機能=Sランク論点)へと理解がつながる。

1経営理念
2経営ビジョン
3経営行動基準
4CI
→経営理念~CIまで、既存知識をさらっとおさらい。

1分析型アプローチ
2分析型アプローチの限界
3プロセス型アプローチ
→経営戦略を学ぶにあたり、その歴史を学ぶのが第4章。企画部門⇔現場部門の乖離を指摘する話。日本においてはよほどの官僚制組織でない限り、現場部門に権限移譲されるので、さほど心配不要。

1企業の社会的責任とは
2企業の社会的責任の領域
→第7章。企業はオープンシステムであり、ステークホルダーを持つから、ついでに社会的責任も意識しなさいと説く。重要な考え方だが、試験対策上は深入り不要。

1ディスクロージャー
2インベスターリレーションズ
→同じくオープンシステムだから、情報開示。試験上は深入り不要。

1コーポレートガバナンスとは
1経営陣の任免と牽制の機能
2利害調整機能
3日本と米国のコーポレートガバナンスの比較
1日本企業のコーポレートガバナンスの問題点
2ガバナンス機能強化の方向性
5コーポレートガバナンスの変遷
→コーポレートガバナンス論。旧来、日本における会社は経営陣と従業員のもの、米国における会社は株主のものと意識されてきた。経済のグローバル化に伴い、会社=株主のものとする見方が強まり、今に至る。経営数値や利益の配分では「財務」、株式会社の組織設計では「法務」とつながる論点だが、その考え方の柱はここ。診断士試験上は深入り不要。

C論点~おまけ論点

1リソースベースドビュー
2ケイパビリティ
→用語程度。経営理論とは常に新しい考え方を模索するものであり、見慣れない用語が出ても慌てない。逆に好きな人はどんどんやる。

3フィランソロピー活動とメセナ活動
4ISO26000
5社会責任投資
6トリプルボトムライン
→過去に出題があったため、おまけで収録した論点。日頃から新聞読む習慣がある方なら心配不要。

今日のまとめ

 

分厚いテキストに、膨大な「経営」知識。

「経営」は知ってる知識が多いとはいえ。テキストの範囲は広く、比較的深い知識も問われます。

そこで、「戦略論」「組織論」「マーケ」の3つに分け、さらに内容を3分割して3×3=9マスの枠をイメージ。

そうか、「戦略論」「組織論」「マーケ」のそれぞれ最上段、
「#1全体像」「#4構造論」「#7マーケティングマネジメント」が最重要。

例えばそんな意味付けをすると。一見無味乾燥な暗記学習が、俄然楽しくなったりするものです。

 

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