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【情報】春はあけぼの、暗記の季節(ネットワーク・セキュリティ・システム構成技術)

長い冬が終わると、
春はあけぼの。

画像:学研プラス広報ブログ

春は夜がほのぼのと明けようとする頃(が良い)。(日が昇るにつれて)だんだんと白んでいく、山際の辺りがいくらか明るくなって、紫がかっている雲が横に長く引いている様子(が良い)。

出典:manaPedia

ここ一週間、試験ブログが過去にないほど具体的。そう、クッソ長い「1年間ありがとう!」に、五十歩百歩の「自己紹介!」。「以下同文」の一言で済む長い冬のトンネルを越え、春のあけぼのがやってきた。

この試験は、合格レベルが年々上がるからだね?

そして、「1次」は7科目の暗記試験。気分が開放的になる春だから、気に入った記事を見つけて積極トライ。暗記はいろんなやり方を試すほど、自分のベストが早く見つかります。

では今日もスピテキ斜め読みを超速で。。

【情報】春はあけぼの、暗記の季節(ネットワーク・セキュリティ・システム構成技術)

第1章 4⃣ネットワーク
5⃣インターネット
6⃣セキュリティ

Sランク

§5インターネットの概要
3⃣TCP/IP
①プロトコル処理の流れ
②データ単位
③各層の役割
1ネットワークインタフェース層
2インターネット層
3トランスポート層
4アプリケーション層
④ネットワークインタフェース層のプロトコル
1イーサネット
⑤インターネット層の プロトコル
1IP
2ICMP
3ARP
⑥トランスポート層のプロトコル
1TCP
2UDP
⑦アプリケーション層のプロトコル
1HTTP
2FTP
3Telnet
4SSH
5SNMP
6NNTP
7LPR
8IPP

世の中がなぜインターネットでつながるかといえば、世界共通の通信手段TCP/IPでつながっているから。昔はOSI基本参照モデルの7段階を「あぷせとねでぶ~頭文字で丸暗記!」と教わったが、今ならTCP/IPプロトコルの4層で、真ん中のトランスポート=TCP、インターネット=IPと意味記憶すれば良さそう。

Aランク

§4ネットワーク
1⃣LAN
①LANの概要
②LANのメリット
1データの共有
2機器の共有
3インターネットの共有

§4ネットワーク⇔§5インターネットの違いは何かと言えば、ローカルネットワークを世界規模でつないだのがインターネット。そしてインターネットには良からぬ輩がいるから、§6セキュリティの出番。だから最初で最重要の欠かせぬ知識がLAN。アルファベット3字略語を覚えれば良いから、最初にしっかり意味暗記。

6⃣LANの接続機器
①LANカード
②ハブ
③リピータ
④ブリッジ
⑤ルータ
⑥ゲートウェイ

LANの概念が大事なら、次に大事(だった)のが構成する機器の名称。昔は「りぶるげと覚えて!」(リピータ、ブリッジ、ルータ、ゲートウェイ)で済んだが、最近の新傾向ではとんと出題されない。でも易化予想の今年はこの辺りの基本用語を確実暗記。

§5インターネットの概要
2⃣IPアドレス
①URL
②グローバル、プライベートIPアドレス
③NATおよびIPマスカレード
1NAT
2IPマスカレード
④ICANN
⑤DNS
⑥DHCP
⑦IPアドレスの傾向
⑧IPアドレス

Sランク知識TCP/IPの一つ手前の知識がIPアドレス。ここも1マーク出て良いので、テキスト+講義+問題集でできれば意味暗記。

4⃣電子メール
①電子メールの仕組み
1メールサーバ
2SMTP
3POP3
4IMAP
5S/MIME

電子メールになるとぐっと身近な話に。極端には用語丸暗記で良いので、リラックスして聞く。

§6セキュリティ対策
6⃣リスク分析
①リスク評価額の算定方法
②リスク処理

セキュリティになると、無理に理解や意味暗記は必要なく、個々の用語を覚えればOK。ただしスピテキP.175のリスク処理は、診断士試験では手薄な「リスク概念」を学ぶ。少し意地悪だが、この点を講師に深く質問すると、その答え方に応じ、実務経験者か単なる俄か講師かを見分け可能。

Bランク

§4ネットワーク
2⃣LANのトポロジ
1スター型
2リング型
3バス型

Bランクになると、出題頻度が下がり、理解するものも少なく、いよいよ用語の暗記ゲー。単語カードレベルの暗記対応でOK。

3⃣LANの接続媒体
1より対線
2同軸ケーブル
3光ファイバ

ここも用語レベル。

4⃣LANのアクセス制御方式
①CSMA/CD方式
②トークンパッシング方式

H26第11問で出題実績あり。やはり最新傾向の超難問に挑むより、この点の基本知識ABランクを確実に暗記しておきたい。

5⃣イーサネット

過去よく出題されたがここ5年は出題なし。ムキになる必要はないが、再出題もなくはないので、不安にならない程度に暗記。

7⃣無線LAN
①無線LANの通信規格
②無線LANの接続形態

ここも出題頻度は低い。今の世の中、自宅に無線LAN位はあると思われ、機器のラベルを眺め直して再確認。余裕あれば、イーサネットと合わせ、自作表などでの暗記も尚可。

§5インターネットの概要
1⃣インターネット接続サービス
①通信方式
1 回線交換方式
2パケット交換方式
②通信サービス
1FTTH
2 3G
3 4G
4 Wi-Fi
5 WiMAX
6 VPN
7 MVNO

