虚心坦懐、事例に学ぶ。
事例Ⅰ: 市場縮小の危機を、組織改組・組織学習で乗り切る。 |
事例Ⅱ: 市場縮小の危機を、新チャネルや販促、つまりSTPで乗り切る。 |
事例Ⅲ: 新規事業を契機に、収益改善+品質改善の一石二鳥。 |
そして過年度生の十八番「キーワード詰め込み」でなくって。疲れた採点者の目に優しい「問題本文の表現をなるべく抜き書く」可愛らしい答案を3つ並べ、これでようやく「やるだけのことはやった」=合否半々たまたま50%。ちぇっ、やはり容易じゃないや、この試験。
やるだけのことはやった=たまたま50%
自分はやるだけのことはやった。その手応えは合否半々50%。
過去の体験記を見ると、「自分の手応えは、合否半々50%」として実際に合格する方が多数。
参考:手応え別合格体験記
ここで問題になるのは、「8割合格できること」でなく、「やるだけのことはやった」のに、2割が不合格にされること。では一体どうするか?を探るには、原因の特定が糸口。
やるだけのことをやっても、20%不合格
この先の合否を決める3要素
自分は合格に値する努力・実力。でもその2割が不合格になるのは、努力・実力では超えられない「管理不能要因」の存在。昨日挙げたこの3点を、今日は詳しく見て行く。
- 周囲の出来栄え
- 事例の傾斜配点など出題側の恣意的な調整
- 採点者の虫の居所
50~55点を平均、上位3割強を60点超えさせるには、「1次」同様、易問AB:標準C:難問DEを4:4:2で出題するのが黄金比。そして「80分で処理できる量ではない」文章が出題されるから、 ・ABを確実に取り するのは「1次」対策の応用で。だが受験技術の向上で、Cを当てるだけでなく、DEも多少の点を稼がないと勝負が苦しい。ここは自分の出来不出来より周囲の出来具合で左右され、管理不能。 上位2割1,000人だけ合格、つまり合格実力者年2,500人をあえて不合格にし、見かけ上の難易度を保つのが当試験のブランド戦略。従い、「Ⅳ」が易化した今年は、 当年度の答案水準を勘案し、「Ⅰ」「Ⅱ」の配点を×110%、「Ⅳ」の配点を×80%とします。 ・・位の後出しジャンケンは平気でやらかすのが昨今の診断協会。ここも管理不能。 アナログな答案をアナログに採点する以上、採点者の虫の居所による点差は必ず生じる。 その回避策は、同一答案を数人で採点し平均を取ること。だが数量5,000枚、6週間の短納期でそこまでのQ品質を期待するのは酷。しかもどうせ得点調整するのだし。従い誰もが「周囲と同じ安全答案」を目指すが、最終的には管理不能。
・Cの「最後の2択」を当て
・DEは捨て問で鉛筆転がし
そんなこと、今更言われるまでなく事前に対応済。試験当日に起きることを事前に想定したか。想定外のことにどう現場対応したか。合否自体はここで決まるが、最後のポイントがあと一つ。
再現答案を作ることまで想定し、本試験に臨んだか。
当試験を確率80%で勝ち抜けする際、重要なのは再現答案でなく、答案の再現性。100~150字のマス目に当日対応でなく、「自分なりの勝ちパターン」を持っているから時間内に処理し、2時間あれば再現答案。
今日のまとめ
おっと、外人顔を見かけたら、1次「経営」対策記事が書きたくなった。「2次」本試験の振り返りはせいぜい長くて1週間。
- 再現答案作成オススメ (←さすが最後まで諦めが悪い)
- 口述試験対策情報 (←200%受験校受け売り)
- 事例で学んだノウハウが実務補習で役立ちました。びっくり! (←この方がよほどびっくり)
今から先は何のイノベーションも起きないのであしからず。
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