普通の社会人生活をしていれば、新聞か雑誌で一度は聞いたことある知識。抵抗感なく理解暗記。

4⃣電子メール
②電子メールの種類
1Webメール
2メーリングリスト
3メールマガジン
4SPAMメール
5チェーンメール

前と同様。一般教養。

5⃣インターネットで利用される環境
①CGI
②クッキー
③Ajax

CGIやクッキーはWebページの利用に関わる基礎技術。Ajax=Googleマップと知り、マメ知識を一つ増。

§6セキュリティ対策
1⃣暗号化
①共通鍵暗号方式
1DES
2FEAL
3AES
②公開鍵暗号方式

セキュリティ対策は、IT技術の中でも日進月歩の世界。新しいものを追いかけてもキリがないし、古くなった知識は出題されない。得点効率が低くなったので、ここは気負わず暗記ゲー。

2⃣認証
①ユーザ認証
1ワンタイムパスワード
2コールバック
3RADIUS
4シングルサインオン
5バイオメトリクス
②サーバ認証
1SSL
2EV
③メッセージ認証
1電子署名

なんとなく聞いたことがあり、なんとなく覚えておけば解ける領域。通学・通信クラスなら、講師がどう上手に説明してくれるかに注目する程度。

3⃣アクセスコントロール
①ファイアウォール
1パケットフィルタリング機能
2プロキシサーバの機能
②DMZ
③IDS
1ネットワーク型のIDS
2ホスト型のIDS

上同様。なおIT業の方は、この講師なら自分の方が上手に説明できると思えたら、それはそれでOK。

4⃣無線LANのセキュリティ対策
①SSID
②MACアドレスフィルタリング
③WEP
④WPA
⑤IEEE82.1x

スピテキならP.118 §4ネットワーク ⑦無線LANとセットで、その補助知識として丸暗記。

5⃣セキュリティ対策の基本的知識
①アクセスコントロール
②運用面におけるセキュリティ対策
1情報セキュリティポリシーの策定および実行
2アクセス権の確率
3セキュリティ教育
4システム監査の実施
5定期的なセキュリティのメンテナンス
③運用面におけるセキュリティの関連用語
1ソーシャルエンジニアリング
2IT資産管理
3EIM

勤め人なら、社内で普通にいわれていることの復習程度。

7⃣ネットワーク犯罪の代表的な手口
①盗聴
②なりすまし
③フィッシング
④改ざん
⑤DoS攻撃
⑥コンピュータウィルス
1ブートウィルス
2プログラムウィルス
3マクロウィルス
4スクリプトウィルス
5トロイの木馬
6スマートフォン向けウィルス
⑦ワーム
⑧踏み台
⑨ポートスキャン攻撃
⑩スパイウェア
⑪ブラウザクラッシャ
⑫クロスサイトスクリプティング
⑬クリックジャッキング
⑭標的型攻撃メール

→全てまとめてマメ知識。問題集を解き、間違えた所だけ覚え直す。

7⃣システム構成技術

Aランク

§7システム構成技術
4⃣システムの評価
①性能評価
1スループット
2レスポンスタイム
3ターンアラウンドタイム
4ベンチマーク
5その他の性能指標
②信頼性評価
1RASIS
2複数システムの稼働率計算

用語を知る⇔知らないだけで点差がつく「情報」の中で、理解で多少点差がつく計算問題は、出題心理上は1マーク出したい。簿記同様に過去問を解いて覚えることがベター。

6⃣故障や障害に対する考え方

①フォールトトレランス
1フェイルセーフ
2フェイルソフト
②フールプルーフ

ITに限らず、航空機の安全などにも応用できる良知識。ここでしっかり意味暗記。

7⃣障害対策
①UPS
②ミラーリング
③デュプレキシング
④RAID
⑤システムの二重化
1システム構成
2予備機のスタンバイ方式
⑥ミラーサイト

備えあれば憂いなし。リスクを想定し、予め対応策を取るのは、試験にも応用できる重要概念。

§8プログラム言語
4⃣Java
5⃣スクリプト言語
6⃣マークアップ言語

プログラム言語のうち、この3領域は出題されやすい。IT現場で良く使う知識なので、講師の説明をしっかり聞く。

Bランク

§7システム構成技術
1⃣情報システムの処理形態と構成技術
①処理形態
1バッチ処理とリアルタイム処理
2集中処理と分散処理
②構成技術
1 2層アーキテクチャ
2 3層アーキテクチャ

ごく基本の考え方。最新傾向だと出題頻度減だが、内容程度は理解しておく。

2⃣Webサービス
1SOAP
2UDDI
3WSDL
3⃣SOA

第1章というより、第2章ソフトウェア開発の知識として、後から見直せばOK。

§8プログラム言語
1⃣プログラム
2⃣低水準言語
3⃣高水準言語
7⃣言語プロセッサ
8⃣プログラムの実行

プログラム言語のうち、出題頻度が下がる。問題集を解いて間違えた所を覚える。

Cランク

5⃣性能を高める技術
①スケールアウト
②スケールアップ

→最新出題傾向に対応した、追加収録知識

今日のまとめ

試験の合格レベルが年々上がる。かつ気鋭の最新診断士による試験ブログが毎日読める。するとどうなる?

当サイトを含め、古臭い成功体験にしがみついてちゃ、一瞬で周回遅れ。つまりこれからの当試験は、古びた合格ノウハウでなく、それをポイっと捨てるアンラーニングにシフトします。

ではなぜイマ暗記の強化がマスト? 最新のイラスト、暗記の幹を使って確認です。

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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